私の主張・ひとりの日本人として

新聞やテレビの報道で特に偏向マスコミや反日日本人などに憤慨することが多くなり、暇な時に思いつくまま書き綴ったブログです。

「日本海」の呼称名変更を求める韓国政府

2002年08月30日 21時19分19秒 | 韓国関連
~韓国の理不尽な要求は断固拒否せよ~  

 日韓共同開催によるW杯で高まった友好ム-ドを韓国政府は自分勝手な言い分で壊そうとしている。それは、国際的にも定着している日本海の名称を「東海」に変更せよとの主張であり、このままでは、世界地図から日本海の名称が消えるかも知れない。

 北極海のように世界のどの国からみても北の方向にある海では、その名称には異論はないであろう。しかし、韓国が、黄海を「西海」、東シナ海を「南海」と呼ぶのは自由だが、「自国から見て東にあるから東海に変更しろ」では、沿岸国である日本、ロシアにとっては東にある海ではないからして、沿岸国に一つにすぎない韓国の主張を受け入れることは絶対に出来ない。また韓国は、東シナ海を「南海」に変更せよと中国や国際水路機関(IHO、本部・モナコ)に対して、要求をしているとは聞いていないが、わが国だけに理不尽な要求をして来ているのである。

 日本海の呼称は、17世紀初頭、イタリア人宣教師が作った世界地図に登場し、18世紀以降は「日本海」の名称が定着している。明治38年2月(1905年)に島根県告示によって日本領に編入されていた竹島を、昭和27年に韓国の李承晩大統領(当時)が、いわゆる李ラインを引いて勝手に韓国側に編入し、今では沿岸警備隊などを常駐させ、実行支配をしている。おそらく、韓国は、この竹島が日本海に浮かぶ島であることを払拭させるために、東海という世界のどこにでもあるような名前にしてしまえば、分からないであろうと思い呼称名の変更を求めているのであろう。まったくもって韓国の要求には腹が立つことばかりである。

 韓国は試合に勝つためにW杯で審判を買収したように、あらゆる手を使って、国際水路機関(IHO)に日本海を「東海」と改称するように働きかけをするであろう。外務省もIHOに抗議はしているようであるが、国際水路機関(IHO)に加盟している72ヶ国の過半数が賛成すれば、「日本海」の名称が消える事態になるおそれがある。

 18世紀から定着している「日本海」の名称を私たち日本人は守らなければらないのに、朝日新聞は、国に名前がついていたのでは堪え難いであろうから「青海」とするもの一案だとの記事を掲載していたが、なぜ朝日は韓国に迎合するような記事を掲載し、韓国に褒められたいのであろうか。

 韓国の要求が通れば、すでにわが国には東海という地名があるので、混乱を招くことになることは間違いないし、日露戦争の際に東郷元帥がロシアのバルチック艦隊を撃滅した「日本海大海戦」が「東海大海戦」となってしまう訳で、これでは名古屋の沖合で大海戦が行われたのかと思う人も出てくるであろう。

 日本政府は、この問題で毅然とした姿勢で対応しなければ、韓国にやられっぱなしになりかねないし、次は中国から「日本の一地方にすぎない中国地方に、中国という名前を付けているなどけしからん」と呼称名の変更要求が来るかも知れない。
(2002/08/30)      

この記事は「私の主張」第137号
「『日本海』の呼称名変更を求める韓国政府」
~ 韓国の理不尽な要求は断固拒否せよ~
としてHPに掲載されていたものです。

 
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「2行で書く今日の主張」(2002年8月分)

2002年08月30日 18時30分37秒 | 「2行で書く今日の主張」過去ログ

◆小泉首相が9月中旬に北朝鮮を訪問し、金正日総書記と首脳会談を行うとの事。歴史的な訪問だが拉致問題を解決しなければ無意味。(2002.08.30)

◆靖国神社を参拝する人の中には下品な人が多いそうだ。田原総一郎氏よ。言葉が足らないで済ます気か。ジャーナリストとしては失格だ。(2002.08.29)

◆日本と北朝鮮との外務省局長級協議が行われているが、拉致問題の進展がない。この問題の解決なしに、国交正常化はありえない。(2002.08.27)

◆韓国ソウル大学の教授が、日本の植民地支配について否定的な面だけを強調するのは誤りとの論文を発表。韓国は有害論文とするな。(2002.08.26)

