私の主張・ひとりの日本人として

新聞やテレビの報道で特に偏向マスコミや反日日本人などに憤慨することが多くなり、暇な時に思いつくまま書き綴ったブログです。

万引き犯人にとっては便利なエコバッグ

2020年08月16日 21時56分09秒 | 社会問題

エコバッグは「怪しまれない武器」 万引き多発で悩む店

2020/08/12

 7月からレジ袋が有料になり、エコバッグの利用が進む。ただ、エコバッグを使った万引きが増え、店側を悩ませている。買い物の現場で何が起きているのか。
 
 25万冊の古書をそろえる茨城県土浦市の「つちうら古書倶楽部」。7月28日から、「開いたエコバッグ 口の開いた手提げバッグは必ずレジにお預けください」と書いた紙を店頭に貼り出した。

 佐々木嘉弘代表は「気づいただけで5~6件はやられた」と万引き被害を明かす。ぺちゃんこだった客のエコバッグが店内で膨らみ、そのまま店から出て行く。ほかの客の会計にあたっていると、声掛けが難しい。「専門書や辞典など、高額の商品が多く、痛い」。入店時にバッグを預けてもらうのは、客側の面倒を増やすことになる。「理解はしてもらっているものの、申し訳ない」と話す。

 「エコバッグのお客さんが増えてから、万引きが1、2割増えた感覚だ」と明かすのは、東京都練馬区のスーパー「アキダイ」の秋葉弘道社長。会計済みの品物を袋に詰める台の上で、会計が済んでいない品物を買い物かごからエコバッグに大胆に移し替える事例があり、被害も多額だ。店は会計前と会計済みのかごの色を変える対応をとった。「出費もかさみ、レジの業務も増えて大変」と秋葉社長はこぼす。レジ袋の有料化でごみを減らすことには賛同するものの、現状には戸惑っている。
 
注意人物を「普通の客」にしてしまう

 警備会社などでつくる「私服保…
(以下有料記事のため略・朝日新聞)

写真:客にエコバッグをレジに預けるように依頼する「つちうら古書倶楽部」の貼り紙=2020年8月5日、茨城県土浦市、杉浦幹治撮影

(引用終了)


  刑法第二百三十五条(窃盗)には「他人の財物を窃取した者は、窃盗の罪とし、十年以下の懲役に処する。」と規定されている。その手口は空き巣、忍び込み、ひったくり、置き引きなど様々だが、いづれも窃盗と言う泥棒であることは間違いなく、なにせ、他人が大事にしていた財物を窃取するのだから、懲役刑に処せられることもあるのは当然であろう。
  
 窃盗の手口の一つになっている「万引き」とは、商店などで、店主の目を避けて、販売中の商品を窃取することだが、既遂となるのは盗んだ商品をバッグやポケットなどに入れた後、そのまま会計をせず店外に出た場合であり、だから万引き犯を検挙するために配置されている警備員などは、店外で「お客様。未会計の商品がありますね」と声を掛けることにしているようだ。

 「店の人に見つからなければ」とか「もし、見つかっても返せば良い」と万引き犯には窃盗と言う罪の重大さと、その罪の意識が希薄なようで、万引きが多くて、経営困難となり倒産した商店も世間にはあるのだから、他人の財物に手を出すべきはないし、また偏向メディアも万引きを軽微な犯罪であるかのごとく報道放送する姿勢は改めた方が良いであろう。
 
 万引き犯は盗んだ商品を隠し持つために、バッグのようなものを予め用意していることが多いようで、だから配置されている警備員なども、バッグを持って店内をウロウロしている者の動静を監視することになるが、それが困難になっていると思われるのは、本年7月からのレジ袋の有料化に伴って、エコバッグを持参する者が増えているからである。
 
