アンジェリカ・ヒューストンがカラミティ・ジェーンを演じた
「バッファロー・ガールズ」の冒頭が
「西部で女性が生きるには結婚するか娼婦になるか。
だから私は男になった」で、
昔の、特に女性が、生きる道はなんと少ないのか、
私は現代の生まれで良かったと思った。
今回もソレ系と思ったら、微妙に違った。
他人と関わらず生きていくと、
他人に、自分と違う感情があるとか、
自分が考えたようには行動しないとか、
いろいろわからなくなるんだなあ。
そういう時間を過ごして来て儚くひっそり去る「彼」に、
泣けばいいのかなんなのか。
寂しい人生と言えばそれまでだけど、
産まれたら生きなきゃいけないんだなあ。
あんな男装バレバレ、ではないんだよね。
異性の格好をする人が存在するとは思う人がいないんだよね。
線引きが厳格だった時代。
母の写真が心のよりどころだった「彼」は
誰よりも女性でいたかったのかもしれないけれど
女性ではまともに生きていくことはできなかった。
同じように男として、したたかに生きる「もう一人」は、
それなりに人と関わって、仕事をして、
伴侶を得るがチフスで亡くす。
ホテルの女中は学の無いロクデナシの色男にひっかかり
子供を産んでタダ働き。
ホテルの女将はちゃっかり大金を得る。
いろんな女性がいて、生き方もいろいろ。
その違いはどこから来るのか。
女性として押さえつけられて、
女性であることを止めてしまった「彼」には
他の道はなかったのか。
貧民窟で娼婦になるよりは
良い人生だったのかなあ。
女性であるというのは
難しいことだったんだなあ。
中島みゆきの「ファイト!」の一節を思い出すね。
あたし 男に生まれれば良かったわ
力ずくで男の思うままに
ならずにすんだかもしれないだけ
あたし 男に生まれれば良かったわ
もんのすごい余談だけど
ペンキ屋の奥さんって、みっぽーに似てない?
「バッファロー・ガールズ」の冒頭が
「西部で女性が生きるには結婚するか娼婦になるか。
だから私は男になった」で、
昔の、特に女性が、生きる道はなんと少ないのか、
私は現代の生まれで良かったと思った。
今回もソレ系と思ったら、微妙に違った。
他人と関わらず生きていくと、
他人に、自分と違う感情があるとか、
自分が考えたようには行動しないとか、
いろいろわからなくなるんだなあ。
そういう時間を過ごして来て儚くひっそり去る「彼」に、
泣けばいいのかなんなのか。
寂しい人生と言えばそれまでだけど、
産まれたら生きなきゃいけないんだなあ。
あんな男装バレバレ、ではないんだよね。
異性の格好をする人が存在するとは思う人がいないんだよね。
線引きが厳格だった時代。
母の写真が心のよりどころだった「彼」は
誰よりも女性でいたかったのかもしれないけれど
女性ではまともに生きていくことはできなかった。
同じように男として、したたかに生きる「もう一人」は、
それなりに人と関わって、仕事をして、
伴侶を得るがチフスで亡くす。
ホテルの女中は学の無いロクデナシの色男にひっかかり
子供を産んでタダ働き。
ホテルの女将はちゃっかり大金を得る。
いろんな女性がいて、生き方もいろいろ。
その違いはどこから来るのか。
女性として押さえつけられて、
女性であることを止めてしまった「彼」には
他の道はなかったのか。
貧民窟で娼婦になるよりは
良い人生だったのかなあ。
女性であるというのは
難しいことだったんだなあ。
中島みゆきの「ファイト!」の一節を思い出すね。
あたし 男に生まれれば良かったわ
力ずくで男の思うままに
ならずにすんだかもしれないだけ
あたし 男に生まれれば良かったわ
もんのすごい余談だけど
ペンキ屋の奥さんって、みっぽーに似てない?