私の主張・ひとりの日本人として

新聞やテレビの報道で特に偏向マスコミや反日日本人などに憤慨することが多くなり、暇な時に思いつくまま書き綴ったブログです。

尖閣などの無人島が占領されても仕方ないのか

2012年08月31日 23時22分12秒 | 売国奴・反日日本人

[金曜討論]「憲法9条」櫻井よしこ氏、福島瑞穂氏

2012.8.31 07:40

 北方領土、尖閣諸島、そして竹島…。近隣諸国がわが物顔で日本固有の領土を侵食するなか、改めてクローズアップされているのが憲法9条の存在だ。“平和憲法”の名の下に、戦力の不保持を明記した条文を抱えたまま祖国を守れるのだろうか。ジャーナリストの櫻井よしこ氏と、社民党党首の福島瑞穂氏に考えを聞いた。(内藤慎二)

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(櫻井よしこ氏については割愛する)

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 ≪福島瑞穂氏≫

 ■尖閣で自衛権行使は疑問

 --9条の意義とは

 「9条がなければ戦争ができる国になっていた。韓国の若者がベトナムに従軍したように日本も戦地に若者を送ったはずだ。韓国軍はベトナムで憎まれている。戦後の日本が戦争で人を殺さなかったことは誇ってよい。日本が今後、米国の利害に引っ張られて戦争への加担を強いられたときに、『NO』と断れるのが9条の効用だ」

 ●9条守れば攻撃されず

 --他国からの攻撃にはどう対応するか

 「9条で『世界を侵略しない』と表明している国を攻撃する国があるとは思えない。攻撃する国があれば世界中から非難される」

 --中国政府に尖閣諸島を侵略される可能性はないか

 「尖閣は民間人の所有だ。侵略は所有権侵害にあたり、領土侵犯に当たる。今(7月27日現在)のように経済的に両国の関係が密接ななか、中国政府は戦争という手段が取れるだろうか」

 --尖閣に自衛隊を常駐させる案が浮上している

 「問題をこれ以上緊迫させるべきではない。尖閣は日本の領土であることは間違いない。日本には海上保安庁もある。自衛隊を置く必要はない」

  ●海外派遣は違憲状態

 --尖閣が攻められたとき、自衛隊を派遣することは自衛権の行使に当たるか

 「刑法で正当防衛を認めているように日本にも個別的自衛権はある。四国や九州が攻撃されれば反撃は許される。しかし尖閣は人が住んでいない。個別的自衛権や9条の問題というより領土をめぐる問題として冷静に対処すべきだ」

 --具体的には

 「国際的な交渉の舞台で解決を図るべきだ。侵略を未然に防ぐ外交努力も必要だ」

 --閣僚時代に自衛隊の憲法上の位置付けについて「合憲」との認識を国会答弁で示した

 「社民党は自衛隊の存在について合憲か違憲か答えていない。外国にまで派遣できる状況は『違憲状態』と考えている。組織改編や規模の見直しは必要だ。ソ連崩壊後の北海道に今ほどの数の戦車を置く必要はあるのか。任務も災害救助などに比重を移すべきだ」

 --村山富市政権時に党は「合憲」と打ち出していた

 「自衛隊、安全保障に関する党の見解は平成18年にまとめた社会民主党宣言で整理した。今もその見解が維持されている」

 --平和への思いを

 「父は特攻隊の生き残りだった。子供の頃、終戦記念日に涙する父の姿を見た。戦争で傷つくのは父のような庶民だ。戦争に負けて手にした平和憲法や、戦争はしないという誓いは大切にしなければならない」

(以下略)  

(引用終了)


 31日の産経新聞には、憲法第9条を改正すべきかなどについて読者からのアンケートの結果が掲載されているが、4678人から回答があったうち92%の方が改正に賛成すると回答しているそうである。  

 9条改正に賛成する方の意見の中で、長野県の主婦(49歳)は「以前は憲法9条を堅持すべきだと考えていたが、残念ながら、平和を望むなら、隣国に対しての守りは必要と考えるようになった」との意見を述べている。  

 この主婦は周辺国は「平和を愛する諸国民ではなかった」と認識するようになり、国の守りに支障になっている9条は改正すべきだとし、今までの堅持すべきだとする考えを改めた訳であり、現実を直視すれば当然のことで、9条を堅持すれば侵略されることはなく、平和を守れると思っている方は精神的な疾患があるか、現実より、幻想を追い求める特殊な宗教の信者と言っても過言ではない。  

 大江健三郎氏に9条について語らせても無駄であり、9条を守るために死んでも良いと思っているのだから話にならず、だから、安全保障問題を語る資格もない訳だが、なぜか偏向マスコミは、大江氏がノーベル賞作家だからとして語らせて世間に悪影響を与えているとなれば偏向マスコミも同罪である。  

 9条の会の大江氏と同様な考えを持っているのが、社民党の党首である福島瑞穂氏であり、同じ31日の産経新聞のオピニオン欄に、9条を改正すべきだと主張する櫻井よしこ氏と、思想的に対極な福島氏の9条についてのを考えと言うか妄言が掲載されている。  

 これは産経新聞の内藤慎二氏の問に福島氏が答える形になっているが、9条を現実に合わそうとして、支離滅裂なことを言っており、飽きれてしまうが、これは国家国民を守ることが最大の責務である政治家の台詞ではなく、9条真理教とか言われている宗教家の台詞と言った方が正解であろう。  

 その中で、「尖閣が攻められたとき、自衛隊を派遣することは自衛権の行使に当たるか」との問いに「刑法で正当防衛を認めているように日本にも個別的自衛権はある。四国や九州が攻撃されれば反撃は許される。しかし尖閣は人が住んでいない。個別的自衛権や9条の問題というより領土をめぐる問題として冷静に対処すべきだ」と答えている。  

 「9条で『世界を侵略しない』と表明している国を攻撃する国があるとは思えない」と明言しておきながら、「四国や九州が攻撃されれば反撃は許される」とは矛盾の何者でもないが、自衛隊は違憲だとのして存在を認めていない社民党はどのような方法で反撃をするのであろうか。  

 福島氏は尖閣が無人島であることを理由に、攻撃されても「個別的自衛権や9条の問題というより領土をめぐる問題として冷静に対処すべきだ」と答えているが、わが国には多くの無人島があり、どこかの国が占領するため行動を起こしたとしてもは自衛権は発動せず、占領されても仕方ないと明言したも同然である。

 支那は尖閣だけでなく同じく無人島である沖ノ鳥島も狙っているようだが、福島氏は支那による沖ノ鳥島占領を容認するつもりなのか。竹島は9条があっても韓国から攻撃を受けて占領され、今日に至っている件について福島氏に9条との関係を聞きたいものだが、おそらく「冷静に対処すべきだ」としか言わないであろう。それにしても、産経に掲載されている福島氏の写真のことだが、ひねくれた考えの持ち主だから人相が良くない。
(2012/08/31)  

  写真:福島みずほ (参院議員、社民党党首) (古厩正樹撮影)