きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「シリアナ」

2006年03月25日 | 映画
4つぐらいに別れたパートの話が絡み合いながら進む物語。
らいしんだけど、
全然わからなかった
各パートの、話が把握できないのよ。
いつの話?
アラブの王族って、どの国?
石油会社の合併?
ひとつひとつの話が淡々と、しかも短い時間で切り替わるので
早起きしで寝ぼけた頭には全然理解できませんでした。
イラク戦争はアメリカが仕組んだ、その大陰謀、らしいいんだけど
いやいや、眠くてさっぱり・・・。
大予習をして臨めば理解できたのかな?
でも、大復習をしてもう一回見たいとは思わないなあ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「SPIRIT」

2006年03月25日 | 映画
 実在した功夫の達人・霍元甲の物語。20世紀初頭、武闘家の父が勝ち試合であったにも関わらず、対戦相手にとどめを刺さなかったため「負け」と判定された姿を見、「勝つこと」、天津一の武闘家になることを目標に鍛錬する。数々の試合で勝ち、ついには天津で最も強いと言われる泰と戦い、倒し、とどめを刺す。霍が勝利の美酒に酔いしれている頃、泰の息子が霍の母と娘を殺した。絶望した霍は天津を離れ、放浪しているうちに山奥の村の盲目の娘・月慈に助けられる。自然と一緒に暮らす人々と数年過ごすうちに、霍の身体からは「驕り」が消え、本当の強さとは何かを悟るのだった。天津に戻った霍は、欧米の格闘家に中国人格闘家が負け続け、「中国人は病人」と新聞に書かれているのを知る。中国人の誇りを見せるために、霍は、激しく体格の違う欧米人の格闘家と戦うことになる。

 最初は戦いの連続で、ずーっとずーっと格闘が続くのかなあ、と、ちょっとウトウトしたら、悲劇の場面になって、美しい山村風景になって、と、違う場面が来て嬉しかったです。ジェット・リーは、外見(メイクや服)はあまり変わらないのに、台詞や表情で、前半は驕慢な男、後半は泰然とした男、を演じ分けていました。こういう、演技面が見られるとは思っていなかったので、ちょっと嬉しい。アジア人の中に入れば、記憶の中にあるより体格が良かった。肩回りもガッシリしているわ。それだけに白人の格闘家と戦うところは
小猿っぽさが
割り増し

可愛かったです。弁髪は好きじゃないんだけどねえ。弁髪だとサル顔が引き立ち、ナイナイの岡村を老けさせたような顔に見えちゃうよね。まあ、なにかの映画の時のラッパーの姿よりは全然いいけどさ。
 アクションは、手を変え品を変え。素手の時もあれば、剣や三節棍などを手にするときもあり。迫力はあるけれど、う~ん、見せ方がイマイチかなあ。もっと面白く見せられそうだけれど。格闘試合では上記の白人戦が一番面白かった。白人が、最後に霍の勝ちを認めるところが、特に。霍が目指した道、「人を傷つけるために武闘はあるのではない。己と向き合い、己を高めるために技を磨く」、その志の高さを、白人の格闘家も理解したんだなあ、と、思いました。この場面があったので、たんなるアクション映画ではなくなったし、それを表したジェット・リーの演技も見事でした。清廉、っていうのかなあ、そんな表情。
 彼の幼馴染みも、なんやかんやと彼を支えます。すべては中国人の「誇り」のために。獅童くんは、霍の最後の対戦相手。「九鬼神流」。剣と空手?試合前に霍を訪ねるところ、そして試合後の姿に「サムライ」を感じました。アクションは一部吹き替え? 山村の少女が、瑞々しく、印象的でした。



 予告では「ニュー・ワールド」の長めの映像が流れました。クリスチャン・ベールの肩書きが「『アメリカン・サイコ』の」でした。そろそろ変えてくれ~~。だからといって「『大陽の帝国』『マシニスト』の」はイヤだけどさ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「チェンジ!(CHANGE!)」

2006年03月25日 | 映画


 売れない若手俳優の俊夫は、幼馴染みの先輩で同じく役者の英明と、切磋琢磨する毎日だったが、英明は世界的なアクション俳優を目指すため、有名格闘家を生み出したスポーツクラブ「X」に入会し、過酷なトレーニングを積む。「X」のメニューをこなすだけで手一杯になっている先輩を不安に思い、俊夫は退会を進めるが、英明は聞き入れない。ある日、俊夫は、行きつけのレストランで働く美希に連れられ「Reash理論」を提唱する廣戸道場を訪ねる。「身体に負担をかけずにストレッチ」「一人一人の身体に適したトレーニングメニュー」で、身体を鍛える俊夫。ついには英明に挑戦することになる。俊夫が勝てば、英明は「X」を退会、負ければ・・・。

 まあ、ハッキリ言って、映画じゃないね。「Reash理論」のプロモーションですなあ。目的を持って自分を変えることも大切だし、「Reash理論」そのものは科学的だと思うのですが、「Reash理論」のメニューをこなすと、モデルの仕事が来たり、映画のオファーが来たり、と、仕事も人生もうまく行く!って描き方で、そりゃないだろう、と思うわなあ。自分を変える→自信を持って生きる、が仕事へ繋がるっていうのは、わからなくもないけれど、デキすぎだよなあ。70分の「映画」なのに、廣戸さんの話しが長い。こっちが中心だよなあ、って気がしちゃうよ、どうしても。舞台挨拶で見た廣戸さんは、ごくごく常識的な整体師さん、って雰囲気なんですが、映画では奉られ過ぎちゃって少々アヤシくなっちゃってます。なんか、勿体ないなあ。「若者の成功物語」って、簡単に作れるように思うけれど、「努力の部分」の映像が少なく、「手段」の映像の方が多いと、「手段」が魔法や万能薬のように見えてしまうんだなあ。難しいものだね。

 高野八誠さんは、ん~、まあ、若かったよ。ヒロイン・美希の東原さん(スタイルがイイ!!)は演技が初めてと言うで、二人の会話は限りなく素人ぽかった。「Reash理論」の説明は、用意された台詞を喋っています、って風情なので、宣伝臭さ倍増でした。松田さんは、頭と終わりに台詞(演技)があって、他は「Reash理論」の対極にある「間違った方法でトレーニングをしている」姿が時々挿入されるくらい。えらそうに後輩に説教する姿は、なんとなく弦師匠。賭の賞品として美希に一晩付き合えと言うあたりはスケベくさくていいのでR。あ、蹴りの姿勢が良かったよ。あんまり状態を反らすことなく足を上げていた。結構、身体能力は高そうだ。全速力で走る場面が多くて、ご苦労様だわ。

 まあ、役者のファンなら一応見ておいてもいいけれど、「映画」を期待すると、魂が抜けます。数秒のアップのためにお金を払ってもいい人は、おススメしないけれど、見ておけば~、ってカンジっす。

 舞台挨拶で。高野さんは、ちょっとボ~ッとした天然系。お菓子の袋を持ちながら出てきたよ。同じヒーローだったのに、松田さんの人気が出てきて悔しい~、みたいなことを、ゆったりとした口調で言っていました。東原さんは、しゃきしゃき喋っていました。頭の回転が早そうです。華やかな人なので、今後経験を積んでくれれば・・・。ちょっと山村紅葉さんに似ている???

 電車がちょっと遅れたこともあり、9時20分頃に着いたら、長蛇の列でビックリ!座れないかもな~~、と思っていましたら、レイトショー「ナイチンゲーロ(舞台挨拶付き)」の並びと混在でしたので、ギリギリ椅子に座ることができました。9時45分受付開始なので、今後行かれる方はご参考に。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする