きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「ベジャール・ガラ(中国の役人:木村和夫)」東京バレエ団

2013年01月20日 | バレエ・ダンス
「ドン・ジョヴァンニ」 音楽:フレデリック・ショパン (モーツァルトの主題による)
 ヴァリエーション 1:加藤くるみ、三雲友里加、高浦由美子
 ヴァリエーション 2:矢島まい
 ヴァリエーション 3:河合眞里、伝田陽美
 ヴァリエーション 4:乾友子
 ヴァリエーション 5:奈良春夏
 ヴァリエーション 6:渡辺理恵
 シルフィード:吉川留衣


席のせいかもだけど、
今日の方がウキウキ感があった。
伝田さんはもっと笑顔を!
(終始恐い顔だった)
でもやっぱり妄想力が薄いかなあ。
だからオチも生きない。

渡辺さんが優美で暖かい踊りだった。
とても美しかった。

ドンファンは十市くんだったんだってね。
確かに、昨日て違ってバリバリ演技してるなー、
と思ってたけど。
でも、無造作に通り過ぎる方が
演出的には合っているんじゃ・・・?


「中国の不思議な役人」 音楽:ベラ・バルトーク
 無頼漢の首領:森川茉央
 第二の無頼漢―娘:小笠原亮
 ジークフリート:柄本弾
 若い男:田中結子
 中国の役人:木村和夫


すごく良かった!
森川くんと小笠原くんの力関係も良かった。
小笠原くんに、「男性が女性役」が、
さらに倒錯して「男性に支配され女になっている男性」、
のようなニュアンスがある。
より複雑な関係っぽくてイイわ~。

木村さんも不気味。
起き上がるごとに人間離れして、
さらにパワーアップしている。
怖いけど楽しい!

カーテンコールで飯田芸監が花束を差し出したとき、
「自分に?」と、戸惑っていた木村さんが可愛かったわ~。
その後は客席に投げキッス。
嬉しいけど、
もうこの役が最後なのが感じられて寂しい。


「ギリシャの踊り」 音楽:ミテキ・テオドラキス
 I.イントロダクション 
 II.パ・ド・ドゥ(二人の若者):宮本祐宜-岡崎隼也
 III.娘たちの踊り 
 IV.若者の踊り 
 V.パ・ド・ドゥ:小出領子-梅澤紘貴
 VI.ハサピコ:上野水香-高岸直樹
 VII.テーマとヴァリエーション 
 ソロ:後藤晴雄
 パ・ド・セット:
  西村真由美、乾友子、高木綾、
  渡辺理恵、村上美香、吉川留衣、矢島まい
 フィナーレ:全員


結局、高岸さんの存在感が圧倒的すぎて。
他もいいんだけど、世代交代は難しいね。
たくさんのダンサーが出てカーテンコール、
は、それはそれでいいんだけど、
「役人」のあとに、
ほんわかなプログラムが来ると
気が抜けて仕方がない。
最後は盛り上がって帰りたいわ。

宮本くんと岡崎くんが
かなりしっかりしてきたなー。


アッサンブレ会員特典の写真は、
小林くん、木村さんとも「役人」でした。
「写真付き」と言われると
「動員をかけられた」と自動変換するヅカ脳なので
頑張って友人を誘いましたよ。
感想を聞いたら「男性陣は背が低い人が多い?」でした。
痛いところを・・・


◆上演時間◆
「ドン・ジョヴァンニ」 15:00 ~ 15:25
 休憩 15分
「中国の不思議な役人」 15:40 ~ 16:15
 休憩 20分
「ギリシャの踊り」 16:35 ~ 17:10
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

清澄庭園

2013年01月20日 | 旅行(お散歩・遠征含む)
森下文化センターの近くなので行ってきました!
一部は江戸の豪商・紀伊國屋文左衛門の屋敷跡らしいんですが
最終的には岩崎弥太郎が手を入れて
今のかたちになったそうです。




























お天気が良かったので、
この後は門前仲町方面へ。

途中で会った芭蕉さん。


富岡八幡宮




境内の伊能忠敬像


深川不動尊


楽しかった!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「永遠の少女マンガ展」@森下文化センター

2013年01月20日 | 漫画・小説・雑誌


江東区森下文化センターで開催されている
永遠の少女マンガ展」に行ってきました。

展示の半分は、京都精華大学国際マンガ研究センターと
竹宮惠子さんが共同で研究を進めている「原画‘(ダッシュ)」。
これは、ものすごく簡単に言えば「デジタルで複製した原画」なのですが
竹宮さんという本職が加わっての作業なので
本物の原画にしか見えません。
色の塗りムラ、写植を貼り込んだ紙の厚み、
水色のトンボ線、鉛筆で書かれた台詞など
言われても複製と思える部分が見あたりません。
もっと絵に詳しい人なら違いがわかるのかな。

原画´(ダッシュ)で作品が出展されているのは

松本かつぢ、上田としこ、わたなべまさこ、
今村洋子、高橋真琴、巴里夫、水野英子、
牧美也子、あすなひろし、北島洋子、
上原きみ子、竹宮惠子、佐藤史生、花郁悠紀子

以上の14名。
今になって花郁さんの絵を
原画とほぼ同じ状態で見ることができるなんて!
ありがたすぎます・・・。

そして、複製原画以外に!
本物の原画の展示もあります!

美内すずえさんのカラー原画と
中国旅行記。

和田慎二さんのモノクロは複製かなあ。
同業者の方達による追悼の寄せ書きがあったような。

成田美名子さんのカラー等も原画かな。どうかな。
エイリアン通の扉をカラーで見られるなんて・・・。
嬉しい。

そ・し・て!
三原順さんの遺稿!!
太い線が大迫力です!!


建物の入口のロビーでの展示で
規模としては小さいですが、
無料展示というのがすごいじゃないですか!
半蔵門線だと大手町から3駅。
清澄白河駅から徒歩8分ぐらいですので
「森下?どこ、そこ?」と思っている人でも
簡単に行ける場所だと思います。
(他の最寄り駅は
 都営地下鉄新宿線、大江戸線森下駅です)

ロビーの一角には少女漫画閲覧スペースもあります。
(展示に関連した作品もありましたが
 さすがに「あさぎ色の伝説」の4巻は無かったなあ)

少女漫画好きにはたまらないこの企画。
ぜひぜひ皆様、足をお運びください。


2月11日までです。


この展示は森下文化センター内にある
田河水泡・のらくろ館の特別展示です。
そしてこのセンターがある通りは
「のらくろーど」

いたるところに、のらくろがいます!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする