昨日があまりにも「発表会」チックだったので
本日は覚悟して行ったのですが、
ソリストが違ったせいか、わりと普通の公演でした。
昨日だけが発表会だったのかしら。
法村さんのジークフリードは素晴らしいの一言。
モスクワ・クラシック時代のマラーホフに次いで
私の中ではベスト2です。
踊りはノーブルです。
気品と風格が漂ってきます。
1幕で、後ろ向きに手を広げ立つところでは、
「舞台の真ん中に立つ人のオーラ」を感じました。
主演者として、舞台の立つ者すべてを統括するオーラ。
日本人のダンサーでそれを感じることは少ないのですが、
法村さんからものすごく伝わってきました。
ただ踊る、と、主演する、の違いを感じさせてくれます。
そして、明らかに「王子」なんだよなあ。
王子芸を極めている。
それでいて、若者らしい茶目っ気というか、
可愛らしさはあるし、
真実の愛を貫く実直さも感じられる。
・・・う~ん、うまく書けないや。
「家庭教師とのやりとり」「道化とのやりとり」を含め
とにかく、私にとってツボにはまる演技を展開してくれました。
何回書き直しても、全然うまく伝わらないので諦めます。
すいません
とにかく、良かった。
見に行って良かった。
岩田さんは、昨日の島田さんに比べると
上半身に柔らかみが無い。
腕もあまり白鳥っぽくない。
けど、それがすでに確立された芸風になっている?
それも、また、良し。
白鳥より断然黒鳥の方が良い。
黒鳥の決めポーズはカッコイイ。
大柄な身体は、とってもとっても舞台映えがする。
それだけで大満足。
32回転は途中で止めたけど、うまく繋げていた。
今日の調子が悪いのか、いつもこうなのかは不明。
ロットバルトの佐藤さん。
悪役、というより、悪意、だよね。
悪意とか恐怖の具現化。
怖いけど、惹かれてしまう、そんな存在。
オデット達を白鳥に変える、
それは何故か?という問いに
・悪い人だから
・悪魔だから
の、2パターンの答えがあると思う。
昨日の梶原さんは上の方。
今日の佐藤さんは下の方。
どっちが良い悪いではなく、
違うアプローチということで。
道化の恵谷さんも、とっても、とっても良かった。
これもガリムーリンに次いでベスト2だわ。
技術面もとっても素晴らしいんだけど、
それ以上に演技ですよ。
どんな瞬間も「道化」役なんですよ。
踊りで盛り上げる担当、ではなく、
いつでも、舞台にいる間は「道化」なの。
それも、アホボン系ではなく、
「宮廷道化」なんだよね。
自分の仕事と節度をちゃんとわきまえている。
踊りのアクセントでなく、
芝居の「役」をちゃんと担っていました。
なかなかいないのよ、そういう道化は。
そういう演出自体も少ないけどさ。
他のソリストの皆さんも、
概ね良かったんではないでしょうか。
踊れてなくて腹が立つ人はいなかったから。
スペインは、片方はカッコつけが入って
ちょっとイイカンジになっていましたが
もう片方は常に遅れていました。
これくらい踊れないと、ダンサーが悪いのではなく
キャスティング側の責任のような気がします。
(日本バレエ協会のHPに
スペイン役の男性の名前が一人しか載っていないのは何故?)
