きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「Attack on theater」ライブビューイング@新宿ピカデリー

2013年09月28日 | 進撃の巨人
「進撃の巨人」最終回先行上映イベントのライブビューイングに行って来ました。

イベントには声優さん、アニメ製作スタッフ、
別マガの編集バックさんと、スペシャルゲストで諫山先生。

イベントの流れとしては
ポニーキャニオンのプロデューサーの方が進行で
登壇者が選ぶ名場面を流しコメントをもらい
会話を広げていく。

その後、最終回の上映。

上映終了後に、第一期終了にあたり
制作中のお話などを聞く。

だったのですが、
名場面のセレクトミスがあったり(選んだ場面以外がスクリーンに映った)
お話が意外と広がらなかったり
ちょいと、いや、かなり、グダグダな進行でした。
こういうイベントといえばタイバニな私なので
そういうイメージで臨んだんですが、
なんとういうか、タイバニ制作陣の口は滑らか過ぎなんですね。
こちらの監督さん達は、真摯な姿勢はとても伝わってくるけど、
イベントに出て話してもらうのはちょっと気の毒でした。

諫山先生が意外に話す。
アニメ化で潤った。ゲームの裏技みたい。
本音だけど嫌みは無かった。

諫山先生が創造する苦しみと楽しさを吐露し、
アニメ製作陣から同じ気持ちを感じたようなことを言っていたのがとても印象的。

しかし、諫山先生もアニメスタッフ陣も若いなあ。
タイバニは同年代か上なかんじだったんだけどな。

進撃はこれからもイベントがあるみたいだけど、
誰に喋りを振るか、進行を練った方がいいね。
梶さんは冒頭より締めのが良さそうよ。
とにかくまとめようと頑張ってくれてました。

今日の進撃イベントはつまるところ、
ポニーキャニオンの販促イベントだったんだなあ。
今更だけど。
タイバニイベは特殊なんだな。
とか書きつつ、円盤購入を考え始めている私。
特典に釣られすぎー!
でも欲しいかもー!

巨人の動きの効果音は映画館だと大迫力でした!
ズシンとか、すごく重量感を感じました。
新文芸座あたりでオールナイト一挙上映とかしてくれないかな。
ラスト4話を音響の良いバルト9で見るのもありだな。

バックさんが黄緑のトレーナー?を着ていらしたんですが
胸のワンポイントが髭でした。
あの髭のモチーフのネックレスを
男役の誰かがしていた気がするんだけど思い出せないわ。


入場者への全員プレゼントのクリアファイル

リヴァイ班。
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「イップ・マン~最終章」

2013年09月28日 | 映画
なんとなく4部作になってしまった
「イップマン」シリーズ。
今作がたぶん最終作になると思います。

時代はドニー主演の「イップ・マン 葉問」と
少々被ります。
イップマンが佛山から香港に来て、
中国との国境問題で妻と会えなくなり
商売にするのは嫌でも生活のため武術を教え
弟子のために一肌ぬぐ。
イップマンの晩年だけでなく、
(↑微妙に史実と異なるみたいだけど)
戦後の香港史としても興味深かったです。

カンフーアクションは団体戦が多いので
生ぬるいと言う人もいるかもしれませんが、
アンソニー・ウォンが
あそこまで体を動かしてくれたらOKだよね!
彼の演技も実に細やかだった。
悟りきった賢者のようでもあり、
若い女性との心の交流に温かさを感じ、
様々な主張を対立させる弟子達に心を配る。
もの静かな表情の中に、
とても人間らしい感情を感じました。

アメリカで成功した弟子を否定しつつ
後の世に残すため詠春拳の型を映像で残す。
その2つに、イップマンの理念が込められていた。

お約束のエリック・ツァンが出た瞬間、
場内に軽く笑いがおこりました。
やっぱ植田巨匠に似てるわ!
ジリアン・チョンも可愛いけど
どこか影のあるチョウ・チュウチュウも綺麗だったなあ。


劇場でもらったバッジ。

公開初日のためか、
武蔵野館スクリーン2は盛況でした。
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梅芸版「ロミオとジュリエット」(2013年)

2013年09月28日 | 宝塚・劇団四季以外の舞台(落語含む)


城田くんは背が高く舞台映えがする。
若干姿勢が悪いのが気になる。
歌は気持ちが乗っていて音程も安定しているけど
腹から声ができっていないかんじかな。
ピンだと良いけど、
アンサンブルと一緒だと歌声が埋もれがち。
若さ来るボンボンの理想主義で、
夢見がちなロミオってかんじかな。

莉奈ちゃんは恋に恋してるかんじ。
強い情熱は感じるけどロミオを見てる??
ちょっと疑問。
それはそれでありだと思うけど。

加藤くんは、以前は上擦って軽い声が苦手だったけど、
今回は低音が綺麗に深く響いている。
歌も台詞も落ち着いた発声で聞きやすかった。
「本当の俺じゃない」がすごく良かった!
本来は理性的な彼が、大人の憎しみで歪められたんだと思えた。
そうでなければ、背格好が釣り合っていることもあり
ロミオといい友人になれたのかも。
でもそれを許さない周囲に
抗えない運命を感じた。

水田くんはキレた感じがいいけど、
ちょい歌が弱いかな。

松也くんは舞台慣れしており歌も踊りもそつない。
キャリアの長さから来る安定感を感じた。
発声がちょっと独特だけど、
腹から声が出ているので
海外ミュージカルの歌にあんまり違和感がない。
「どうやって伝えよう」も気持ちが上手く乗っていた。

中島くんは、街や人々に溶け込んでいる「死」。
明確に存在しているわけではないけど
必ずどこかにいて、人から離れない。
ただ、ラストで、2人の遺体に手を伸ばす姿を見て
ちょっと妄想した。
街を覆っていた「死」はロミオの死までは計算済み。
しかしジュリエットの死は予想外で、
彼の支配の範疇を越えてしまった。
2人の愛の力により、「死」は街から消え平和が蘇り、
「死」も許され天に昇った。
最後が「十字架にかけられたキリスト」をイメージしているのなら
両家の争いによる犠牲は神の試練とも思えるけど
ま、そんなに深い話じゃないよね。

ハマコの歌は耳福。
両家の両親も良いんだけど、
キャピュレット夫人がさんざん不倫話をしているのに
最後に「2人は愛し合っていたのよ」と叫ぶのは
唐突すぎて、ちょっと笑ってしまった。
あの台詞は無くてもいいんじゃないかな。

で、ついうっかり、幕が閉まった後
下手を見ちゃいますね。


スマホとかフェイスブックとかの話。
泉麻人のエッセイで
「流行は、少し遅れた、世に行き届いた頃が一番恥ずかしい。
 タイミング的には愛川欽也が口にする頃」
と書いていたように思うんだけど、
イケコのスマホがちょうどそのタイミングなんだな。
スマホ自体が悪いんではなく、
若者の最新の流行だと思って入れ込んでいて
言葉が浮いているのが恥ずかしいんだ。
実際に使っていれば言葉は浮かないんだろうけど、
よく知りもしないのに「最新です」とドヤ顔されるのがイヤなんだな。
小柳ちゃんの「ググる」は
語彙が無いなとは思うけど、恥ずかしくはなかった。
そういや、マイトラですみ花ちゃんが
「メール云々」と言ってたのも恥ずかしかったなあ。
たぶん若い作家が使ったら
「どの時代でもない」にちゃんとなったんだろうけど
イケコの使い方だと、
逆に2011年(前回公演時)に固定されちゃうんだよね。
メールで返信がなければ電話でダメ押しだろう。
それで出ないならなにかあったと思うだろう。
せっかくの味付けがなんの役にも立ってないんだから
客に赤面させるのは止めて欲しいなあ。
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東京バレエ団 ノイマイヤー版「ロミオとジュリエット」概要決定

2013年09月28日 | バレエ・ダンス
来年2月、東京バレエ団では初上演となる
ノイマイヤー版「ロミオとジュリエット」の
概要が発表されました。


■公演日程と配役
2014年
2月6日(木) 6:30p.m.
ジュリエット:河谷まりあ、ロミオ:後藤晴雄

2月7日(金) 6:30p.m.
ジュリエット:エレーヌ・ブシェ、ロミオ:ティアゴ・ボァディン

2月8日(土) 2:00p.m.
ジュリエット:沖香菜子、ロミオ:柄本弾

2月9日(日) 2:00p.m.
ジュリエット:河谷まりあ、ロミオ:後藤晴雄

指揮:ベンジャミン・ポープ  
演奏:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団

■会場:東京文化会館
■前売り開始日:11月9日(土)10:00a.m.より
■入場料(税込み) 
S=¥11,000 A=¥9,000 B=¥7,000 C=¥5,000 D=¥4,000 E=¥3,000 


初日は主演経験の無い河谷さんに
ベテランの後藤くんがサポート。

東バもう一組は期待の若手、
沖さんと弾くんのフレッシュペア。

そこに本家のブシェ&ボァディンが入ります。

正直、河谷さんの抜擢は意外だけど嬉しい!
せっかくの若い恋の話だから
これくらいのキャリアの人にも振って欲しいよね。

上野&高岸ペアが入るかなー、
と危惧していましたが、
さすがに若手中心でまとめて来ましたね。

他のキャストはいつ出るのかな。
デンマーク・ロイヤル・バレエ団の来日公演の感想を読み直すと
クルクル回す系のリフトが多そう。
マキューシオが死ぬまで長い、と。
バランスを取るためにも
ベンとマキュは若手がいいなあ。
松野くんとか梅澤くんとか。
木村さんのティボルトを激しく希望するけど
どうなるかなー。
神父様は飯田さんで。
諸会員先行までにはもう少しキャスト情報が出るといいですね。
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