◆道路公団民営化推進委員会で高速道路の建設を巡る委員同士の激しい応酬。完成しても借金が増えるだけの路線の建設凍結は当然。(2002.08.23)

◆水野外務政務官が台湾訪問を川口外相が許可しないことに、「中国の顔色を伺うのはおかしい」と抗議し,辞意を表明。立派な人だ。(2002.08.21)

◆北朝鮮とは日本人拉致問題の解決なしには、食料援助もせず、国交正常化交渉もしない。この問題で妥協せず、微笑戦術に騙されるな。(2002.08.20)

◆韓国が、日本海のことを東海と呼称名を変更するように要求。海峡や湾などにも沿岸国の名前が多くついているが、それはどうなるのか。(2002.08.18)

◆国会議員を辞職した田中真紀子氏が日中国交回復30年記念式典のために訪中するらしい。小泉首相も行かないのに。まだ議員気分。(2002.08.15)

◆小泉首相の訪中をめぐり、中国側は靖国参拝を2度としなことを条件にしているらしい。主権を侵害されてまで、中国にいくことはない。(2002.08.12)

◆田中真紀子議員が辞職。秘書給与を巡る疑惑は晴れていない。これでマスコミが持ち上げる議員ほど大したことないことがわかった。(2002.08.11)

◆功績のあった自衛官に贈られる「第1回国民の自衛官」が10人選ばれた。国民のために命を掛けて職責を果たす人々に感謝します。(2002.08.09)

◆台湾と中国は別の国。中国はそうは思っていないだろが、世界の人々は、中国に気兼ねして大きな声では言わないが、その通りですよ。(2002.08.08)

◆政府内で中国へのODAの見直し論が高まっている。中国首脳はODAに感謝せず「評価する」という、そんな無礼な言い方はないだろう。(2002.08.06)

◆靖国神社に代わる国立の戦没者追悼施設の建設構想に暗雲が漂っている。当たり前だ。靖国神社があるのに、そんなものいらないです。(2002.08.05)

◆中国当局はダイエット食品の被害の責任はすべて日本側にあるという。死者まで出している状態を無視。中国は責任転嫁の常習犯です。(2002.08.03)

◆政府は有事関連法案のスタッフに制服自衛官をメンバーの加えるという。いままで自衛官なしで検討してきたのですか。世界の物笑い。(2002.08.02)

この記事は
「2行で書く今日の主張 」としてHPに掲載されていたものです。
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小泉首相の靖国神社参拝に反発する中国

2002年08月24日 21時31分06秒 | 支那関連
~参拝するなと言われるようなら訪中する必要はない~

 今年の秋に、日中国交正常化30周年に合わせて行われる予定の小泉首相の中国訪問が暗礁に乗り上げている。中国側から招待状が届かないのは、小泉首相の昨年の夏と、今年の春の靖国神社参拝に中国側が強く反発しているからであるそうで、中国側は、小泉首相が「靖国にはもう行かない」と言わない限り、訪問を認めないであろうと言われている。小泉首相にとって靖国神社の参拝は、絶対に譲れないことであろうし、また譲るようではわが国の主権が侵害されたことになり、この問題は簡単に妥協できることではないであろう。

 今年は日中国交正常化30周年の節目の年であることから、共同声明に調印した9月29日前後に日中政府はその日程調整を進めてきたようであるが、そのような訳で小泉首相の訪中日程は延期となるような異常な状態である。中国側が、明らかに内政問題である靖国神社参拝にこだわり、日中国交正常化30年を盛大に祝う行事に、その当事者の日本の代表たる小泉首相を招かず、すでに国会議員を辞職して、一市民となった田中真紀子氏を招くという話があるらしいが、本当だとすれば何という非礼であろうか。田中氏も、小泉首相が訪中できない事態に考慮して訪中すべきではない。

 日中間の国交正常化がなされて30年の祝賀式典に参加するには、小泉首相が「靖国神社には参拝しない」と言明しない限り中国側が認めないとは、中国は日本のことを属国と思っている証拠である。戦没者の御霊を慰め、またそれを顕彰することは、平和を享受する、私たちの義務であって、普通の国民であれ、国の代表者であれ、誰もが戦没者が奉られている施設を参拝することは、どこの国でも普通に行われている。

