先日、李登輝氏の慶応大学での講演が中国からの抗議で中止させられたばかりなのに、今度は立川市が日本に住む反日勢力の標的にされたのである。その抗議書には、「金氏自身がは台湾独立の象徴そのものである」「講師として呼ぶことは中国人に対する侮辱」などと書かれており講演会の中止を求める内容であったという。
抗議書に名を連ねた18名のうち日本人が何人いたのであろうか。日本が思想信条の自由な国であることを知りながら、自らの思想に合致しない人を排除する反日日本人勢力の横暴を絶対に許してならない。わずか18人の抗議で、金氏の講演を楽しみにしていた多くの市民を失望させた立川市の判断は決して誉められるべきものではない。
(2002/11/30)
この記事は「今日のコラム」
「中止させられた評論家・金美齢さんの講演」
としてHPに掲載されていたものです。