きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「バイス」

2019年04月06日 | 映画


アメリカの政治事情を知らないと
なにがなんだかな部分が多い。
「彼だけが黒幕なのか」とか
いろんなツッコミは想定内なんだろうな。
陰謀は彼からだけ発したのか?
それだけで国が動くのか?
は、他国人からしたら疑問だけど
副大統領は、従来以上の権力を持ったのは
間違いないのかな?

顔は特殊メイクで
腹は(かなり)自腹なクリスチャンの怪演がすごい。
ぼそぼそ喋りも含めて
クリスチャンな部分が見えない。
(若者時代は素顔よ!)

エイミー・アダムスも
正しい信念が狂気にも見える。
これも怪演。

途中で一度エンドロールが入りかけます。
少しウトウトしたつもりが
1時間以上寝てたのか!とビビりました。
本編はそのあとからでした。

エンディング曲はWSSの「アメリカ」、
そのあとにも1場面あります。

20kg増量のクリスチャンは
自腹にパッドを入れ、
顔の輪郭は増量の成果らしい?
体重の増減は家族の反対で
これで打ち止めらしいよ。

私もだけど、
クリスチャン出演作を見に行くと
ガン=カタから流れて来た人がいるよねー。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「バレエの饗宴2019」

2019年04月06日 | バレエ・ダンス


東京バレエ団
「セレナーデ」
振付:ジョージ・バランシン
音楽:チャイコフスキー
上野水香、川島麻実子、中川美雪
秋元康臣、ブラウリオ・アルバレス
二瓶可奈子、三雲友里加、政本絵美、秋山瑛
岸本夏未、伝田陽美、金子仁美、加藤くるみ、上田実歩、
髙浦由美子、涌田美紀、安西くるみ、榊優美枝、
足立真理里亜、最上奈々、菊池彩美、中沢恵理子、
和田康佑、岡崎司、鳥海創、南江祐生

幕開きからうっとりする。
美しい。
バランシンらしい「音」の世界。
ソリストの身体もよく動いている。


カリーナ・ゴンザレス、吉山シャール ルイ・アンドレ
(ヒューストン・バレエ団プリンシパル)
『ロメオとジュリエット』からバルコニーのパ・ド・ドゥ
振付:スタント・ウェルチ
音楽:プロコフィエフ

この曲を使うとロミオの心情とか、
振付は違っても流れは同じになると改めて思った。
振付がどの版も似てしまうという意味ではなく、
それぐらい音楽が芝居として完璧なんだな。
ときめきも、青春爆発も、
若さゆえの気持ちがキラキラ輝いていた。


C/Ompany
「bolero/忘れろ」
構成:大植真太郎
音楽:ラヴェル
振付・出演:大植真太郎、辻本知彦

コント付きコンテか即興か。
台詞有り、バミテープを使ったパフォーマンスと
ダンスを融合。
次にどうなるかわからないので目が離せない。
3階にも台詞(生声)が届きました。
客席からは笑い声が。
終演後にロビーパフォーマンスもありました。


東京シティ・バレエ団
「Octet」
振付・舞台美術・衣装・照明デザイン:ウヴェ・ショルツ
音楽:メンデルスゾーン

第1楽章
清水愛恵
キム・セジョン、中弥智博
左合萌香、平田沙織、飯塚絵理莉、渡邉優、植田穂乃香
福田健太、吉留諒、濱本泰然、土橋冬夢

第2楽章
岡博美、石黒善大

第3楽章
沖田貴士
玉浦誠、福田健太、吉留諒

第4楽章
清水愛恵
キム・セジョン、沖田貴士
佐合萌香、平田沙織、飯塚絵莉、渡邉優、斎藤ジュン、植田穂乃香
玉浦誠、中弥智博、福田健太、吉留諒、濱本泰然、土橋冬夢

