私の主張・ひとりの日本人として

新聞やテレビの報道で特に偏向マスコミや反日日本人などに憤慨することが多くなり、暇な時に思いつくまま書き綴ったブログです。

堤防整備反対の連中のせいで浸水の被害を受けたとなれば

2019年10月17日 21時56分49秒 | 社会問題

「景観大切」「家のぞかれる」…多摩川の堤防未整備区間氾濫

2019/10/15

 12日夜に多摩川が氾濫した東京都世田谷区玉川には、下流部で唯一、堤防が整備されていない区間があった。

 国土交通省によると、12日は多摩川の水位が刻々と上昇し、午後10時10分頃には堤防未整備の区間(約540メートル)から濁流があふれたことが確認された。川と市街地の境界となっている道路も越え、二子玉川駅周辺の広い範囲が浸水した。

 この地域を巡っては、2007年の台風9号で2000袋以上の土のうを積んで浸水を防いだケースもあった。同省京浜河川事務所はこれまで、「大雨が降ると多摩川では最初に浸水する」などと周辺住民に説明。堤防整備計画を進めようと説明会なども度々行ってきたが、「景観を大切にしてほしい」「家をのぞき見られる恐れがある」といった声が根強く、同意を得られていなかった。
(読売新聞オンライン)

(引用終了)


 台風19号の影響により、東日本の広い範囲で、河川が氾濫したり堤防が決壊するなどして多数の犠牲者が出ており、改めて日本は災害が多い国だと認識した方も多いのではなかろうか。今回のような大水害があると河川の近くや、低地に居住するのは慎重であるべきだと思うし、特に、これから自宅の新築などを検討している方は、その土地や周囲の環境を良く調査して欲しいもので、高い買い物をするのだから「こんなことになるとは」と嘆いても始まらないからである。
 
 私の自宅は、新築してから約40年経過しているが、近くに河川はないことから水害に遭ってことは一度もない。40年前に、知人や建築屋などから紹介された土地を見に行ったことがあり、最初の土地は田んぼであったが、地震の際には液状化する恐れがあることと、近くに大きな河川があり、過去に堤防が決壊して大きな被害が出ている場所に近いので断った。
 
 2番目の土地は、小さな川が前を流れており、隣には既に家があったが、小さな川だとしても、大雨が降れば氾濫の恐れもあるとして、これも断った。3番目の土地は今住んでいる家が建っている所だが、最初に調べたのは近くに河川があるかで、地図を見て、また現地を確認すると農業用水のための堰が約200メートル離れた東側と西側あり、その堰からの標高差はいづれも約15メートルほどあるので、水害に恐れはないと判断した。
 
 次に調査したのは、その土地がかって何であったかで、近くの年寄りに尋ねたところ、桑畑が広がっていたとかで、関東大震災の際には地割れはあったが、津波はここまで来なかったそうであり、周辺の土地より少し小高くなっているが、それでも標高は25メートル程度で、また真冬の一番陽が短い時に確認したところ日当たりも良かったことから、新築を決断した訳である。
 
 今回の大水害で多摩川も東京都世田谷区玉川において氾濫しているが、その件に関して読売新聞オンラインに、下流部で唯一、堤防が整備されていない区間があったとし、国土交通省京浜河川事務所はこれまで、「大雨が降ると多摩川では最初に浸水する」などと周辺住民に説明。堤防整備計画を進めようと説明会なども度々行ってきたが、「景観を大切にしてほしい」「家をのぞき見られる恐れがある」といった声が根強く、同意を得られていなかったとの記事が掲載されている。
 
 要するに景観を守るために堤防も命も要らないと言っている連中がいるようで、「憲法を守るためならば死んでも良い」とか言っている者さえいるのだから、堤防によって景観が妨げられると主張する連中がいたとしても何ら不思議ではない。その連中とは「二子玉川の環境と安全を考える会」らしいが、多摩川が氾濫した直後にホームページを閉鎖して逃亡しているようである。
 
 堤防の整備に反対していた連中の家だけが、今回に氾濫で浸水などの被害を受けたのであれば、まさに自業自得だが、その連中が反対していたために堤防が整備されていない区間があり、そのために周辺より堤防が低いとなれば、当然ながら真っ先に氾濫するのは間違いない。その水が既に堤防が整備されていることから安心していた方が住んでいる下流域に流れて家が浸水したそうであり、景観よりも安心安全を選択し、堤防の整備に賛成していた方からすれば「二子玉川の環境と安全を考える会」の連中に「お前らのせいだ」と怒りたくなるであろう。
 
 水は高い所から低い所に流れるし、わずか1メートルでも堤防がなかったり、周辺の堤防より低いとなれば、河川の増水により、真っ先に水が流れ出し、周辺の堤防がいくら強固であっても、水圧により決壊する恐れもあるだろう。堤防に整備に反対してきた「二子玉川の環境と安全を考える会」の連中に対して、今回の水害で被害受けた方は仕返しをしないと気が済まないと思われるので、損害賠償請求と同時に、そこに住めなくなるような要らがらせをしてもいいかも知れない。
(2019/10/17)