 わが国では靖国神社が、参拝者の数、歴史からしても慰霊の中心的な施設であることは紛れない事実であろう。中国側は靖国神社には侵略戦争の指導者であるA級戦犯は合祀されているからと言っているそうだが、A級戦犯とか、B、C戦犯とかは連合国側が勝手に決めたランクにすぎず、仮にA級戦犯の分祀ができたとしても、今度はB、C戦犯を分祀しろと言って来るであろうし、次は旧日本軍兵士を全部を分祀しろと言って来るのに決まっている。要するに、中国側は、「日本は過去の侵略戦争を反省して、戦没者の御霊を慰める施設は廃止せよ」と言っているのも同然である。

 このような、中国側の言いかがりを受け入れることは、わが国の伝統文化や歴史を否定するものであり、中国側は小泉首相が「靖国神社には参拝しない」と頭を下げて謝らない限り、訪中を認めないなら、それはそれで良いではないか。そのようなこと言われてまで、あえて訪中する必要など全くない。小泉首相は日本の総理大臣であり、わが国政府の代表者であり、日本の主権を侵害されてまで中国の言い掛かりを聞く必要は全くない。
(2002/08/24)  

この記事は「私の主張」第136号
「小泉首相の靖国神社参拝に反発する中国」
~ 参拝するなと言われるようなら訪中する必要はない~
としてHPに掲載されていたものです。

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「国民の自衛官」10人が初の栄誉に

2002年08月12日 21時45分17秒 | 防衛省・自衛隊・安全保障
~自衛官になぜ今までこのような賞がなかったのか~

 産経新聞が主催し、防衛庁が協力した、第1回国民の自衛官10名が選考され、9月17日に東京で表彰式が行われるとのことであり、晴れの受賞者の功績は、いずれもも地道な活動や、模範となる行動が評価されたからであろう。

 その選ばれた10人とは、まさに命掛けの不発弾の処理にあたる准陸尉。悪天候の中での離島からの急患輸送にあたる3等陸佐のパイロット。鳴き声から鯨の名前までを聞き分けることができる潜水艦に乗り込む海曹長のソナ-マン。世界レベルを越える模擬訓練システムを開発した2等陸佐。F15戦闘機を駆使する2等空佐のトップガン。心肺機能が停止した女性を救命処置した自衛隊病院の2等陸佐。重傷を負いながら凶悪犯人から被害者を救出した2等海曹。障害者のスポ -ツ普及に尽力した陸曹長。政府専用機の機上整備員として3年間で18人のホ-ムスティを受け入れた空曹長。光ファイバ-の研究している3等空佐などである。

 私たちは、知っているようで知らない自衛隊や自衛隊員のことが、以上のように紹介された受賞者の仕事や行動から少しは分かったのではないだろうか。

 今回表彰されることになった准陸尉と同じ不発弾の処理作業を行う隊員のことが以前テレビで放映されていたことがあるが、処理作業を行う日には新しい下着を着るそうであり、それは一瞬のミスで殉職してしまうおそれがある訳で、だから汚れたり破れている下着では恥になると思い、いつもそうしているとのこと。また、不発弾の処理作業をしていることを妻には話していないそうで、「話せば心配するでしょう。でも、これは仕事ですからね」と笑顔で答えていたのが印象に残っている。

 急患輸送では、警察や海上保安庁の航空機が飛ばない悪天候の日や夜間に限って要請があるとのことであり、だが自衛隊は「このような悪条件の時でも、自分達がやらなければ他には誰もやらない」との意気込みで危険な飛行を行っているそうである。悪天候の中、墜落の危険を感じながら、「危険なことは分かっている。これは訓練ではない。実戦なんだ」とお互いに声を掛け合い、自衛隊員になるにあたって「…事に臨んでは身の危険を顧みず、身をもって責務の完遂に務め…」の宣誓のとおり、まさに危険な任務を果たしているのである。

 今まで自衛隊は内部では隊員の様々な功労による表彰や、また災害派遣に感謝する全国各自治体からの感謝状などはあったであろうが、このように隊員個人に対し、産経新聞が主催とは言え、国民の中から自衛隊、自衛隊員に感謝するあらわれとして、このような表彰が行われることは大変喜ばしいことで、今までこのような表彰がなぜなかったのか不思議なくらいである。

 しかし、このような命懸けの任務を黙々と遂行する自衛隊員に、われわれ国民は感謝し、その名誉を守ってきたであろうか。私は自衛隊とは何の関係もないひとりの日本人だが、偏向マスコミや、進歩的文化人などが、自衛隊や自衛隊員をこけにし、士気を喪失させることが信念や喜びと言わざる得ない言動や行動をとってきた事実を忘れてはいけないし、それが今でも止むことなく続いていることを危惧している。

