4月29日は、昭和時代の「天皇誕生日」として黄金週間の始まる日として親しまれて来たが、昭和天皇崩御の後に祝日として残すための姑息な手段として植物を愛しておられたとして「みどりの日」にしたものであり、激動の時代に国民とともに歩まれた昭和天皇のご遺徳を忍と誠に失礼なものである。
北の朝日と言われる北海道新聞は28日に「昭和の日*『みどり』のままがいい」との社説を掲げ「なぜ改称しなければならないのか。昨年の場合でも明確な理由は示されず、十分な論議もなかった。」「敗戦に至ったことに大きな痛恨を持っていたはずの天皇を、あの悲しい時代に重ねるかのように一種『神格化』する動きには強い懸念がある。」「天皇への敬愛は国民それぞれの内面のことである。国の強制の手段になりかねない昭和の日には賛成できない。みどりの日で、なぜいけないのか。」と反対しているが理由になっていません。
では、なぜ「昭和の日」ではいけないのか。道新は「天皇を敬愛することは国民それぞれの内面のこと」と言うが、確かに国民の象徴である天皇陛下をはじめとする皇室を敬愛せず廃止を訴える人はいるだろうが、祝日の名前が「みどりの日」から「昭和の日」になると、国民は天皇への敬愛を強制される国の手段になりかねないから反対だと言うのであろうか。
道新は、さらに東京都教委が卒業式などで国旗掲揚や君が代斉唱の際に従わなかった教員を大量処分したこと。支那の反発や福岡地裁による違憲判決の後も小泉総理が靖国神社参拝の続行を明言していること。自衛隊のイラクへの派遣。海上幕僚長が集団的自衛権の行使を認めるように発言したことなどをとらえて「こうした流れの中に、昭和の日を置けば、全体として戦前日本への回帰という様相が読み取れる。ひとつひとつを真剣に考えねば、すべてはなし崩しになる。」と「みどりの日」が「昭和の日」になったら戦前に回帰すると言っている。
ここまでくると被害妄想と言えるだろが、反対する者とて「みどりの日」なら休むが「昭和の日」になったら休まないで仕事に行く訳ではないだろう。気にくわないけど休むのであろう。反対する者はそんなものである。昭和は日本の歴史にとって最大の惨禍となった戦争の時代であったからこそ尚更それを忘れないように4月29日は「昭和の日」でなければいけないのである。
(2004/04/29)
この記事は「今日のコラム」
「昭和の日は戦前への回帰という北海道新聞」
としてHPに掲載されていたものです。
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「2行で書く今日の主張 」としてHPに掲載されていたものです。
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この記事を読んだ時、「今の時代に合わず古めかしい」「歌詞の意味が難しい」などの理由と言うか屁理屈で、次世代に歌い継がせるべき「美しい日本の唱歌・童謡」を次第になくしていこうとの勢力の浸透が音楽教科書まで及んで偏向させているとは聞いていたが、僅か13曲ほどの復活ではあるが非常に嬉しく感じた。
最近は唱歌の本が多く売れ、コンサートも頻繁に開かれていることや、中高年の「自分たちが学び親しんだ唱歌・童謡を子供や孫が全然知らない。日本人の心のふるさと喪失だ」という不満は教育現場に向けられ、そのような時代の空気に教科書会社は敏感に反応したのではと産経は指摘している。
私はコラムは書くときは、何時も「日本の叙情曲」をBGMとして流しているが、毎日聴いても飽きないし、このような「美しい日本の唱歌・童謡」を子供達が知らないままでいることは非常に残念なことであり、音楽がすべてではないとしても、最近の子供たちのすさんだ心を唱歌・童謡を聴き、また歌うことによって取り戻すことが出来るのではないかと思っている。
最近の唱歌・童謡ブームに、昭和40年代から続いていたという教科書から消して行こうという傾向に歯止めがかかった教科書会社の方針転換について産経は「学習指導要領は、長い間親しまれてきた唱歌、わらべうたや民謡など日本のうたを取り上げるよう求めており、この観点を重視した。正しい日本語を音楽を通じて歌い継ぐのが学習と考えた」(教育芸術社)。「14年度教科書から設けた『日本の歌 心の歌』というコーナーが好評だった。今回は地域とのかかわり、異なる世代でコミュニケーションを図ることの大切さを考慮して唱歌をふやした」(東京書籍)。「時代や地域を超えて歌い継ぐ曲を見直して選んだ。唱歌・童謡は学校で教えないと、教わる機会のないものだ」(教育出版)との教科書会社のコメントを掲載している。
「美しい日本の唱歌・童謡」が見直されてきたから方針転換したとはおかしいではないか。教科書出版会社は「今の時代に合わず古めかしい」として、最近の日本語としても意味不明な歌詞の歌を載せて、美しい日本語で歌い継がれてきた唱歌・童謡を少しずつ消してを失わせようとしたことが、そもそも間違いではなかったのか。
唱歌・童謡は昔から歌い継がれてきた「日本の心」と言うべき次世代に絶対に残さねばならないものあり、それがなくなる時は日本人が心を失う時である。日本の唱歌・童謡を聴いていると本当に心が癒され、日本人として生まれて良かったとつくづく思う。さあ間もなく5月。この季節にふさわしい「春が来た」「春の小川」「春の唄」「背くらべ」「朧月夜」「みどりのそよ風」などを皆で歌い、日本人として生まれた喜びを感じたいと思う。
(2004/04/28)
この記事は「今日のコラム」
「唱歌・童謡は歌い継がれてきた「日本の心」」
としてHPに掲載されていたものです。
野党委員からは「自衛隊派遣に反対というだけで反日分子というのは不穏当だ」などとの指摘があり、民主党の野田佳彦国会対策委員長は、27日の記者会見で、この柏村氏の発言に対し「どの時代のどういう思想集団にいる人なのか。驚きを禁じ得ない」と批判しているとのことである。
