きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「ドラゴンゲート 空飛ぶ剣と幻の秘宝」

2013年01月14日 | 映画
明の時代。
皇帝の子供を身ごもった官女は
宮廷で絶大な権力を持つ貴妃から命を狙われ、
放浪の女侠客の力を借り、
宿屋「龍門」に逃げ込む。
そこには韃靼人の盗賊団が居座っていた。
貴妃の寵愛を受けている督主の命令で
宦官達が官女を捕らえに「龍門」へ向かう。
それを阻止しようと義賊達が遮る。
さらには女剣客と情報屋も乱入。

そして・・・
「龍門」の近くには幻の宮殿があり
60年に一度の砂嵐の時に
その姿を現す。
そして2時後に再び来る砂嵐でまた埋もれる。
韃靼人はそのお宝目当てで
時が来るのを待っていたのだ。

様々な人の思惑が入り乱れ
誰が敵だか味方だか。

やがて、砂嵐がやってきた。


やりすぎなツイ・ハークが
これでもかと叩き込んで来て、
もう、いっそ、清々しい!
ほんとに中華映画はなんでもアリだなー。

無駄に話を膨らませて
ワケのわからん展開になりつつも、
オチはニヤリ、だったわん。


ジェット・リー主演だからというだけで見に行ったら、
チェン・クンが2役で驚きだよー。
偉い人の方は、ちょっとヒガシに似ていたよー。

わざわざ竜巻の中の戦う
ジェット・リーとチェン・クンを見て、
お前ら二人で
OZに行っちゃえ!

と、思いました。

「あやかしの恋」のジョウ・シュンや、
(埃まみれのかっこうでも
 瑞々しい美しさがある。)
「孫文の義士団」のリー・ユーチュン(クリス・リー)
なども出演。
盗賊の統領のグイ・ルンメイは
入墨模様だらけの顔でも可愛いし
宮女のメイヴィス・ファンは
幸薄そうな儚さが良かった。

ツイ・ハークは3Dも無駄に使っています。
それで迫力が増した、ってところは
実はあんまりないかもしれないけど、
とにかく予算が付いたので
できる限りはやっちゃうよー!
ってな、ヒャッホー感が漂うのは
私は好きですわー。
いや、ほんと、無駄だけど。

ジェット・リーなんだから
生身の戦いを・・・、
なんて戯れ言は消し飛ぶぐらい
ワイヤー・アクション、バリバリです。
もういい、これでいい!
って境地まで達する、
そんな力業が私は好きですよ。うん。
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「96時間/リベンジ」

2013年01月14日 | 映画
前作で、「娘を助けるためとはいえ殺しすぎじゃ?」
と思っていたら、今回はそこをついてきた。
前作の遺族が一家に復讐が今回のネタ。

今回は時間制限無し。
なので、ちょっと緊迫感が薄いかなあ。
どうせみんな助かるしさ。

やっぱりリーアム・ニーソンが無双で容赦なし。
都合良すぎる展開だけど、
ノンストップ父ちゃんを描くためには
それは些細なことなのさ!

父ちゃんも有能だけど、
妻も娘もタフだよなあ。
(前回はファムケ・ヤンセンが
 セレブな元妻だけの役割だったのが
 かえってツボだったんだけどなあ。
 彼女がタフで強いのは既定路線だからさー。)

次回はさらなる遺族との対決かしら。
「ダイハード」ぐらいのシリーズにもできそう。
(そんなに見たくはないけどさ)

んまー、頭を空っぽにして見ましょう。

でもー。
娘がゴツくなったなあ。
残念。
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「LOOPER/ルーパー」

2013年01月14日 | 映画
いろいろ残念な映画だった。
一番残念なのが、
ダンサー兼娼婦が貧乳すぎることだ。
えーと、なんだ、、、
とにかくネタを詰め込みすぎ。
ネタ負けのSFもどきといえば、
最近では「タイム」が記憶に新しいけど、
あれより遥かに劣る。
せっかくのネタがまるで生きていない。

ブルース・ウィリスのパートとTKネタをばっさり切って、
もっとタイムループを描きこめばいいのに。
タイムループもいまさらネタだけどさ。
恋バナも親子愛もいらん!
まとまりがなく、話も繋がりにくく、説明台詞が多すぎる。
たぶん文字(企画書)レベルなら面白味があると思う。
映像にする力が足りなかったな。

銀塊を溜め込む理由とかがもっと欲しい。
逆に、変質的に追う彼は、
あそこまでの尺はいらないと思う。

ラッパ銃は飛距離が短く殺傷力が弱い、
の理屈付けが伏線なのもわかるけど
なんかもうちょい上手くできんもんかなあ。

ジョセフ・ゴードン=レヴィットは、
面長なの?丸顔なの?
角度によって印象が違う。
表情によって、堺雅人になったり沼田爆になったりするのも不思議。
あの30年後がブルース・ウィリスになるって誰が考えたの?

それにしても、ルーパー達って
ロクデナシの犯罪者じゃん?
それが「30年後まで生きられる保証」を貰えるなら
嘆くより喜ぶべきじゃないのかなあ。
明日にも命を落とすような生活をしているのに、
あと30年が確約されるんだよ!
30年間の生活費に金塊をくれるレインメーカーも太っ腹だ!
金塊を出すと言われていて、
実際に未来の自分を撃ったら背中が空っぽ、
が正しいと思うけど、それじゃ話にならないか。

ブルース・ウィリスが無駄に撃ちまくって
中国系の女性とラブロマンスを繰り広げて、
エミリー・ブラントがヒロイン格。
無駄に知名度の高い俳優を使ったので
それなりの見せ場を考慮しちゃって
失敗しちゃったのかな。
B級SFは、知名度は高くないけど
演技力はある役者を使う方が
世界観が的確に書けるような気がするなあ。
「リベリオン」とか「8ミニッツ」とかさあ。
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