 その人たちに言いたい。自衛隊や自衛隊員をこけにすることが、そんなに楽しいのか。今回表彰される自衛隊員の功績が分かっていても、批判を続けるつもりなのか。自衛隊員は殉職する覚悟で仕事をこなしているのに、「好きで自衛隊員になったのだから、当たり前だ」と言うつもりか。なぜ、国民が困っている時や、また被害を受ける恐れがあるなら自ら命を投げ出すか覚悟がある同じ日本人である自衛隊員を貶め、侮辱し、いわれなき批判を繰り返すのか。私は、このような人や偏向マスコミなどをこれからも徹底的に批判をする。
(2002/08/12)                     

この記事は「私の主張」第135号
「『国民の自衛官』10人が初の栄誉に」
~自衛官になぜ今までこのような賞がなかったのか~
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中国へのODAは即時中止せよ

2002年08月06日 21時57分29秒 | 支那関連
~中国の軍事力増強に貢献した日本のODAは完全に失敗~  

 人から、お金を借りる時や、援助を受ける時は、その相手に「ありがとう、これで助かるよ」など「感謝」の言葉を伝えるのが人として正しい道であろう。それが、感謝の言葉とは言えない「評価する」と相手に言えば、その相手は怒り出すかも知れない。しかし平成10年11月に来日した中国の江沢民主席は、「あなた(日本)は私(中国)にお金を貸してくれたことは、とても良いことです。評価します」との、とても感謝している言葉とは思えないことを平然と言っているのである。

 また、江沢民主席は、宮中晩餐会の席上で「不幸なことに、近代史上、日本軍国主義は対外侵略拡張の誤った道を進み、中国人民とアジアの他の国々の人民に大きな災難をもたらし、日本人民も深くその害を受けました」など、50年前の事を謝れと謝れと執拗に言明し、多くの日本人をうんざりさせたことは記憶に新しい。訪日を終え帰国した江沢民主席は、過去の歴史問題で日本を批判し、謝罪のしるしとして経済援助を3900億円もとってきたと自慢したという。

 わが国の、対中国向けのODAはすでに3兆円に達しているそうであるが、これに対し中国は評価はしているようだが、感謝はしていないようで、様々な施設が日本の援助で出来たことを国民に知らせないばかりか、それではあまりにも酷いではないかとのことで、日本側が作成した「この施設は日本の援助で作りました」とのパネルさえも勝手に撤去している。これは暴挙でなくて何であろうか。

 中国は、日本がこれからも過去の歴史の反省に立って、未来永劫に経済援助を行なうのは当然であり、それに感謝する必要などないと考えているのである。日本はなんとお人好しの国なのであろうか。このような国に、経済援助を続ける必要はなく、即時中止すべきであると考える。中国首脳の「日本など、ちょろいものだ。少し過去の歴史のことを言えば、すぐお金を出すアルよ」との高笑いが聞こえるようである。

 その中国は、わが国から膨大な援助を受け、それも元に、軍事力の増強を図ってきた。フィリピンから米軍が撤退すると、南シナ海の南沙諸島を軍事占領し、わが国の固有の領土である尖閣諸島にも触手をのばしてきたり、日中中間線を越えて、中国の海洋調査船が沖縄近海まで入り込み、勝手に資源探査などを行っている。また最近では、台湾の陳水扁総裁が独立につながる住民投票を実施することに対して武力行使を示唆しており、まさに中国の行動は、アジアにおける紛争の原因を作る不安定要因になっている。

 日本のODAが中国の発展に寄与してきたことは紛れもない事実であろう。しかし、それが中国国民の生活の向上に役だったこともあるだろうが、それが主として中国人民軍の増強につながってしまったようでは、何のためのODAだったのか。私は日本の対中国向けの援助は与え過ぎたと思っている。

 日本のお金が、アジアにおける中国の覇権主義に力を貸し、他のアジア諸国の脅威となっている中国の軍事力増強に貢献した訳であり、完全に失敗したと言えるだろう。

 今頃、中国首脳は「日本のODAのために、わが人民軍はかなりの増強を図ることが出来た。それは評価する。これからも日本を脅迫して、援助を要求しよう」と話していることであろう。
(2002/08/06)   

この記事は「私の主張」第134号
「中国へのODAは即時中止せよ」
~中国の軍事力増強に貢献した日本のODAは完全に失敗~
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熱海・伊豆山の「興亜観音」を参拝して(2)

2002年08月03日 22時10分55秒 | 伝統・文化・歴史
~赤軍派によって爆破された殉国七士の碑~

 まもなく8月15日の終戦記念日が巡ってくる。この日が近づくと、左翼マスコミは、過去の戦争のよる大きな犠牲は、誤った軍国主義の結果だとして、戦前の日本はすべて悪であり、これを糾弾し、戦争責任を追求するキャンペーンに特に力を入れ始める。

 同じ日本人でありながら、英霊を冒涜し、過去の戦争当時のことを、今日の人権感覚であげつらい、「もっと日本軍が悪いことをしたことはないのか」と色々探し回る人の病的ともいえる振る舞いや、違法な行動を私は許すことは出来ない。

 熱海・伊豆山の「興亜観音」も、そのような人の標的になり、昭和46年には殉国七士の碑が赤軍派によって爆破されたことがあるとのことで、写真でもお分かりの通り、復元されているとはいえ、大きく3つに壊れた跡が見られる。

 この「興亜観音」には、あの戦争の後に行われた東京裁判でいわゆるA級戦犯として処刑された広田弘毅、松井石根、東條英機、板垣征四郎、土肥原賢二、木村兵太郎、武藤章の殉国七士の遺骨が埋葬されているほか、B、C級戦犯として殉難(じゅんなん)死された方1、061名の御霊を併せてお祀りされている。

 東京裁判は果たして正しい裁判であったのであろうか。私は東京裁判に関する書物を何冊か読んでいるが、勝者が敗者を一方的に裁いた法を無視した不正義の裁判であると思っておいる。たとえば、当時罪として存在しなかった「人道に関する罪」「平和に対する罪」を裁判の始まる前に急遽作るなど、罪刑法定主義に触れることが平気で行われたのである。であるから、この裁判は戦勝国は敗戦国を復讐のもとに法を無視して裁いたもので、まさに裁判の名に値しないのだ。

 この裁判に途中から判事として参加してインドのパール氏は、全員無罪の判決を下しているが、国際法の権威であったパール氏は「法を正しく適用したにすぎない」と述べており、いまではこの裁判は法を無視した復讐劇であったことが国際法学者の中では常識になっている。また忘れてはならないのは、いわゆるB、C級戦犯として、横浜や世界各地で行われた裁判のことである。これも裁判とは名ばかりで、多くが伝聞証拠や人違いなどであったのにも関わらず、あわただしい裁きを受け1、061名の方が処刑されている。

 戦争が終わり、日本に復員して、幸せな新婚生活を営んでいた旧日本軍人がある日突然身に覚えがない罪で呼び出され、一切の弁解を許されず絞首刑になることが平然と行われたのである。上坂冬子著「償いは済んでいる・忘れられた戦犯と遺族の50年」に、この名もないB、C級戦犯のことが書かれているが、涙なしには読めなかった。  

 極めて残念なことだが、いまだ日本人の中に東京裁判史観を持つ者が多く、であるからして、この裁判が実にでたらめな単なる復讐劇であることを知って欲しいと思う。それは、罪刑法定主義を無視している他、いわゆるA級戦犯と呼ばれた者は昭和天皇のご誕生日である4月29日に起訴され、今上天皇のご誕生日の12月23日に死刑が執行されていること。また遺骨を頂きたい旨を申し出た遺族の意向を連合軍最高司令官のマッカーサー元帥は拒否している事実などからである。

 熱海・伊豆山の「興亜観音」は、横浜市の久保山斎場で火葬にされた殉国七士の遺骨を、連合国側に見つからないように、密かに盗み出して秘匿した地であり、それが、この興亜観音の露仏像下の岩場であるという。連合国側が、憎しみのあまり、日本の風習まで無視して遺骨の引き渡しまでも無視するとは、まさに執念深い裁判であったといえるだろう。

 日本が再び戦争の惨禍を招かないようにするためには、英霊に感謝して慰霊の誠を捧げ、また歴史を正しく認識することである。私は、今後も機会あるごとに、この興亜観音を参拝して、英霊の御霊をお慰めしたいと思っている。
(2002/08/03)

写真:殉国七士の碑

この記事は「私の主張」第133号
「熱海・伊豆山の『興亜観音』を参拝して(2)」
~ 赤軍派によって爆破された殉国七士の碑~
としてHPに掲載されていたものです。

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