柏村議員は「国民の声を代弁して言ったまでだ」と述べて、発言を撤回する意思がないとのことであるが、人質になった5人が、政府の退避勧告を無視してイラクに入国を図ったことがそもそも反政府活動であり、自衛隊のイラク派遣は日本国政府の決定事項で合法的な派遣であるのにもかかわらず、それを変更せよと迫った訳であり同じ日本国民とはいえ、政府の意思に真っ向から反した反日的分子と表現して当然ではないだろうか。
では、あの人質5人組の行った退避勧告を無視してイラクに入国した行為は、勇気ある模範的な日本国民として、教科書にでも載せて後々まで語り継がせるような愛国的なものなのであろうか。ならば、反日的分子が不穏当な表現であるなら、反日日本人、国賊でも良いではないか。今回の人質事件で、日本はテロリストに屈するのか。あるいは人質の命は地球より重いとして、「テロリストの要求をのんで自衛隊をイラクから撤退させるのか」と日本ばかりか世界が震撼し、そのための経済的な損失や、事件解決のために政府関係者の努力は大変なものであったと思う。
ところが、あの人質5人組は政府や国民に何ら謝罪をすることなく、自らの正当性を主張し、仲間は仲間で「本人達の自己責任ではない。そもそも自衛隊をイラクに派遣した責任であり、それが原因で人質事件を起きたのだ。政府は本人達に責任転嫁をしている」との趣旨で政府を批判しているが、冗談を言ってはいけない。批判をしているのは政府だけではなく、多くの国民も批判しているのではないか。それは人質になった5人とその家族を同情する声がわき上がらないからであり、政府を批判し、同情の声を上げている人達は、あの人質5人の仲間達だけではないか。
今日(27日)に日本外国特派員協会で行われた記者会見で、人質になった渡辺修孝とやらが「自己責任を問うているのは一部のメディアと人達だけだ」「反日で何が悪いのか」と述べて反省の態度は示さなかったそうである。日本人でありながら日本国に抵抗し、反する行動をすることは正義だと言う訳であろうか。今回の柏村議員の「人質は反日的分子」発言を全面的に支持する。日本人でありながら、日本の国に害を与える行動をとり、人質事件を利用して政府に国策の変更を迫る言動を公然と繰り返す連中が反日的分子でないとは言えないであろう。
(2004/04/27)
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「柏村議員「人質は反日的分子」発言を支持」
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金総書記は暗殺を恐れるあまり、外国に出る場合は飛行機は使わず、今までロシア、支那の訪問の際には列車を使用しており、今回の事故が暗殺を狙った計画的なものであれば、金総書記は列車も危険と考えて、今後の外国訪問はどうするのであろうか。そのようなことはどうでも良いことだが、甚大な被害状況を聞いた金総書記はおそらく震え上がったことであろう。
北朝鮮では、国内で、このような事故があっても報道されることはないようだが、今回の場合は被害があまりにも甚大であるからなのか、発生2日後の24日になってに公式報道したとのことであり、これは極めて異例とのことで、今回の爆発事故の深刻さと衝撃を如実に示していると言えるだろう。
北朝鮮の朝鮮中央通信が、事故から2日後とは言え報道したことは、民主主義国の報道機関と異なり、政府の意向に添った政治的宣伝しかしない北朝鮮の報道機関であるから、「現在までの調査によると、被害状況は極めて大きく、調査が続いている」「政府は、住民たちの生活を安定させるため最善を尽くしている。我々は各国政府、国際機関、団体などが人道的支援の用意を示していることを評価する」としていることは、諸外国が支援を検討していることを知り、「よし、この際に爆発事故に名を借りて支援を最大限に受け入れて軍事用備蓄にしてしまえ」と考えても不思議ではない。いままで、北朝鮮に支援した物資が本当に支援を必要としている人に渡ったかどうか分からないのに、同じ過ちを犯してはならない。
政府は北朝鮮に国連機関を通じて10万ドル相当の医療物資を緊急援助する方針と報道されているが、この方針に国民の多くは違和感を感じているのではなかろうか。確かに緊急を要する人道援助かも知れないが、日本は北朝鮮とは拉致問題と言う絶対に解決しなければならない問題を抱えており、理由もなく、ある日突然に、この日本から拉致誘拐され、凍土の北朝鮮で長い人で25年も救出を待っている多くの同胞のことこそ人道問題ではないだろうか。
あの阪神大震災の時に北朝鮮は「ざまあみろ」と言い、今まで拉致問題が解決に繋がるのではないかとして、日本から贈られた米などの援助に対して感謝の言葉もなく、当然のように受け取り、今回の事故でも「我々は各国政府、国際機関、団体などが人道的支援の用意を示していることを評価する」とは何という言いぐさであろうか。
他国から援助を受けても「感謝する」と言わず「評価する」と言うのは支那も同じだが、そんな北朝鮮に何かしてあげようと考えることはとんでもない間違いであり、政府内に、今回の援助が拉致問題の解決に繋がるのではないかと思っているとしたら、思い違いもはなはだしい。
まったく日本の周辺国は恩を仇で返して平然としている国ばかりである。北朝鮮に支那や韓国がどんな援助をしようが、日本も遅れてはならないと考えてはいけない。政府の示した国連機関に寄付という形にして、それ以上の援助をすることなどしてはいけないと思う。北朝鮮には援助を待っているのに日本は冷たいと言われるかも知れないが、冗談ではない。拉致誘拐した同胞を無事に日本に帰してから言って欲しいものである。
(2004/04/26)
この記事は「今日のコラム」
「支那を見習った北朝鮮の援助評価発言」
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