きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「星影の人/Joyful!!II」

2007年02月16日 | 宝塚(雪組)
ミズ&となのプレお披露目です。
芝居は新撰組。
先日までの宙組公演と同じ時代です。
ミズの沖田ってどうなんかなあ、と思っていたら
これが似合っていました。
抑えた芝居で、爽やかさん。
私の持っている沖田のイメージに近かったです。
幕末という時代の中の
刹那的な青春。
う~ん、ツボを押されてしまったよ。
となみは華やか。
私の中に残っていたタニの玉勇を払拭してくれました。
ありがとう!
ユミコがちょっと弱いかなあ。
鬼の土方の迫力がちょっと薄いかも。
役柄的には山南の方が合うんだろうなあ。
柴田作品らしく、娘役にも見せ場があり
眼福でした。

ショーはね。
最初はね。
ミズが薄いかなあ、と思ったの。
ミズって、もっと濃くなかった?って。
それが、途中の男役群舞(黒い上着)のところで
気が付きました。
ミズが薄いんじゃない!
組全体の
濃さが
底上げ
されている!!

おそるべきミズ・マジック!
ミズの投入で、ここまで組のカラーが変わるとは!
男役群舞で「うわーーー、ホストの集団」と思ったのは
久しぶりですよ。
うはーーーっ!!!ですよ!!!
なんかねー、ハマコの濃さが目立たないよ。
それくらい、すべてが濃くなっている。
いんやー、ヤバいよ。
こんなの繰り出されたら
通っちゃうよ!
お金はないんだよーーー。
まあ、コム&まーが、
組全体の濃さを越える個性だったのかもしれないんだけどね。
どっちにしろね。
このカラーはとっても好みですよ。

となみがね、貫禄が増していました。
わたる君と組んでいたときは「幼妻」だったけど
ミズとは拮抗している。
こういうコンビもいいんじゃなか。
特にミズには。
しかしだね。
旦那が2人目でこんなに貫禄がつくんだから、
まして5人なら・・・とか思っちまったよ!
ま、余談はともかく。
リフトも多く、コンビ二人の息は合っているなあ、と。
ミズの踊りに見劣りしないんだから
となみも相当頑張ったんだなあ。
コム&まーのお披露目作品でしたが
ミズ&となのお披露目に
ちゃんと作り替えていました。

そいで、ハマコですよ。
もともとの場面に使われて、
バウ組の穴も埋めて。
(という印象。
 もとをよく覚えていないので正確ではないのですが)
「とりあえずハマコを入れておけ!」みたいな。
すごいぞハマコ。
殆ど2.5番手。
こうして見ると、踊りも良かったりするのだ。
楽しかったよ!ありがとよ!!

雪の若手はよくわからんのですが
踊りの場面で、とっても惹かれる人がいた。
これから要チェックです。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする