石破氏、事実上の総裁選出馬表明
2018/07/26
自民党の石破茂元幹事長は26日、東京都内で開かれた共同通信加盟社論説研究会で講演し、9月の党総裁選に出馬する意向を事実上表明した。「選挙は行われるべきだ。自分の損得や保身は捨てなければいけない」と述べた。3選を目指す安倍晋三首相(党総裁)との論戦へ意欲を強調。安倍政権下の党運営や国会対応を念頭に「おごり高ぶり、同じ党の同志をさげすむ自民党であってはならない」とけん制した。
総裁選は首相と石破氏の一騎打ちの見通しが強まっている。国会議員票で優位に立つ首相に対し、石破氏が強い対抗心を示した格好だ。
(徳島新聞)
(引用終了)
今の若者は新聞を読まず、テレビも見なくなっているそうだが、偏向メディアと言われているのだから、正しい情報を伝えているか疑問だとして、自分で様々な情報を検索して得ることが出来るネットに移行しているのは当然であろう。また若者だけでなく、40代もネットの利用がテレビよりも多くなっていると総務省の情報通信メディアに関する調査で明らかになっており、その傾向はますます強まるのではなかろうか。
新聞やテレビのみから情報を得ている高齢者は、当然ながら洗脳されている訳で、偏向メディアにとって都合の良い世論を作るための放送報道を行なっているなどとの意識はないだろうから、すっかり信用し、反日サヨクの「あべ政治は許さない」との声が何度も取り上げられれば、安倍総理を退陣させる必要があると思うようになり、それが選挙の際の投票行動になる恐れがあるだろう。
何度も述べているように、同じ政治家でも偏向メディアから持ち上げられるか、反対に批判ばかりされている政治家がいることに気がついている方も既におられるのではなかろうか。今は安倍総理が集中的に批判されている訳だが、偏向メディアから批判されることが何かと多い安倍総理ならば、国民として安心であり信頼しても良いと思っている。
その安倍総理は、自民党総裁として今年9月に行なわれる党総裁選で再選されなければ、総理も総裁も続けられない訳だが、徳島新聞によれば、自民党の石破茂元幹事長は26日、東京都内で開かれた共同通信加盟社論説研究会で講演し、9月の党総裁選に出馬する意向を事実上表明し「おごり高ぶり、同じ党の同志をさげすむ自民党であってはならない」とけん制したそうである。
そうなると9月の総裁選は安倍総理と石破氏の一騎打ちとなるであろうが、他に野田聖子総務相が出馬の意向を示しているものの推薦人が集まる訳はないので、叶うことがないただの願望に過ぎない。今から予想しておくが偏向メディアによる石破氏上げの報道放送が行なわれるだろうし、今まで後ろから味方を撃ってばかりしていたので、人望がないことで知られている石破氏だが、どの辺が総理総裁に相応しいのか、何もないではないか。
石破氏は鏡で自分の顔を見てから総裁選出馬表明して欲しいもので、ものの考え方や、生き方、人望のなさが顔に出ているし、人相とは良く言ったものである。かって自民党が下野して野党になった時に、一時離党した過去がある出戻り組の一人であるし、また野党だと総裁になっても総理にはなれないとして、総裁選にも出なかったのであり、自民党が一番苦しい時に総裁を引き受けていれば、石破氏の評価は違ったものとなっていたであろう。
ともかく偏向メディアから人気があるようでは、石破氏が国益を守る政治を行なうとは思えず、例えば外国人参政権、移民の受け入れ、人権擁護法案などに積極的な考えを持っているとなれば恐ろしい話であり、また歴史問題に関して支那や韓国に対して謝罪を続けるべきだとしているからである。
自民党内での石破氏支持は少数で、安倍総理の再選が確実だろうが、総裁としての資質もないのに、総理として日本の舵取りをする資質がある訳がない。外国首脳の中に石破氏が日本の総理としているところの映像を想像するだけでも日本のイメージダウンとなり、だから冗談でも総理になりたいなど言って欲しくないもので、安倍総理あっての自民党であり、石破氏では自民党が弱体するのは確実であろう。
(2018/07/31)
写真:講演する自民党の石破元幹事長=26日午後、東京・東新橋