きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「CASANOVA(2回目)」宝塚花組

2019年04月25日 | 宝塚(花組)


楽日が近いのでとても盛り上がっていました!
客席からの笑いも拍手も多かったです。


なみだ橋の文七から見ているので
みりおがモテモテ設定に違和感が多少あるものの、
投獄直後に「天井を壊せば外に出られる!」と
超ポジティブに考えられるところ、
昔の女から学んだことを覚えて実践しているところ、など
カサノヴァはただの女好きではなく、
愛だけでなく、生きる希望や突き進む勇気をも他者に与え、
関わってきた人を大切にしてきたんだなあ、と思う。
だから男女問わず、彼は人に愛されるんだなあ。
そんなカサノヴァに説得力を持たせるみりお。
立派になったなあ、と感慨深い。

退団のゆきちゃんも、
本の知識はあるものの、
世に出たばかりの元修道女が
カサノヴァに会って、自分の意思を持ち、
さまざまなことを実践し、つかみ取る。
恋の痛みも乗り越える。
可愛く勇気があるベアトリーチェだった。
ショーでは輝いていて眩しかった。

フィナーレでカレーが短髪になるのがいいなあ。
本編のロン毛は似合っているけど、
デコラティブな衣装にすっきりした短髪は
凛々しくてキラキラ度増し増し。
ハッタリも効くようになったし、
見ていて楽しいよ。
歌声は今日も野太かった。いいね!

マイティは髭が似合っているね。


最後が唐突なかんじがするにしても
生田くんのステージング、
群舞や音楽の使い方は好きだなあ。
娘役を多く使ってくれるのも嬉しいよ。


正直、もっと詰めて、話を濃くしても
と思わなくもないけど
華やかで宝塚らしい作品だよね。
コメント
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