当初ジュリエットに予定されていたペトラ・コンティが降板し
オシポワの登板となりました。
スカラ座キャストで見たかったけど
降板は仕方が無いし、
代役を引き受けてくれたオシポワには感謝です。
スカラ座は、ぶっちゃけ、踊りのレベルはそんなに期待していません。
「眠り」を見たとき、カルラ・フラッチは特別なんだな、と思いました。
前回の「ドン・キ」も、ヌレエフの振付が入っているとはいえないのに
(明らかに3つぐらい飛ばしているのに)
自分たちは完璧です!って、さわやかな顔だったのがとても印象的でした。
今回はそれらを思うと、総じて全体的なレベルが上がったように思います。
あくまでも過去公演比ですが。
マクミランにしては繊細さに欠けるのは
カンパニーのカラーじゃないから仕方がですかね。
お目当ては舞台美術と衣装。
やっぱりとっても素敵でした!
セットは、石造りの建物の雰囲気が重厚で、とても良いです。
ライティングなどですごく立体的です。
ただ、階段が野外劇場のような半円形の備え付けなので、
ロミオがロザラインからジュリエットに乗り換えた瞬間がわかりづらいのが
ちょい寂しいなあ。
衣装も綺麗な色分け。
ちょっとレザーっぽい生地があったり
細かい部分がとってもお洒落。
ダンサーについては、とにかくオシポワが可愛い。
5階サイド席からでも表情がよく伝わってきます。
強い意思、決意が特に感じられました。
ジュリエットが終始ストーリーを引っ張っていた印象です。
実に細かい部分まで神経が行き届いた踊りで
やっぱり世界最高レベルのダンサーなんだなあ、と改めて思いました。
ロミオのコヴィエッロは、スター性や華はやや欠けるけど
音楽に綺麗に乗った踊りで、若くして抜擢も頷ける。
脚の伸びが良かったです。
ティボルトのゼーニは前回はバジルでした。
今回は髭のイケメン。
マーキューシオについては、
うっかり、その気もなく、殺してしまった系。
「違うんだ、これは」という台詞が聞こえてきたような気がした。
マキューシオのステラも髭だった。
2幕は踊る場面が続くけど
スタミナ切れは無く、勢いよく踊り通していました。
死ぬ場面は意外とあっさり。
マクミラン版ってこんなに短かったっけ???
濃いイタリア系の顔立ちのダンサーたくさんの舞台は
それだけで見ていて楽しいですね。
【配役】
ロミオ:クラウディオ・コヴィエッロ
Romeo:Claudio Coviello
ジュリエット:ナターリヤ・オシポワ
Giulietta:Natalia Osipova
マキューシオ:アントニーノ・ステラ
Mercuzio:Antonino Sutera
ティボルト:ミック・ゼーニ
Tebaldo:Mick Zeni
ベンヴォーリオ:マルコ・アゴスティーノ
Benvolio:Marco Agostino
パリス:リッカルド・マッシミ
Paride:Riccardo Massimi
キャピュレット公:アレッサンドロ・グリッロ
Lord Capuleti:Alessandro Grillo
キャピュレット夫人:サブリナ・ブラッツォ
Lady Capuleti:Sabrina Brazzo
大公:マシュー・エンディコット
Il Duca:Matthew Endicott
ロザリンデ:ルアナ・サウッロ
Rosalinda:Luana Saullo
乳母:モニカ・ヴァリエッティ
La Nutrice:Monica Vaglietti
ロレンス修道僧:マシュー・エンディコット
Frate Lorenzo:Matthew Endicott
マンドリン・ダンス(ソロ):ヴァレリオ・ルナデイ
Solista Mandolino:Valerio Lunadei
3人の娼婦:アントネッラ・アルバーノ、デボラ・ジズモンディ、ステファニア・バロッネ
Tre Zingare:Antonella Albano、Deborah Gismondi、Stefania Ballone
モンタギュー公:ジュゼッペ・コンテ
Lord Montecchi:Giuseppe Conte
モンタギュー夫人:セレーナ・コロンビ
Lady Montecchi:Serena Colombi
ジュリエットの友人:
マルタ・ジェラーニ、クリステッレ・チェッネレッリ、ヴィットリア・ヴァレリオ、
ルーシーメイ・ディ・ステファノ、アントニーナ・チャプキーナ、ジュリア・スケンブリ
Sei Amiche di Giulietta:
Marta Gerani、Christelle Cennerelli、Vittoria Valerio、
Lusymay Di Stefano、Antonina Chapkina、Giulia Schembri
ミラノ・スカラ座バレエ団
e il CORPO DI BALLO DEL TEATROALLA SCALA
芸術監督:マハール・ワジーエフ
Direttore: Makhar Vaziev
演奏:東京シティ・フィルハーモニック・オーケストラ
Orchestra: Tokyo City Philharmonic Orchestra
指揮:デヴィッド・ガーフォース
Direttore: David Garforth
オシポワの登板となりました。
スカラ座キャストで見たかったけど
降板は仕方が無いし、
代役を引き受けてくれたオシポワには感謝です。
スカラ座は、ぶっちゃけ、踊りのレベルはそんなに期待していません。
「眠り」を見たとき、カルラ・フラッチは特別なんだな、と思いました。
前回の「ドン・キ」も、ヌレエフの振付が入っているとはいえないのに
(明らかに3つぐらい飛ばしているのに)
自分たちは完璧です!って、さわやかな顔だったのがとても印象的でした。
今回はそれらを思うと、総じて全体的なレベルが上がったように思います。
あくまでも過去公演比ですが。
マクミランにしては繊細さに欠けるのは
カンパニーのカラーじゃないから仕方がですかね。
お目当ては舞台美術と衣装。
やっぱりとっても素敵でした!
セットは、石造りの建物の雰囲気が重厚で、とても良いです。
ライティングなどですごく立体的です。
ただ、階段が野外劇場のような半円形の備え付けなので、
ロミオがロザラインからジュリエットに乗り換えた瞬間がわかりづらいのが
ちょい寂しいなあ。
衣装も綺麗な色分け。
ちょっとレザーっぽい生地があったり
細かい部分がとってもお洒落。
ダンサーについては、とにかくオシポワが可愛い。
5階サイド席からでも表情がよく伝わってきます。
強い意思、決意が特に感じられました。
ジュリエットが終始ストーリーを引っ張っていた印象です。
実に細かい部分まで神経が行き届いた踊りで
やっぱり世界最高レベルのダンサーなんだなあ、と改めて思いました。
ロミオのコヴィエッロは、スター性や華はやや欠けるけど
音楽に綺麗に乗った踊りで、若くして抜擢も頷ける。
脚の伸びが良かったです。
ティボルトのゼーニは前回はバジルでした。
今回は髭のイケメン。
マーキューシオについては、
うっかり、その気もなく、殺してしまった系。
「違うんだ、これは」という台詞が聞こえてきたような気がした。
マキューシオのステラも髭だった。
2幕は踊る場面が続くけど
スタミナ切れは無く、勢いよく踊り通していました。
死ぬ場面は意外とあっさり。
マクミラン版ってこんなに短かったっけ???
濃いイタリア系の顔立ちのダンサーたくさんの舞台は
それだけで見ていて楽しいですね。
【配役】
ロミオ:クラウディオ・コヴィエッロ
Romeo:Claudio Coviello
ジュリエット:ナターリヤ・オシポワ
Giulietta:Natalia Osipova
マキューシオ:アントニーノ・ステラ
Mercuzio:Antonino Sutera
ティボルト:ミック・ゼーニ
Tebaldo:Mick Zeni
ベンヴォーリオ:マルコ・アゴスティーノ
Benvolio:Marco Agostino
パリス:リッカルド・マッシミ
Paride:Riccardo Massimi
キャピュレット公:アレッサンドロ・グリッロ
Lord Capuleti:Alessandro Grillo
キャピュレット夫人:サブリナ・ブラッツォ
Lady Capuleti:Sabrina Brazzo
大公:マシュー・エンディコット
Il Duca:Matthew Endicott
ロザリンデ:ルアナ・サウッロ
Rosalinda:Luana Saullo
乳母:モニカ・ヴァリエッティ
La Nutrice:Monica Vaglietti
ロレンス修道僧:マシュー・エンディコット
Frate Lorenzo:Matthew Endicott
マンドリン・ダンス(ソロ):ヴァレリオ・ルナデイ
Solista Mandolino:Valerio Lunadei
3人の娼婦:アントネッラ・アルバーノ、デボラ・ジズモンディ、ステファニア・バロッネ
Tre Zingare:Antonella Albano、Deborah Gismondi、Stefania Ballone
モンタギュー公:ジュゼッペ・コンテ
Lord Montecchi:Giuseppe Conte
モンタギュー夫人:セレーナ・コロンビ
Lady Montecchi:Serena Colombi
ジュリエットの友人:
マルタ・ジェラーニ、クリステッレ・チェッネレッリ、ヴィットリア・ヴァレリオ、
ルーシーメイ・ディ・ステファノ、アントニーナ・チャプキーナ、ジュリア・スケンブリ
Sei Amiche di Giulietta:
Marta Gerani、Christelle Cennerelli、Vittoria Valerio、
Lusymay Di Stefano、Antonina Chapkina、Giulia Schembri
ミラノ・スカラ座バレエ団
e il CORPO DI BALLO DEL TEATROALLA SCALA
芸術監督:マハール・ワジーエフ
Direttore: Makhar Vaziev
演奏:東京シティ・フィルハーモニック・オーケストラ
Orchestra: Tokyo City Philharmonic Orchestra
指揮:デヴィッド・ガーフォース
Direttore: David Garforth