きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「アルジェの男/Dance Romanesque」宝塚月組

2011年08月07日 | 宝塚(月組)


芝居は、柴田先生の名作を
大野君の演出で再演。

フランス領アルジェリア。
そこで暮らすジュリアンやジャックは
まー、なんちゅーか、チンピラで。
いつかビッグになってやるー、と吼えはするけど
実際には犯罪すれすれの小さいことしかできなくて。
ジュリアンはダンサーのサビーヌを
感じいいじゃん!と思ってちょっかいを出すけど
サビーネは、その辺の女と一緒くたにされたくないので
(自分をちゃんと見て愛して欲しいと思っている)
ジュリアンのちょっかいをさりげなくかわす。
あるとき、アルジェリア総督の財布をすってみろー!
とジャックに嗾けられるジュリアン。
しかし、この総督はそうとうなクセ者で。
ジュリアンの行動を見抜いたばかりか
ジュリアンの野心的な眼に惹かれ
彼を引き取って教育を始めちゃうわけだ。
たぶん自分もそうだったのでしょうなあ。
真人間になるようにみえたもんで、
昔の仲間はジュリアンをいじめるけど
ジュリアンは耐え、サビーヌも止める。
んで、総督はフランスに帰ることになり、
ジュリアンも昔の仲間を捨ててついていく。

それから5年だっけかな。
(元)総督は本国でも重要な地位についていて
次期外務大臣候補だったりする。
いまや立派な秘書官の一人となったジュリアンに
(元)総督は自分の娘・エリザベートと結婚して欲しいなあ、
と思っている。
エリザベートはツンデレだけど、
最後はジュリアンになびきそうになる。

それとは別に。
パリのサロンの中心人物の一人に
伯爵夫人ポーラという素晴らしい女性がおりまして。
自分の人脈を使って、いろいろできちゃうんですー。
彼女の心配の種は姪のアナ・ベル。
アナ・ベルは両親を亡くしただけでなく、
自身も盲目。
彼女を幸せにしてくれる人、絶賛募集中で、
ジュリアンに白羽の矢を立てる。
いやいや、私のような者など・・・
と、遠慮するジュリアンに、
野心でのし上がろう!ってぐらいの人の方がいいのよ!
と答えるポーラ。
野心が有る方が、アナ・ベルに冷たくすることなんかできないでしょ。
なかなかの策士だなー。
そう言われちゃーねー、と思いつつ、
まあ、アナ・ベルも健気で美人だから口説いちゃおうーかー、
と思うわけだわな。

そんなとき、他の秘書官仲間に誘われて
パリの下町に行ったならば、
ヘソ出しドレスで美しく踊るサビーヌ発見!
一人でアルジェに残るのは寂しいので
彼女もフランスに来ちゃったのだ。
でも一人は寂しいんでー、
口説いてきたジャックと一緒に暮らしていたりする。
まー、悪いのは俺だしさー。
最近の二人の女より、やっぱ君が好きかもよー、となる。

んでー。恋多きジュリアン以外のお話も展開していまして。
(元)総督の失脚を狙う政治家さんがいるんですよー。
その人が、なんかスキャンダルを起こしてくんないかなー、と
ジャックに依頼して。
ジャックは、サビーヌに、(元)総督を誘惑して!
それをネタに強請るから、と頼むけど
(元)総督がジュリアンの後ろ盾だと知っているサビーヌには
そんなことができなくて、
ジャックを撃ち殺しちゃうんだわ。
それを見たジュリアンは、逃げるだけ逃げてみようと
サビーヌに提案。
飛行場までたどり着いた彼らを待ち受けていたのは・・・


って、お話。
思っていたほどこんがらがってはいないし
思っていたほどジュリアンの野心はそれほどでもないし、
女を踏み台にしているといより、
たんに誘われたら断れないだけの男のようにも見える。
しかし、最後はびっくりだ。
「霧のミラノ」を思い出したけど、
たぶん、こちらを最初に見た人は
「霧のミラノ」を見てこれを思い出したんだろうなあ。
いやはや、唐突すぎてビックリだ。

