きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

チケット取りで

2006年03月21日 | その他イロイロ
昨日のこと。
前々から友人と、チャルさんを目当てに「リボンの騎士」に行こうと言ってまして。
OMCやJCBで一部公演日の先行販売を発見したので
どの日に行こうかと考えて。
候補日の一つに「ダンス オブ ヴァンパイア」の予定が入っていたのですが
開演時間を控えておりませんで。
「DOV」がマチネなら「リボンの騎士」はソワレ、
またはその逆、とか考えて。
友人に「DOV」って何時公演だっけ?とメールをしたら
内容はその返事だったんだけど、メールタイトルは
「私のばんぱいあ~」でした。
それからチケットを取るまでのやり取りしたメールのタイトルは、
この歌の歌詞を引用。
  睫毛も長くてタンゴが得意
  嗚呼~せめて首に口づけを~
  永遠の命なんて 無くていい
  一夜だけでも~結ばれたい~
と、延々と続けてしまいました。
誰も止めないからさ。
旅行疲れがなければ「薔薇の封印」DVD鑑賞コースでしたが
さすがに止めておきましたYO!
いろいろ考えたけど、8月6日ソワレのA席を取りました。
メインの出演者は全然わからないんだけどね~~~
チャルさんはなんの役かなあ。
できれば大臣役がいいんだけどなあ。。。
(でも国王役かなあ)

で。
先ほどeプラスのプレオーダーに入れておいた
「超忍者隊イナズマ!」完成試写会のチケット当選の連絡あり。
市川君や橋本君を見に行きます!!
たぶん、パリ・オペの「白鳥」の後に・・・。
(ムッサンの「白鳥」は、直前にペア券が出ると踏んで
 友人の予定を仮予約中なのだ!)


おまけ
お彼岸のお墓参りはちゃんと行きましたよ!
東武デパートでおはぎを買いました。

どれにしようか迷ったけど、
かよこさんち(正確には従兄弟?)の花園饅頭のおはぎにしました。
宝塚を見に行く前だったのでね。ウッカリね。
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「『THE LAST PARTY』フィッツジェラルド最後の一日」宝塚月組

2006年03月21日 | 宝塚(月組)
タニ君版でも思ったけど、
観る側にフィッツジェラルドへの思い入れがないと
とってもツライ。
彼の作品と、彼の人生(実生活)がリンクしている、
それを舞台で表現しようと思ったのは、
理性ではわかる。
でも、作品を知らないからさあ。
台詞で説明されて終わりだからさあ。
心が動かされないのよ。
あの作品のバックボーンは、こういうカンジだったんだ!
という感動があるべきなんだろうけどさ。
知らないからさ。
実感できないんだよね。
だから、そういったキモの部分より、
クリエイターとしての「書きたいけれど書けない」悩みの部分の方が
ずっとずっと面白かった。
こういう方面を掘り下げてくれればなあ、と思った。
景子ちゃんの頭の中では完璧なんだろうけどね。
知らない人にもわからせる努力はして欲しいね。
ただの年代の羅列に過ぎないよ。
現在の秘書シーラは、仕事だけの付き合いじゃなさそうだけど、
舞台上では、「スコットが妻ゼルダ以外の女性を愛している」部分の説明は
一切無いんだよね。
史実的には当たり前なのかもしれないけれど、
浮気?と思われないためにも、もっと説明が欲しいよね。
簡素な舞台装置は、オシャレを目指して、滑り気味。
本当に、目指したいことは、わかるの。
でも、伝わってないよ、景子ちゃん。

ゆーひは、成長したなあ(涙)
劇場の音響がいいのか、歌も台詞も聞き取れる。
青年館の「血と砂」は半分ぐらいしかわからなかったよ。
私が慣れたのかしら?
主演、真ん中、という位置が、とっても自然。
白タキ他、すべての衣装が似合っている。
男らしいよ。
娘(ちわわちゃん)との身長差に
萌え~~~
ゆーひをカッコイイと思う日が来るとはねえ。
娘1のかなみんと並んでも「格」的に釣り合いが取れている。
演技もイイと思うわ。
作家としてのプライドとか、
ごくごく自然に贅沢しちゃうとか(ホテルでクリスマス・パーティー!!)、
妻への思いとか、
娘への思いとか、
どれも良かった。
ゆーひがカッコイイと書いたけれど、
ちゃんと、舞台に、「スコット・フィッツジェラルド」が存在していたよ。

かなみんも良いわ。
前半の華やかさ、発病に至る不安定さ、入院後の静けさ、
うまく演じ分けていました。
グンちゃんの「ゼルダ」が観たかったな~、と
ゼルダ本人に興味が湧いちゃった。

出番は少なめだけど、ヘミングウェインのほっくん。
目に力が出てきた。
ヘミングウェイの時は、実に男らしい。
顔、身体とも、シャープになってきた。
一皮むけたカンジ。
良くなったのに、組替えなのね。
寂しいわ。

シーラはタニ君版と同じくマユミ姐さん。
タニ君相手だと保護者の面が強かったけど、
ゆーひ相手だと、仕事の関係だけじゃないな、ってのが匂ってくる。
こっちの方が好き。
有能だけど、女としての魅力もバッチリなのさ。
最後に上着を脱ぐと、タイトなワンピになるのが色っぽいわ。

エリちゃんは、芝居面を、ビシッとシメてました。
自分が発掘した作家を売り出したい。
売れると思っている。
書いて欲しい。
でも、売れない。
それでも支援し続ける。
彼がいなければ、作家・フィッツジェラルドは存在しなかったんだろうなあ。
それがわかります。

その他、印象に残ったのは
・ちわわちゃん。
 可愛い。
 そして、父も母も愛しているのがわかる
・まことちゃん
 優しい看護婦さんだった
・みちるちゃん
 こういうファンが、読んでくれる人がいたから
 フィッツジェラルドは書き続けたんだろうなあ。

ルカちゃんとかめおちゃんとか
みんな、みんな、良かった。
役者の芝居はとっても良かった。
それだけに、作品的に、観客を限定しすぎるのが辛かった。
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