とにかく、法村さんの王子が良かったです。
あーーーー、なんで、この気持ちが書けないのかなあ。。。
もどかしいわ。。。。。。
オデット&オディール:岩田唯起子
ジークフリート:法村圭緒
ロットバルト:佐藤崇有貴
道化:恵谷章
パ・ド・トロワ:金田洋子、奥田花純、江本拓
王妃:尾本安代
ウォフガング:坂本憲志
式典長:江藤勝己
大きな白鳥:津下香織、芳野友恵、佐藤友香、テーラー麻衣
小さな白鳥:宮竒万央里、川口尚実、壷山順世、田川裕梨
スペイン:小野田奈緒、金田あゆ子、桝竹真也
ナポリ:中村麻弥、下島功佐
チャルダッシュ:安藤明代、山田秀明
第4幕・白鳥<ソリスト>:芳野友恵、関口裕美
*キャストは日本バレエ協会のHPより転載
本日は覚悟して行ったのですが、
ソリストが違ったせいか、わりと普通の公演でした。
昨日だけが発表会だったのかしら。
法村さんのジークフリードは素晴らしいの一言。
モスクワ・クラシック時代のマラーホフに次いで
私の中ではベスト2です。
踊りはノーブルです。
気品と風格が漂ってきます。
1幕で、後ろ向きに手を広げ立つところでは、
「舞台の真ん中に立つ人のオーラ」を感じました。
主演者として、舞台の立つ者すべてを統括するオーラ。
日本人のダンサーでそれを感じることは少ないのですが、
法村さんからものすごく伝わってきました。
ただ踊る、と、主演する、の違いを感じさせてくれます。
そして、明らかに「王子」なんだよなあ。
王子芸を極めている。
それでいて、若者らしい茶目っ気というか、
可愛らしさはあるし、
真実の愛を貫く実直さも感じられる。
・・・う~ん、うまく書けないや。
「家庭教師とのやりとり」「道化とのやりとり」を含め
とにかく、私にとってツボにはまる演技を展開してくれました。
何回書き直しても、全然うまく伝わらないので諦めます。
すいません
とにかく、良かった。
見に行って良かった。
岩田さんは、昨日の島田さんに比べると
上半身に柔らかみが無い。
腕もあまり白鳥っぽくない。
けど、それがすでに確立された芸風になっている?
それも、また、良し。
白鳥より断然黒鳥の方が良い。
黒鳥の決めポーズはカッコイイ。
大柄な身体は、とってもとっても舞台映えがする。
それだけで大満足。
32回転は途中で止めたけど、うまく繋げていた。
今日の調子が悪いのか、いつもこうなのかは不明。
ロットバルトの佐藤さん。
悪役、というより、悪意、だよね。
悪意とか恐怖の具現化。
怖いけど、惹かれてしまう、そんな存在。
オデット達を白鳥に変える、
それは何故か?という問いに
・悪い人だから
・悪魔だから
の、2パターンの答えがあると思う。
昨日の梶原さんは上の方。
今日の佐藤さんは下の方。
どっちが良い悪いではなく、
違うアプローチということで。
道化の恵谷さんも、とっても、とっても良かった。
これもガリムーリンに次いでベスト2だわ。
技術面もとっても素晴らしいんだけど、
それ以上に演技ですよ。
どんな瞬間も「道化」役なんですよ。
踊りで盛り上げる担当、ではなく、
いつでも、舞台にいる間は「道化」なの。
それも、アホボン系ではなく、
「宮廷道化」なんだよね。
自分の仕事と節度をちゃんとわきまえている。
踊りのアクセントでなく、
芝居の「役」をちゃんと担っていました。
なかなかいないのよ、そういう道化は。
そういう演出自体も少ないけどさ。
他のソリストの皆さんも、
概ね良かったんではないでしょうか。
踊れてなくて腹が立つ人はいなかったから。
スペインは、片方はカッコつけが入って
ちょっとイイカンジになっていましたが
もう片方は常に遅れていました。
これくらい踊れないと、ダンサーが悪いのではなく
キャスティング側の責任のような気がします。
(日本バレエ協会のHPに
スペイン役の男性の名前が一人しか載っていないのは何故?)
とにかく、法村さんの王子が良かったです。
あーーーー、なんで、この気持ちが書けないのかなあ。。。
もどかしいわ。。。。。。
オデット&オディール:岩田唯起子
ジークフリート:法村圭緒
ロットバルト:佐藤崇有貴
道化:恵谷章
パ・ド・トロワ:金田洋子、奥田花純、江本拓
王妃:尾本安代
ウォフガング:坂本憲志
式典長:江藤勝己
大きな白鳥:津下香織、芳野友恵、佐藤友香、テーラー麻衣
小さな白鳥:宮竒万央里、川口尚実、壷山順世、田川裕梨
スペイン:小野田奈緒、金田あゆ子、桝竹真也
ナポリ:中村麻弥、下島功佐
チャルダッシュ:安藤明代、山田秀明
第4幕・白鳥<ソリスト>:芳野友恵、関口裕美
*キャストは日本バレエ協会のHPより転載