メンデルスゾーンの楽曲に乗せて。
黄色いドレスの女性陣と黒い上着の男性陣が
美しく鮮やかに踊る。
楽章ごとの違いがもう少しあれば。


牧阿佐美バレヱ団
「ドン・キホーテ」第3幕
演出・振付:アザーリ・M・プリセツキー、ワレンティーナ・サーヴィチ
(プティパ、ゴルスキー版に基づく)
キトリ:阿部裕恵
バジル:清瀧千晴
ドン・キホーテ:保坂アントン慶
サンチョ・パンサ:細野生
キトリの友達:日髙有梨、中川郁
町の女たち:織山万梨子、高橋由梨、光永百花、今村のぞみ
ボレロ:田切眞純美、石田亮一
ファンダンゴ:
 茂田絵美子、竹石玲奈、岡本麻由、田辺彩、佐藤かんな、
 武本真利亜、三宅里奈、塩澤奈々、西山珠里、島津華子
 白濱春河、佐伯可南子、中島哲也、坂爪智来、松田耕平、
 鈴木真央、ラグワスレン・オトゴンニャム、元吉優哉、米倉大陽、
 石山隆、渡會慶、田村幸弘、近藤悠歩、山本達史
キューピッド:米澤真弓
キューピッドたち(日本ジュニアバレエ)
 岩崎優愛、大熊美里、大橋理帆、
 小川紗空、河鰭春奈、清田めいな、
 小宮彩香、後藤美櫻、齋藤咲来、
 進士凜々香、永易雪、浪崎杏樹
貴族たち:
 稲津友梨花、渡部由綺子、土屋桜、
 塚田渉、依田俊之、山際諒、細谷森

ファンダンゴの男性陣、
3階から見ると銀河帝国の軍服的。
出だしのクルッと回ってのあとが
全体的にちょいよろけ気味?
阿部さんの32回転は、前半はダブル。
清瀧さんはジャンプ時の脚が綺麗。


ファナーレは色とりどりの衣装が大集合で壮観でした。

<指 揮> 井田勝大
<管弦楽> 東京フィルハーモニー交響楽団


テレビ放映は5月19日です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「20世紀号に乗って」(宝塚雪組)

2019年04月06日 | 宝塚(雪組)




やばいぐらいに大笑いがドッカンドッカンな超コメディ。
ファントムの後にコレとは!

ちょっとした動きがしっかり段取りが決まっているので
すごく自然な動きになってる。
オーバーアクションに見えて無駄がない!
役者の掛け合いもハマってるので、
すごくテンポが良い!

なにが良かったって、
コメディを芝居で笑わせてくれたこと。
お笑い担当を一人作って、
日替わりアドリブなどの
個人の努力に丸投げして終わりの方が多いけど、
こちらはきっちりの段取りと、
全体でやり放題ただし芝居に収めてと、
すごくバランスが良かった。
原田くん、見直したよ。潤色は。
もともとステージングは良いし。
脚本がダメなのか。

そして、出演者が完璧に振り切ってる。
すごいぞ、皆さんの役者魂!
だいもんは髭が生えているとしか。
きいちゃんは天使の歌声のコメディエンヌ。
奇跡の頭身の咲ちゃんもバッチリ笑いを取る。
このテンションで何回も上演しているなんて!
凄すぎるわ!

ファントムを経て全体の歌唱力がアップしているので、
忙しなく畳み掛ける歌も何重奏も
下級生にいたるまで歌詞がクリアに聞き取れる。
音響さんも頑張ったのかな。
オーブなのに音がすごくいい!
指揮は上垣先生。

タップの振付は本間憲一さん。
キレと迫力と、宝塚らしい華やかさがある。


リリーの妄想の「マグダラのマリア」で、
だいもんジーザスがカラフの衣装だったね。

だいもんときいちゃんはなにを食べているんだろう。

最後が少し投げやり気味だけど、
でも古典ミュージカルはこれでこそ!とも思うよ!
とにかく!超!超!楽しかった!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする