なぜ日本メーカーはEVに消極的? 取り残されるのでは? 疑問の海外メディア
2021/03/26
気候変動を引き起こす原因とされる温室効果ガス削減のため、各国政府は自動車の排ガス規制を強化している。脱炭素がトレンドとなり、世界中の自動車メーカーは、電気自動車(EV)の生産に力を入れ始めた。ところがトヨタをはじめ日本の自動車業界はEVシフトに躊躇(ちゅうちょ)しており、このままでは日本だけが取り残されてしまいそうだと海外メディアが報じている。
◆日本一人負け? 世界はEVに向かう
日本の自動車業界が衰退に向かってしまう可能性もあると述べるのは、ニューヨーク・タイムズ紙(NYT)だ。2009年に量産車としては世界初のEVである「リーフ」を発表したのは日産自動車だったが、いまや他国の自動車会社のほうがEVに力を入れているとする。世界規模で見れば、EVは全体の販売台数の3%以下だ。消費者はその価格にたじろぎ、車種も限定的、充電時間も長くかかるなど、ラグジュアリーモデル以外で利益を出すのは難しい。しかし、テスラだけでなく、ゼネラルモーターズ、ボルボなども完全EV化を宣言。中国や韓国企業もEVシフトが盛んで、異業種のアップルも参入を目指している。
一方、日本メーカーは現在、ガソリンと電気を併用するハイブリッド車で世界の市場で優位を占めている。「リーフ」の元デザイナーは、この技術に多額の投資をしたためできるだけ長く利益を得たいのだろうが、EVの波は確実にやってきており、そのような短期的な目的が転換期における判断を間違えさせる危険性がある、と同紙に語っている。
マーケティング・リサーチ会いって社、CMRのアナリストは、純粋なEVの開発をしなければ、トヨタのような自動車会社は、国に支援を受けた中国や韓国のライバルからの脅威に直面することになると述べる。EVにシフトしない会社は、目を覚まさなければ倒産の危機に陥るとしている(ガーディアン紙)。
(以下略。全文はリンク参照。NewSphere)
(引用終了)
樹木の伐採などの際に役に立つのでエンジン式のチェーンソーを持っているが、作業する場所は山林や柑橘類を植えてある畑がほとんどなので、チェーンソー本体と補給のための燃料、チェーンオイルなどを持って行く訳であり、エンジン式は良く切れるし、使い勝手が良くないと思ったことは一度もなく、屋外で使う機器はエンジン式が最適ではなかろうか。
チェーンソー一にはエンジン式の他に充電式やAC電源式があるが、何年か前に庭で細い枝を切るためにAC電源式を購入したことがあり、使って見たものの、力もなく良く切れなかったが、それでも欲しいと言って来た身内に譲ってしまったことがあった。充電式のチェーンソーは持っておらず、購入する気もないが、電気のない山林などでもエンジン式と同様に使えるので一見して良さそうに思えるとしてもバッテリーが上がってしまうと再充電するまで使えないし、そのために予備バッテリーを持っていたとしても不安だからである。
自動車も屋外で使うものであるからガソリンエンジン式が一番良いと思っているが、最近は排ガスが出ることから気候変動を引き起こす原因だと言われるようになり、世界中の自動車メーカーは、電気自動車(EV)の生産に力を入れ始めたものの、トヨタをはじめ日本の自動車業界はEVシフトに躊躇(ちゅうちょ)しており、このままでは日本だけが取り残されてしまいそうだと海外メディアの報道をNewSphereが伝えている。
災害多く、また豪雪などの影響で立ち往生する自動車が毎年のようにある日本で電気自動車が似合うとは思えず、もし、すべて電気自動車となれば、電力供給が間に合う訳がなく、おそらく、バッテリーが上がってしまい道路上に放置された電気自動車があちらこちらに見られ渋滞するようになるだろう。充電するにしても数時間かかるので、その間、車はそのままなので渋滞は解消しないことから、レッカー車で充電スタンドまでけん引するようになるかも知れない。
自動車王国と言われている米国でさえ、電気自動車を購入する方は極めて少数とのことで、その理由は車がなければどこにも行けない国だし、また長距離を運転しなければならず、充電設備も不足している現状からすれば、電気自動車の購入にためらいがあるのは当然で、加えてガソリン価格も安いとなれば尚更である。
既に日本には欧米の自動車メーカーが真似出来ないハイブリット車があり、それをねたんで、これからは電気自動車が主流になって日本は取り残されると言っている訳だが、少しは増えてきたようだが日本で欧米車があまり売れないのは日本車の性能が良いからで、中古であっても日本車は人気があるようだ。
世界中の自動車メーカーが電気自動車の生産に力を入れ始めるは勝手だが、国土の70%が山林で、平地も少ないなどの自然環境が厳しい日本の特殊事情があるので、それに合わせた車でないと命に関わるし、日本の自動車メーカーにあっては電気自動車の生産で世界から取り残されても良いから日本人が安心して乗れる車を今後も生産して欲しいものだ。今から予言しておくが電気自動車は自滅するのは明らかで、なぜかと言うと、リスクは分散しなければならないのに停電になったら何も出来ないオール電化の家にするようなものだからである。
(2021/03/28)
現在、EVに力を入れているのは日産と三菱ですが、どちらも無能経営者による失策の連続で、すでに実質的には倒産していて外資のおカネで生きながらえている会社です。
日本の他の自動車会社が彼らの後塵を拝することはあり得ないであろうと考えます。
トヨタは実質的に日本の自動車会社の盟主となっており、トヨタが動かない限り他社が動くことはないであろうと思います。
EVのメリットは部品数が少ないことにあると思います。したがってある程度普及するとは思いますが、膨大なインフラを整備する必要があります。
それができるのは多分日本だけだろうなとも思います。