きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「好色一代男」(一回目)

2011年08月20日 | 紫吹淳(リカちゃん)
リカちゃんは高尾太夫。
出番は少ないけれど、
ほんと、天女様のように美しいです。
原作と違って恋人は出てきません。
世之介に千両出してもらって
遊女を辞めることになって終了。
最初から最後まで美しいままです。
回想シーンとかでセリ上がりがありますが
基本的に見せ場はワンシーンです。
おいらん道中のぽっくりの下駄は
ひとつ1.5kgあるそうです。
両足だと3kgですね。
そのため足がぱっつんぱっつんに張っているそうです。
リカちゃん、普段は足首を自分で掴めるそうですが
いまの公演中は掴めないそうです。
いつもより足が太くなっているそうです。

実質的なヒロインはみなこちゃん。
やくざの妾と吉野太夫。(二役)
妾のときの口調(台詞&台詞回し)が
「××だよ」とかで、
なんとなく正塚芝居。
あひちゃんは、大きかった・・・。

愛之助さんは、雷蔵と比べると、
女に無条件で惚れられる要素が薄いかなあ。

話のテンポは温めだけど
これくらいの方が一般受けするのかなあ。
後ろの席のおばちゃん達が、
かなり喋り続けていたんだけど
あひちゃんが出る度、デカい、大きいを連呼していて
笑ったというか、なんというか。
正直な感想だけど、
あひちゃんも女の子だからさー
あんまり言わんといてー。
あひちゃんは、ヅカ枠というより
名古屋枠なんだろうか。
リカちゃんは、顔が小さい!って言われてました。
客層は、愛之助さんのファン、ヅカ系、役者さんファンの他に
御園座観覧団体様、っていうのでしょうか。
特に誰のファンでも作品ファンでもなく
たまたま申し込んだ月の演目だから見に来た、系。
明治座とかにもいらっしゃるけど
御園座はかなり多いような気がしました。
そういう視線で見る劇場だと思えば
場内のお喋りもまあいいか、と思っちゃいますね。
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「卒業」(第2回午前十時の映画祭 青の50本)

2011年08月20日 | 映画
ラストシーンが有名すぎる映画。
ラストから逆算して、
若い恋人同士のところに
母親が割り込んでくる話だと
なんだか信じていたころがあったなあ。
流れ的には、幼馴染の母親、
というより、両親の経営共同者の妻との不倫が先にあり
そのあと娘と付き合う、と。

若いころにもっとしっかり見たら
将来への不安とか、
なんとも抑えられない性衝動とか
わかったのかなあ。
同意できたのかなあ。
若い二人より、
ミセス・ロビンソンに近い年齢になった今見ると
ベンの行動力(ほとんどストーカー)は怖いし
エレインもどっちつかずの二股だし
(結婚に対しては憧れだけ?みたいな)
どちらともわからんなー、ってのが正直な感想。
ミセス・ロビンソンの行動はわかる!
美味しそうな餌が無防備に転がっていたら
そりゃ、いただいちゃいますな。

ダスティン・ホフマンが若かったなー。


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