きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

さらに、少女漫画???

2007年02月21日 | ヲタク話(腐女子系ネタ多し)
昨日の「ヒミツの花園」
冒頭は面白かったんですよ。
特にみきちゃんが。
黒い手袋を「私の物ではありません」と言うところとか。
次男の(見た目の)良い部分を見つけられなくて誤魔化すところとか。
「せっかくだから」と箱ごと野菜を持っていくとか。
四兄弟への八つ当たり振りも、
「川村さん」というキャラだから、なんとなく納得。
「お前個人の問題だろーが」と冷静に突き放せず
なんか可哀相になってしまう。
三男が同情しちゃうのもわかるかなー、と。

しかし、面白かったのは
そこまで。
楽しく作ってきた話を
ラストに向けて収束させなければ、というのがミエミエで。
ここと、ここに、フラグ、ってのが
わかりやすすぎ。
釈ちゃんを含め、恋愛ドラマには全く興味がないので
「辻褄合わせ」の部分は、つまらなかったな。

「開かずの間」もクローズアップされ、
4兄弟の謎も、ますます深まる模様。
4人のうち誰かが、血が繋がっていないのかな。
皆の気の使い振りから、四男かな。


まあ。
そいでもって。
いつものネタなんだけど。

2~3年で売れっ子になるのは
わからなくもない。
あれだけコミックスが出ているのも
里中満智子さんが月に千枚描いたという話もあるから
まあ、納得しよう。
(新人にそんな依頼はこないだろうけど。
 16ページor32ページで
 千枚となると、連載は何本だ?)
ヒットする前だと、1枚2千円ぐらいかなあ。
あれだけのマンションを購入するなら
ドラマ化(アニメも含む)権も
売らなきゃ無理じゃないか、と思うけど。
長男、背景担当の割りには
定規を使っていないなあ、とか。
それは置いといて。
やっぱ
 少年漫画>少女漫画
って図式が、腹が立つねえ。
そんなことに腹を立てる人は殆どいないだろうけどさ。
そもそも、男が少女漫画を描くと
読み手の少女に気持ち悪がられる、って言うけど、
男性で、少女漫画を描いてきた人はいるんだし。
「神恭一郎」以前の和田慎二だって、
「妖怪シリーズ」以前の魔夜峰央だって、
普通の少女漫画を描いていたんだからなあ。
しかも花園ゆり子の初期の作品って
少女漫画というより
ヒロイックファンタジーだよねえ。
イメージで言うのなら、
「愛でなく」が連載されていた頃の(←すっかり年表化)
ウィングスあたりに載りそうな話だと思うんだけど。
「少女漫画」枠にこだわるほどじゃないと思うんだけどなあ。
それに、少女漫画は間口が広いよ。
「紅い牙シリーズ」も、最初はマーガレットだったよ。
 ・俺の生さんま・・・
 ・女装したジャンボ鶴田
 ・「白い哀しみ」
 ・ベターハーフ
などの名台詞&名場面を生み出した「始末人シリーズ」だって、
星雲賞候補になった「死神の惑星」の第一話
「サンプル・キティ」だって、
少女漫画雑誌「花とゆめ」掲載だよ。
特捜司法官は非少女漫画誌(*連載当時は)のキャラだけど、
高屋さんは明朗健全始末人少女漫画誌のキャラなのよ。

と、今回も
的はずれなことを考えてしまいましたとさ。

ちなみに。
男には描けない少女漫画というならば
「女の十字架」あたりかなーー。
あれを男性が描いたらビックリすると思う。
けど、
イヤとか不買運動とかには結び付かないかなあ。
あと、「砂の城」とか?
番組中に出てくる「恋愛テスト」の類は
少年漫画にもあるよね。
余談ながら、逆のパターン。
伸たまきさんを男性だと思っていた時がありました。
荒川弘さんは、名前から男性だと思っていました。


【追記】
「紅い牙」なんて書いていたら
「ブルーソネット」最終回のガックリが
甦ってきちゃったよ。
私の「最終回 三大ガッカリ」は
 ・ブルーソネット
 ・エリア88
 ・バナナフィッシュ
です。

さらに追記
少女漫画とは?は ココ下段も参考になるかと。
コメント (7)
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