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6 コメント

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>成田あいるさん (forest(管理人))
2019-10-20 19:51:24
コメントありがとうございます。蓮舫が来れば、「二子玉川の環境と安全を考える会」の連中が大いに元気付けられて反対運動も盛り上がったことでしょう。

今回の大規模水害で、もし民主党政権が続いていたら、被害が大きくなったことは明らかで、東京は壊滅したかもしれません。「民主党政権で日本は滅びる」と言われていましたので、その予想は当たったでしょう。仕分けが得意な民主党は国民によって仕分けられてしまいましたが、反省していていないようです。

「二子玉川の環境と安全を考える会」の目的は景観だけではなかったかも知れず、堤防を作るならば補償を得ることが最終目的で、ただ景観のためとは思えません。堤防がなくとも水害が防げると思っていたのでしょうが、確かに九条真理教の主張と同じですね。
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>縄文人さん (forest(管理人))
2019-10-20 19:15:53
コメントありがとうございます。この堤防建設を妨害していた連中の住んでいる所は、氾濫しても被害に遭わない少し高くなっている所だそうで、だから家から多摩川が遠望出来なくなるとして堤防の建設に反対したようです。自分らは安全な所に住んでいて、危険な所に住んでいる方のことなど何も考えていなかった訳で、まさに卑怯な連中ですね。
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まさに「人災」 (成田あいる)
2019-10-20 00:38:35
「二子玉川の環境と安全を考える会」とググると「【魚拓】」が1ページ目にかなりヒットします。
きっと、ネット界の「有志」が、「魚拓」を取りまくってるのでしょう(笑)

にしても、あの「仕分け」真っ盛りだった時期、蓮舫は二子玉川を訪れ、「優先順位が違う」と発言していたようです。
「堤防なんて不要」と言う蓮舫の存在も、この会への「援護射撃」になったのではないでしょうか。

https://u-ff.com/futakotamagawa-embankment/

前回のエントリとも関連しますが、そこまでして国民の生命を危険に晒そうとしていた民主党はその後、賢明な国民によって見事に「仕分け」られました。
にもかかわらず蓮舫は、二階幹事長の発言や学校給食のカレー見合わせについて、言いたい放題のことを言っています。

京浜河川事務所の説明(と言うより説得)に対して、「景観を大切にしてほしい」「家をのぞき見られる恐れがある」と反対があったとは、完全に「ゴネている」そのものだと思います。
もういつものパターンですし、こういう人たちが妨げになったと言って良いでしょう。
と言うことは、まさに「人災」ではありませんか。
「景観を守るために堤防も命も要らない」との言い分は、「日本を攻めてくる国などいない」と言って「軍備不要論」を唱える連中とそっくりだと思います。
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>HAKASE(jnkt32)さん (forest(管理人))
2019-10-19 13:28:30
コメントありがとうございます。古い家が多い地区と、新しい家ばかりが建っている地区では、その土地がかって何であったかの違いであり、新しい家が多いのは家の建築に適さない地区であったからだと考えて良いでしょう。知り合いの年寄りに、わが家周辺の土地に関する話しを聞いて、参考にしており、身内が近くの中古住宅を購入する話しをしたので「そこは関東大震災の時に液状化しており、近くの神社の石碑にその件が書いてある」と話すと購入しないことになりました。それを知らずに購入して家をダメにして、借金だけが残ることになりますからね。
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隣の貧乏だよなあ (縄文人)
2019-10-19 08:09:11
多摩川水害と呼ばれる二子玉川での多摩川の氾濫は、住民と称する人々の堤防建設の妨害が原因であり、この「住民」による反対運動は、かなり悪質であった疑いがあると思います。
彼らの隠された目的は、堤防建設による地価の下落の阻止であり、これに日本の破壊を密かに企む勢力が、これまた密かに活動したのではないかとも考えます。
正直に申し上げると千葉の田舎住まいの私には、鴨肉の香りがすると言った不謹慎な気持ちがなくもないと言ったところです。
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ユーザー教育も研究も不足 (HAKASE(jnkt32))
2019-10-17 23:29:54
今晩は。今回の多摩川水害は、やはり沿岸住民の意
思疎通不足を行政が把握し、必要な啓蒙をしなかった
為に起きたと拙者は診ています。

前代未聞の同時多発的氾濫による深甚な水害は分か
りますが、水害とイ真摯に向き合った先人各位の取り
組みに学ぶ姿勢があれば、少なくとも一定はダメージ
を抑えられる印象もありますね。

まだ一部の主張に留まっているのが遺憾ですが、低湿
地や谷に近い「沢」と呼ばれる出水の起き易い危険な
地所の住宅建設を規制すべきとの動きもあるやに聞き
ました。政府与党の反応が鈍いのは、やはり不動産業
界に選挙地盤があるせいかも知れませんが、住民の
命にも関わるだけに、是非法制化を目指すべきではと
拙者は思います。

土地や住居に関しては、先人各位は「ここが危ない」と
して、子孫が取得保有するに際しては 厳しくリスクを
戒める教育をした様ですが、戦後のあり様は そうした
健全な伝統まで蝕んでしまった様ですね。そうである
以上、社会と行政の責任で若いユーザー達を啓蒙す
る必要があるのではと心得ます。
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