出演者にたくさんの役が振られているのは嬉しいけど
それだけにひとつひとつのエピソードに深みがない。
それぞれの役者には合っている。

あちょうは、アルジェ時代の仲間と
パリのクラブの客。
オープニングでかっちょいいダンスを披露しています。
前半ではジュリアンにひどいことをします。
クラブでは超エロイです。

指揮は岡田先生。


ショーは中村A。
なんとなく中村Bの総踊り系に似ている。
つーか、「ラプソディック・ムーン」を思い出す。
砂漠=かもめ、とか。
勢いがあるので「ONE」よりはずっといい。

まりもちゃんは部分休演だけど
ガシガシ踊っていました。
け。ちゃんとも言ってたんだけど、
背中を反らせる振りが無かったので
痛めたのは背中なのかしら。
脚を上げるのは全然大丈夫そう。

あちょうは、けっこういいポジション貰っている。
端だけど最前列だとか。
やっぱ、身長とかかなあ。
すごく嬉しい。
ショーのところで
組長・あちょう・まんちゃんが
ワンフレームに入るとウハウハ。

指揮は佐々田先生。


終演後はマギーちゃんのお茶会。
初日開けたばかりなので歌はなかったけど
そのぶん、公演に関していろいろお話してくれました。
芝居の疑問点は、大野君だけじゃなく
柴田先生にもたくさん聞いたみたい。
前回女役だったマギーちゃんから見て
3人の女性のうち、誰を演じたいですか?の質問に、
「アナ・ベル。霧矢さんとラブシーンがあるから」
と答えていました。
まりもちゃんは、あれでもかなり振りを変えているそうです。
本来の振りを皆さんにお見せしたい、と言ってました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

宝塚プチミュージアム(バラの国の王子&ONE)

2011年08月07日 | 宝塚(月組)
まずはいつものジオラマ。







今回は立体的です!
上から覗くとこんなかんじ。


仮面。



持てると思ってたのになー。
残念。

衣装。
野獣ちゃん。




王様とベル


ギネスとか




パレードのキリヤンの衣装の細部


小道具とか




フィンチ。
野獣ちゃん




ピアノコンチェルト




ユニコーン




台本に添えられていたキューピー。



誰が作ったのかなー。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

タイバニ19話メモ

2011年08月07日 | タイバニ
19話中継のメモ。
思いっきりねたばれ。
MXとBS視聴者は要注意。




今回の絵は全体的に丸く若かったですね。
謎の解明かなり来ました。

(1)黒幕の正体
やっぱり黒幕はマーさんでした!
兎両親を殺したのもマーさん。

(2)兎両親殺害の理由
最大の理由は、ヒーローTVの視聴率アップ。
そのための兎両親の研究成果の横取り。
プラス、幼いころからネクストの能力が発現した(たぶんね)兎を
ヒーローにしたかったから。
自分の番組のために。
(星一徹?)

(3)兎両親殺害後
ヒーローTVを盛り上げるために
犯罪組織(ウロボロス)と手を組み、
シュテルンビルトに犯罪者を呼び込み
凶悪犯罪を多発させる。
ヒーローの活躍の場を増やすために。

(4)記憶操作の方法
マーさんが「新しい記憶を埋め込む」能力を持ったネクスト。
ただし、ささいな矛盾が生じると正しい記憶が戻る。
記憶の消去・上書きではなく、
壮大な勘違いをおこさせるみたいな?
兎両親をその能力で・・・となっても
ずっと騙すのは不確実すぎる。

(5)兎がそのことを知ったら
兎の記憶操作を試みる。


今後の私的予想展開。
 ・おじさんが「今日」買ったバッジで記憶を取り戻す(これはガチ)
 ・おじさんから能力減退の報告を聞く
  自分のことばかり考えていてすみません、と兎が謝る。
  おじさんも、俺のほうこそ、とか言い合って、シャンシャンシャン、と。
 ・おじさんの能力補強のために斉藤さんメカ登場
 ・おじさんの能力減退は、実は一時的なものでした、ってオチ(希望)
  能力が戻る
 ・2人の絆、永遠に
かな。

最悪な展開をものすごく考えていたら
自分が思ってたほどではないみたい、ってことがわかり
来週から楽しく見ることができそう。
たぶん、死亡フラグは無し。たぶん!
いえーい!
あとはウロボロスの正体かなあ・・・
実は生きていたレジェンドとか?
おじさんが楓ちゃんに正体をバラすとこまで行くかな。
近々素顔で戦う場面が来るとか?
腐ファンはまったく意識していない話作りだと思うけど
今日のネタはものすごい燃料投下ですね。
ありがとう、そしてありがとう!!


