読書週間に 出版人の気鋭に期待
2014/10/26
読書週間があす27日から始まる。終戦間もない1947(昭和22)年、「読書の力によって平和な文化国家を作ろう」という願いを込めて出版社や書店、図書館、新聞社などが始めた運動だ。今年で68回になる。
(中略)
ここ1、2年、書店をのぞいて気づくことがある。中国、韓国を批判的に論じる本が絶え間なく出版され、目立つ場所に置かれていることだ。いわゆる「嫌中嫌韓」 本である。ベストセラーにもしばしば登場する。
週刊誌、月刊誌の見出しには反中、反韓感情をあおり立てる文字が躍る。ヘイトスピーチ(憎悪表現)が本の形をとって登場しているかの印象を受ける。
東京の出版社に勤める岩下結さん=佐久市出身=はそうした動きに心を痛め、仲間と「ヘイトスピーチと排外主義に加担しない出版関係者の会」を立ち上げた。集会や勉強会を開いている。
出版不況は嫌中嫌韓本が増える背景にもなっている、と岩下さんはみる。「いい本を作る意識は薄れ、出せば売れる本に安易に頼るようになった」というのだ。
岩下さんのグループは今、勉強会の内容をまとめた本「NOヘイト!出版の製造者責任を考える」の準備を進めている。今月末には店頭に並ぶ予定という。
出版の志をつないでいこうとする出版人の動きがある。心強い。大きな流れになってほしい。
<信州からうねりを>
出版の世界はどうすれば元気になるだろう。第一に挙げたいのは出版人の気概である。
出版は「報道の自由」の主要な担い手の一つだ。田中角栄元首相の金脈問題をはじめ、雑誌ジャーナリズムが世の中を変えた例はたくさんある。小渕優子前経産相の問題も週刊誌報道から始まった。出版人の頑張りに期待する。
業界の努力も、国民が本を読まないことには実りようがない。各種の調査では、子どもは小、中、高と年齢が上がるにつれ本を読まなくなる。最近は、学生の4割は全く本を読まないとの結果が全国大学生協連から発表され、関係者の間にショックを広げた。
本は人生を豊かにする。生きる力になる。「自分の1冊」を見つけられるよう、子どものそばにはいつも本を置いておこう。そのためには学校図書館の強化など、やるべきことがたくさんある。
(以下略・全文はリンク参照)
(信濃毎日新聞)
(引用終了)
年を取ると眼鏡を掛けていても新聞や本を読むのも億劫になってくるが、それでも字を読むことと書くことを怠るようになると、ボケの元になると言われているので、新聞は毎朝目を通すし、本を読む機会も以前に比べては減っているが、月に一冊も読まないということはない。本棚には購入したものの、一度も読んでない本も多く、おそらく読まないままあの世に行くだろうが、それでも本は捨てがたいもので、パソコンのように突然読み込みが出来なくなることもないし、40年前に購入したものでも、本棚から取り出してすぐ読むことが出来るからである。
パソコン時代となると本を購入する機会も減るのは仕方ないことで、ネットで溢れている情報を読むだけでもかなりの知識を得られるからであり、それでも、関心を持っていることや専門的な知識を得るには本しかないし、また後々までに残して置きたいものは、紙に印刷してあるものでないと困る訳で、だから、今の時代はネットと本の双方から知識を得るようにするのは当然のことで、そうなると、ネットで十分間に合う程度の情報しか載せていない本は売れなくなっていくだろう。
信濃毎日新聞と言えば朝日新聞も驚く偏向新聞として知られているが、全国には北は北海道から南は沖縄まで、偏向新聞が存在しており、まさに日本の不幸と言って良いし、まともな新聞は極めて少数だと言うのだから日本がおかしくなる訳で、今やマスゴミなどと言われて、まった信用されなくなっており、特に特亜国にとって都合が悪いことを隠すことを得意としているのだから話にならない。
支那の毎日と言われている信濃毎日新聞が26日づけの「読書週間に気鋭に期待」との記事に中で、本離れが止まらず出版不況にも関わらず、なぜか支那や韓国を批判的に論じる本が絶え間なく出版され、本屋でも目立つ場所に置かれていて、またベストセラーにもしばしば登場することを嘆いているようだが、日本には言論出版の自由があり、支那や韓国を持ち上げる本を出すのも、反対に批判する本を出すのも問題ない訳で、にも関わらず、このような記事を出したのは嫌韓本が売れているのが悔しいからであろう。
そして嫌韓本はヘイトスピーチ(憎悪表現)が本の形をとって登場しているかの印象を受けるとして、それに批判的な「ヘイトスピーチと排外主義に加担しない出版関係者の会」を立ち上げた東京の出版社に勤める岩下結さんの「いい本を作る意識は薄れ、出せば売れる本に安易に頼るようになった」と嘆く声を紹介しているが、意味不明であり、出版社は売れる本に頼るのは当然で、これでは出しても売れない本に頼れと言っているも同然ではないか。
この方が勤める東京の出版社とはおそらくサヨク系だから仲間の信濃毎日新聞は紹介したのであろうが、いい本だと思っている自社の本は売れず、嫌韓本を出している出版社が好調なのは許せないとでも言いたいのであろう。人は読みたい本だから買うのであり、読みたくもない本がいくら出版されたからとしても買う人はいないし、サヨクの言ういい本とは誰も読まず、買う人もいない本のことを言うらしいが、そのようなサヨク本で良いのがあれば買わないけれども参考までに教えて欲しいものである。
嫌韓本がなぜ売れているのか答えは簡単であり、偏向マスコミが韓国や在日にとって 都合の悪いことを報じてこなかったからで、それが今では韓国や在日の真実の歴史がネットの普及によって明らかになり、またその異常性が次々と出てきているとなれば、関連本が売れるのは当然で、だから偏向マスコミがいくら韓国を持ち上げたり、在日犯罪を隠蔽しても国民は騙されなってきていると言えるだろう。
ヘイトスピーチの定義さえ決まっておらず、韓国や在日に対するものだけを対象するとなれば言論弾圧であり、信濃毎日新聞のような偏向マスコミが韓国や在日は唾棄すべき存在であることを知りながら、それを隠すことで日本人を騙してきたツケが今になって出てきたのが嫌韓ブームになっているに過ぎず、韓国に対する関心が深まったものの「この国とは付き合い切れない」とする認識が日本人の中で芽生えており、もう後戻りすることはあり得ない。
(2014/10/29)