きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「ロミオとジュリエット」秋山&大塚/東京バレエ団

2024年06月07日 | バレエ・ダンス
今日は秋山&大塚ペア。
秋山さんのファンらしき男性が雰囲気ぶち壊しのブラボーを叫ぶ。
せめて、もう一呼吸遅くして。タイミングが早すぎ。

秋山さんは予想どおり可愛い😍
まさに少女。
これからどう変わるか。

この版だとロミオがロザリンドからジュリエットに乗り換える描写が少なく、
いつのまに?と、なりがちだけど、
大塚さんはタイミング良く、
ジュリエットに恋した瞬間を見せてくれました。
ジャンプの軸がややブレるのは怪我の影響かな。

バルコニーは甘やか。
もうちょい熱量があってもいいかなあ。
私の好みではちょい足りず。

弾くんディボはいつもより目つきが悪いけど、
安村さんの後に見ると王子系のまま。

池本さんは細かいステップの繋ぎが流麗。
樋口さんもスタイルの良さが映える踊り。

生方パリスは今日も上品で物分かりがよく、
ジュリエット、こちらでも良いのではー。
木村さんのジュリパパ素敵。

今日は橋の上がちゃんと見えるよ!
三雲ロザリンド、美しい。


2幕開始前に、ブラボーなどの掛け声は演奏が終わってから、
というアナウンスが入り、客席から拍手。
先ほどのブラボーの男性(下手側)が一言叫んでいた。
2幕はジュリエットの出番が少ないので静かだった。
3幕はどうなるか。

ジプシー隊は2幕が見せ場。
橙が政本さん、赤が平木さん、朱色が伝田さん?

マキュを刺したディボは高圧的。
マキュが死んでも歯牙にかけないように無表情気味。
どーでもいい存在なのか。
こうきたか!ってかんじ。
弾くんに合う。
池本さんは身軽な踊り。

話が流れる1幕に比べ、
2幕は踊りの見せ場があるからか、
ロミオ中心パートだからか、
大塚さんの真ん中オーラが濃かった。
恋に浮かれていても、根は熱いのね。
親友が殺されて一気に振り切って。
静かなディボとの対比が良かったロミオでした。

ジュリママの嘆きは、
ティボと、、、?

いまだに薬草を手に持つ神父様を見ると
「あらドンナ、ベラドンナ」の駄洒落が頭を回るよ。

2幕のマキュとティボの死はこれぐらいが自然かなあ。
他の版だと、見せ場なのはわかるけど、
「まだ動く」「まだ生きてるのか」と思うことがあるよね。

3幕前にも「舞台効果を損なわないためブラボーは、、、」の
注意が入りました。

3幕もあっというまでした。

秋山さんは可愛らしい
ただ、恋を知って大人になる、は、
今日の私にはあまりかんじられず。
大塚さんは秋山さん比では大人っぽくて、
それぞれだと納得なんだけど、
2人セットだと、合わないかな。
私の好みとは少し違うかも。

1幕の「ブラボー」で
私の受信機の精度が落ちたのかも。


【配役】
キャピュレット家
キャピュレット公:木村和夫
キャピュレット夫人:奈良春夏
ジュリエット:秋山 瑛
ティボルト:柄本 弾
パリス:生方隆之介
乳母:坂井直子

モンタギュー家
モンタギュー公:鳥海 創
モンタギュー夫人:榊優美枝
ロミオ:大塚 卓
マキューシオ:池本祥真
ベンヴォーリオ:樋口祐輝

ヴェローナの大公:中嶋智哉

僧ローレンス:岡﨑 司

ロザリンド:三雲友里加

ジプシー:伝田陽美、政本絵美、平木菜子

カーニバルのダンサー:
後藤健太朗
涌田美紀、安西くるみ
岡崎隼也、山下湧吾

指揮:ベンジャミン・ポープ
演奏:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団

振付:ジョン・クランコ
音楽:セルゲイ・プロコフィエフ
装置・衣裳:ユルゲン・ローゼ

~上演時間~
第1幕 18:30 - 19:30
休憩    20分
第2幕 19:50 - 20:20
休憩    20分
第3幕 20:40 - 21:20
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