以下、中継中のメモでーす。

・引き続きハンサムエスケープ。
・おじさん、兎宅に押しかける。
・いきなり作ってるし
・前に・・・?いつ作ったっけ?
 どうしてメチャクチャにしたんだっけ?
・いちおう調味料つき
 兎の口に合わないことを想定して?
・エビチャーハン
 意外と王道
・食ってやれ!!
 お願い食べて!!
・記憶を辿ってみる。
 おじさん、結構冷静だよね。
・「いつものお前」に戻ってほしい
 それは・・・ツン?
・スケート場デートはこれだったのか。
 いっそ2人で手をつないで滑っちゃえよ!!
・回想の中のマーベリックさん。
 黒いよ、この人絶対!
・おそろい!!!
 これか!旧EDに出てきたのは!
 ピンバッジだったのか!
・兎の服は本革。おしゃれさん。
・今日の思い出をわざわざ作る必要は無い。。
 僕らの思い出はこの先いくらでも・・・・
 末永くコンビを続ける予定なのね。
・バニー錯乱。
 それに巻き込まれる少女。
 兎、有名人だから、絶対どこかで写真を撮られているぞ!
・「お前のそばにいる」
 なんだか、愛の告白だよ。
・まあ、無防備に倒れちゃって、まあ。
 私の前で倒れたら・・・
 ふふふ・・・・・
・結局犯人はウロボロスじゃなかったいうことで。
・虎on虎
・おじさん、うしろー、うしろー
 最悪のカミウングアウトーー

・おじさん下手すぎる言い訳。
・苦しいときに支えあうのが相棒。
 僕のこと認めてないんですね。
 僕を心配してじゃないんですね。
・どーでもいいけど、今日はみんな丸顔で若いね。
・ツンツンツン!バニー!可愛いよ。
・頼るのはこの人か。
・マーベリックさん、丸め込みに入ってますよ!
・それ、飲んじゃだめーー!
・来た来た!黒幕バレ!!
・おじさん、クリームソーダ。
 酒を飲むときは焼酎なんだね。
 車を置いていけるほど馴染みなんだね。
・サマンサさんまで記憶操作か、抜け目ない。
・兎とおじさん、二人そろって狙われるフラグ。
 それを乗り越えてコンビの強化ね。
・マーさん、ヒーローにするために引き取った。
 そのために兎の両親を殺した。
 目的はヒーロー業界の活性化と視聴率!
・確かにさあ、
 今だってさあ、
 戦隊ものも最後はロボットだもんね。
 普通に生身の人間が戦うだけじゃ
 視聴率は取れない、ってか。
 そのために故意に犯罪者をシュテルンビルトに呼び込み
 犯罪を起こさせた。とな。
 それが兎両親にばれる。
 ついでに犯罪組織と組み
 兎絵両親の研究成果を武器に流用。
・マーさんがネクスト!
 記憶操作のネクスト!!
 でも、ささいな矛盾で崩壊。
・で。
 マーさんの力をしても
 おじさん関連の記憶は消えない、と。(だといいなあ)

予告
・バニーちゃんは電動歯ブラシを使う

楠さん
・すでに牛さんの名前が「牛角」になっている
・ギクシャクの後はナイスコンビになる


MXを見て追記
記憶操作されたバニーが、
おじさんを仇だと思って闘う!
ってずっと思っていたけど
予告を見たら違っていたわ。
マーさん自身がなんとかしようと思うのね。
マーさんの目的はヒーローTV云々だから
従来の方向が望ましいのかな。
余計なことをするんじゃなくて。

おじさんがお茶を飲んでいるとき
バニーちゃんはどこ?
なにしてる?
なんかされてない?????????

雪の日に半ズボンって誰の趣味?
両親が最後に聞いていたオペラが「ウィリアムテル」だと
かなり間抜けな絵面になるなー。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする