きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「ベジャール・ガラ(中国の役人:小林十市)」東京バレエ団

2013年01月19日 | バレエ・ダンス
「ドン・ジョヴァンニ」 音楽:フレデリック・ショパン (モーツァルトの主題による)
 ヴァリエーション 1:川島麻実子、河谷まりあ、沖香菜子
 ヴァリエーション 2:阪井麻美
 ヴァリエーション 3:高木綾、岸本夏未
 ヴァリエーション 4:西村真由美
 ヴァリエーション 5:奈良春夏
 ヴァリエーション 6:上野水香
 シルフィード:吉川留衣


悲しいまでにキラキラ感が皆無。
佐野さんや荒井さんがいた頃に比べると
魅力がものすごーーく薄い。
女子の妄想力も感じられないので、
ストーリーも見えてこない。
ダンサーは愛着がある子達ばかりなのに。
振付家本人がいないとここまで伝播力が低下するのか。
ベジャールの言語って
「時代と国を超えて普遍的」だと思っていたけど
今日この時はそれを感じなかった。
踊りの技術レベルは低くはないと思うんだけど、
時間がたって言語が陳腐化したのか
若い人にはこの言語の本質を表現することが難しいのか。
(JCSの曲が、キヨミチやスンラさんが歌うと
 アンチテーゼのロックになるのに
 若いあっきーが歌うと
 たんなるポップスになっちゃうような
 それと似たようなかんじ???)
わからないわー。


「中国の不思議な役人」 音楽:ベラ・バルトーク
 無頼漢の首領:後藤晴雄
 第二の無頼漢―娘:小笠原亮
 ジークフリート:柄本弾
 若い男:西村真由美
 中国の役人:小林十市


それなりに面白いけど。
後藤くんも小笠原くんも、
もっと振り切ったのを見てるからなあ。
小林くんは「なにを考えているかわからない」系?
西洋人の中の東洋人的な。
異種だけど人間、みたいな。
死んだと思っても
「前と同じように」立ち上がってくる。
そこが不気味。
踊りのキレはとても良く
現役でまだまだいけるんじゃないかと思うくらい。
ダンサー引退は惜しい。


「火の鳥」 音楽:イーゴリ・ストラヴィンスキー
 火の鳥: 木村和夫
 フェニックス:柄本弾
 パルチザン:
  乾友子、奈良春夏、川島麻実子
  氷室友、宮本祐宜、梅澤紘貴、岡崎隼也、吉田蓮


若い弾くんがしなやかに踊っている。
火の鳥が木村さんで、フェニックスが弾くんって、
肩ポンの引継ダンスのようだ。
この踊りのように上手く世代交代ができるといいなあ。

木村さんは気合いが入りすぎたのか、ちょい不安定?
でも、それも木村さんらしいか。
最後は清々しい笑顔だった。



◆上演時間◆
「ドン・ジョヴァンニ」15:00 - 15:25
【休憩】15分
「中国の不思議な役人」15:40 - 16:15
【休憩】20分
「火の鳥」16:35 - 17:00
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「チョコレート展」

2013年01月19日 | 美術館・博物館(各種原画展含む)


昨年のうちに前売り券を買っていたのに!
ようやく行って来ました。

科学博物館の展示なので
ショコラティエのチョコが勢揃いじゃないですよ!
そこを期待している人は
新宿伊勢丹に行く方がいいですよ!

展示の中で。
チョコレート(ドリンク)を飲むための道具、カップも良かったけど・・・

製造工程が面白かった!!
文字でなんとなく知っていたことが
図解、説明、写真、動画等ですごくよくわかった。
ココアとチョコの違いもわかった!
というより、どこまでが同じかがよくわかった!

日本のチョコの展示も懐かしい!!

チョコ製のいろいろ。















日本館の企画展は「牧野富太郎展」でした。

ギッチリ濃い空間だった。
高知ほど広くない変わりに濃い!
駆け足でしか見られないのが残念!
博士の肉声が聞けたり、
「残っている写真はカメラ目線多し。
 意外とナルシスト?」
みたいなツッコミも楽しかったな。
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「テッド」

2013年01月19日 | 映画


クマのぬいぐるみが動いて喋るだけで
10000点満点出せる私がなにを語っても意味はない。
私ならクマ 一択だよ。

ぬいぐるみ映画だと思っていたら、
映画マニア向けでもあった。
若い人にはわからんネタも多そう。
なにより本人降臨には度肝を抜かれた。
うひゃー!
あんな台詞、あんな役でいいの???
演技が棒なままなのが
なんとも言えず、イイかんじ!
と言ってもいいのかしら。どうなのかしら。
(さすがに初日なので伏せておくよーん。
 後日書き足すよーん。)

最後にチラ、の、あの人は、
「愛と喝采の日々」の・・・

最後の「ダイエットした彼のその後」が
よくわからなかったんで
帰宅してからググったら・・・。
トワ・・・・・
大丈夫なの、そのネタ?
いや、その前のスーパーマンの彼のネタからして・・・。
これが許されるハリウッドは
器が大きいなあ。


クマちゃん映画だけど、
可愛いだけでなく、
ハラハラドキドキの場面はあった。

ぬいぐるみ好きには
心臓に悪い場面もあるので要注意。

ま、あれだ。
ダメダメ人間になっちゃうのは
自律できない自分が悪いんであって、
他人のせいにしちゃイカンということだね。
ジョンが他人とは思えないよ!
5分だけ、と自分に言い聞かせて
2時間になっちゃうなんて、
そりゃ私だよー!


それにしても、
テッドの顔の広さにはびっくりだねー!
テッドは人を見る目もあるよね。
「どーせ、××して、一泣きしたら・・・」
が、その通りだったしー!とかとか。

「ブラックスワン」で、いじめっ子役だったミラ・クニス、
今回も顔は濃いけど、可愛かったよ!
主役のダメダメ君は「ザ・ファイター」の弟くんかー。
ずいぶんイメージが違うけど、良かったよ。


とにかくテッドが可愛いよ!
うちのクマも動いて喋ってくれないかなあ。
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