きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「ウルヴァリン:SAMURAI」

2013年09月14日 | 映画
この作品のなにがすごいって、
こんなに日本ロケをしてるのに、
画面はかなり「なんちゃってニッポン」なことだ。
外人さんにはこう見えているのかな。
忍者軍団が出てくるし、
でもその頭領の日本語は下手だし、
それを言うなら日本人女性の日本語芝居はアレだし、
なんちゅうか、
いろいろ予告で想像、あるいは危惧したとおりでした。

話もなんだか巻き込まれ系で、
ネタ的にはいまいち乗り切れない。
えー、なんで、そっちに話が転がる?
把握しづらい流れでした。

増上寺の隣が秋葉原・上野で、
上野駅から南に向かう新幹線が出ていても
それはもう仕方なし、と。

しかし!
ヒューは可愛い
ひたすら可愛い!
わんこで可愛い!
この映画はヒューを愛でるためにあるんだ!!
そういう意味では大満足。
上半身着衣無しが多いし、
入浴シーンもあるし、
慣れない手つきで着物を着る場面もあるし、
いろいろご馳走さまでした!

真田さんの役回りはイマイチだけど、
鎧で二刀流のアクションが見られたから、
こちらも大満足です。
もう少し背が高ければなあ。
ヒロインの父親役で、
もうその年齢なんだなあ、と。

赤毛のお姉さんも
真田さんとよく渡り合っていました。

それにしても、
ほんと、ヒューが可愛かったよ!!

ざっくりしたエンドロールの後に
恒例の「1場面」があるのでお見逃しなく。
黒地に白い文字だけの後にはなにもありません。


場内が暗くなっても前の席が空いていて、
本編開始直後に座った人が大柄な人で。
字幕が欠けるぐらい頭が席から出てたので、
無人エリアの前から3列目ぐらいに移動しちゃった。
見上げなければならなかったけど、
ヒューを独り占め状態!
超ハッピー!!でした。
コメント (2)
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「少年H」

2013年09月14日 | 映画
戦中から戦後にかけての少年の物語。
あの時代はリアルでは知らないのに
なぜか懐かしい風景だった。

大人はずるいけど、
生きるのが先決だよね。
誰もが初志貫徹できるものではなし。
真っ直ぐな子供も
いつかそれを知るんだろうな。

水谷さんを山中さんが…、は、
ちょっとドッキリだった。
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「私が愛した大統領」

2013年09月14日 | 映画
フランクリン・ルーズベルトの秘めたる恋とか
彼の実像に迫る系の話かと思ったら、かなり違った。

第二次世界大戦を見据え、
ヨーロッパ大陸の戦争には手を出さない主義のアメリカを
何とか取り込もうとする英国と
それに対応するアメリカの話が主だった。

膝を折って助力を求めに来た英国王に、
鷹揚に応える偉大なる米大統領。
おれっちの国はすごいぜぇっ!
と言いたい強気な米国の話に思えた。
宝塚月組の「エドワード八世」と
映画の「英国王のスピーチ」の間の話を
アメリカ視点で描いたともいえるかな。

望んで王位についたわけではない夫妻と選挙で選ばれた大統領、
夫婦仲の良い夫妻と艶福家とかいろんな対比や
ハンディを背負った者同士の理解とか、
独立戦争で袂を分かった2国が今日に至る共闘体制の原点とか、
いろいろ詰まっているけど、
ま、結局は「アメリカ万歳!」だな。

「エドワード八世」にもあったように、
ヨーロッパで王室が消えいく時代には、
英王室は大陸の他国ではなく
かつての植民地に頼らざるを得ない。
そして米国から見ると、
「うちの国の人間とその配偶者を王室から叩き出した人たち」
という存在でもある国王夫妻、
そういう視点になったときの話は面白かった。

でも大統領の不倫はなあ。
いちおう、従姉妹の女性の日記が発見されたから
「さらなる大統領の恋バナ」として製作されたんだろうけど
野心家の妻がいて、秘書兼の愛人がいて
さらに従姉妹、となるんで、
画面には「純粋な愛」の雰囲気が漂っているけど
いやいや、それは違うだろう、としか言えない。

政治の話と恋バナがあまりにもリンクできてなくて
全体的にぼやけた話になってました。

ただ、ひとこと。
見終わったらホットドッグが食べたくなるよ!
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