 朝日新聞によれば、エコバッグを使った万引きが増え、店側を悩ませているとして、25万冊の古書をそろえる茨城県土浦市の「つちうら古書倶楽部」。7月28日から、「開いたエコバッグ 口の開いた手提げバッグは必ずレジにお預けください」と書いた紙を店頭に貼り出したとのこと。また東京都練馬区のスーパー「アキダイ」では、会計済みの品物を袋に詰める台の上で、会計が済んでいない品物を買い物かごからエコバッグに大胆に移し替える事例があったと報道されている。
 
 まさに、エコバッグの普及は万引きを助長することになると指摘されていたことが正解であった訳で、なぜならば、買いたい商品を買い物かごに入れ、レジで会計を済ませてレジ袋を貰ってから、品物をレジ袋に詰める台の所に持って行くことで、万引きを防止するための方法になっていたからである。
 
 最初から万引きをする目的でエコバッグを持って店内に入っても、今までは「万引き犯では」と怪しまれていたが、レジ袋の有料化後は、堂々と店内をうろつくことが出来る訳で、近くに店員の姿がなければ、品物をエコバッグに入れてもバレないと思うだろうし、だからエコバッグは万引き助長バッグとなった感がある。
 
 万引き犯人にとっては便利なエコバッグであり、レジ袋の有料化で経費を節減出来ると思っていた店は万引きによる被害の方が遥かに大きいことが分かったであろうから、無料のレジ袋を復活させてエコバッグを持っての入店を禁止すべきで、レジ袋の有料化は環境保護にもならない愚策ではなかろうか。
 
 知り合いが、「小泉進次郎は買い物をしたことがないのでは」と言っていたが、レジ袋が普及したのは、万引き防止や、買った品物を入れるのに便利であるし、店側としてもお客様が困らないためでもあり、よって小泉進次郎はレジ袋の有料化の愚策を素直に認めた方が良いだろう。 
(2020/08/16)


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3 コメント

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困るんだよなあ (縄文人)
2020-08-17 07:10:28
一番厄介なものは、やる気のある無能と言う話がありますが、それを地でいったのが小泉進次郎と言ったところでしょうか。
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「有料化」ゴリ押しの弊害 (成田あいる)
2020-08-23 10:43:13
今回の「レジ袋有料化」はあっという間にゴリ押し・強行されてしまったと思います。
その一方で、マイバッグが悪用されるという弊害が出来てしまいました。
実際、スーパーでマイバッグを使用し万引きした鹿児島の女性が逮捕されました。
コンビニのセルフレジも万引きの温床となっていますが、そういう輩はとことん悪用するのです。

マイバッグを持っている客に店員や警備員は声をかけにくいですし、善良なお客様を「万引き犯」にしてしまいます。
お店側も、自衛策として「マイバッグに入れられるのは精算後のレジのみ」の対策くらいしかできないでしょう。
「会計前と会計済みのかごの色を変える」も、お店にとっての負担が大きくなります。
「有料化」をゴリ押しし、強行した小泉進次郎に、このような事態をどう思うのか聞いてみたいものです(笑)
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>成田あいるさん (forest(管理人))
2020-08-26 14:30:52
コメントありがとうございます。「レジ袋有料化」は失敗だと思っていますし、1枚2円から5円の
レジ袋を100枚単位で買うと半分位の価格ですから、今まで2円だとしても買ったことはなく、手に持って店を出るか無料のダンボールに入れていますし、車の中にマイバッグの代わりにダンボールを乗せてあるので、その中に購入した品物を入れることもあります。

万引きによる被害の方が、今まで経費としていたレジ袋の購入費を超えたのでは経費節減にもならす何のための「レジ袋有料化」なのか分かりません。

世の中は善良な人だけでなく、エコバッグを悪用する人がいることは予想されていたのに、「レジ袋有料化」を継続するのであれば万引きはますます横行することでしょうし、そもそもレジ袋は万引き防止のために採用された筈で、小泉進次郎は知らなかったのかと言いたくなりますね。
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