きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「ベルサイユのばら -フェルゼン編-(1回目)」(宝塚雪組)

2024年08月31日 | 宝塚(雪組)






お誘いいただき、雪組初日に行ってきました!
ありがとうございました!

池田先生の絵から出てくる長いOPはなく、
わりと早めに仮面舞踏会での出会い。

逢瀬の場面はポスター衣装でピンクで薔薇。

モンゼットとシッシーナのアドリブは
  どんな嵐でもまいりますわ
  ねえ、皆様
のように、客席巻き込み。
モンゼットとシッシーナは2幕も登場。
あのあとどうなる?


1幕はスウェーデン国王の誕生祝いにかこつけて
フェルゼンが国外脱出をしようとするまで。

2幕。
小公女&小公子の説明の後、
黒地の服に襷3色分けの現代的群舞。
こぶしを振りながらの円形にJCSエルサを思い出す。
からの、ゆけフェルゼン。
咲ちゃんの脚が長すぎる。

そのあとなぜかジェロが追いついていて、
1789年7月14日と説明からバスティーユの場面へ。

オスカルとアンドレが結ばれるのは1幕だったかな?
フェルゼンからの手紙でアンドレの気持ちに気づいたオスカルが
いきなり「私を抱け」と迫る。
死を覚悟した戦いの前ではないので
「今宵一夜」の台詞もカット。
ちょっとビックリ。
セット的にはワインの場面だったので
いきなりの展開についていけない。

アンドレの片目はなにかの決闘で
オスカルの衛兵隊転属は
暴動鎮圧のだったか民衆へのなんとかだったか、
とにかく黒い騎士は関係なし。

王家の一家団欒は行けゆけの前だったかな。
で、牢獄から断頭台。

ロケットは白きバラひとつの曲。
薔薇タンなどの定番はなく、
わりと普通に1幕もののフィナーレ。
いきなりラテンは謎と思っていたけど、
なければないで寂しい。


見た目がゴージャスで眼福だけど、
やはり役は少ないね。
ジャンヌは役を増やすためかな。
1幕では通りすがりのようだったけど
2幕では無実の罪で焼き印を押されたと
民衆を扇動していた。


指揮は御崎先生。

演出助手は熊倉先生ね。
現代の感覚で作り直してほしいと言われるベルばらだけど、
名場面を残して他を改変するのは、
なかなかに難しいねえ。

そうだ、冒頭、「ふたたび薔薇が咲きました」が、
「いそとせ薔薇」が、でした。
50年咲き続ける薔薇!


退団公演の初日のためか、
初日挨拶のあとも2回幕が開きました。
スタオベでした。

ショーに入ったあと、こう来る、と思うところがほぼなく新規場面なので、
頭がなかなか追いつかず、
意外に体力を消耗する。サヨナラ公演っぽいのは良いね。


私が知らない場面が新規場面なのか
私が見たことがない版なのかは不明。
壮版フェルゼン編よりも、
踊る大浦フェルゼン編に近いらしいです。


公演デザート
「栗むけば!!~ココアの荒野に~」500円



イチジクゼリーの上にマスカルポーネホイップをのせ、
シリアルに栗のシロップをかけ、その上にホイップクリームをのせ、ココアをふり、
栗をのせた、秋らしいデザートに仕上げました。
是非ご賞味ください。 


公式HP発表前に劇場でデザート名を見て
膝から崩れ落ちそうになったよ!
咲ちゃんの歌声で脳内再生された!
素晴らしいネーミング!

栗は個性豊か。


栗とマスカルポーネホイップとココアは合います。
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