きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「New Days "009"」@虎丸座

2011年08月06日 | 小山卓治
今回の虎丸座は、マーシー付き。
小山さんの衣装は、光沢のある生地のシャツ。
白地に○が連続して連なっているような。
籠目模様の淵が○っていうのかなあ。
に、黒のジーンズ。
髪はすっきり短め。

マーシーはNew Days Tシャツにカーキ色の山高帽。
腕、細ーーーい!

01.New Days
ツアータイトルの曲から入りました。
だいぶこなれてきたかな。

02.Soulmate
マーシーもソウルメイト入り?

MC。
虎丸座は3回目。
いつも昼に着き、
着くたびビーチを見て歌う気がゼロになる。
なぜロックを選んでしまったのだろう・・・
さまざまなサポートメンバーと組むシリーズ、
本日からはセカンドシーズン。
題して「お帰りなさい マーシー」
彼とはまだまだ一緒にやりたいことがある。

03.夢の島
04.真夜中のボードビル
マーシーのギターがエレキ(たぶん)のせいか
今までも演奏された曲のはずなのに
えらくシャープに聞こえる。
あ、マーシーのギターは本日2本です。

MC。
昨日は赤坂BLITZの加山雄三さんのライブに行った。
5つ年上の兄がファンだった。
ベースで宮本さんが、ドラム&パーカスで丹菊さんが
参加していることもあり、行った。
(私の心の声。
 じゃ、スケジュールがあえば、
 リカちゃんのコンサートに来てくれたの?
 宮本さん・・・
 そういえばリカコンの打ち上げの写真に姿が見えなかったので
 もう次の仕事に行ったのかなあ、って友達と言っていたっけ)
加山さんはショッキングピンクのシャツを着ていた。
ギターはモズライト(?)
(ベンチャーズなども使用)
ソロを弾きまくり。
音は歪ませず。
「俺が歪ませるなんて40年早かった」
加山さんはボブ・ディランより年上。
「♪ふたりを~ ゆうやみがー の曲の台詞の部分。
 『幸せだなあ・・・
  僕は君といるときが一番幸せなんだ
  僕は死ぬまで君を離さないぞ
  いいだろう・・・』
ここで会場のマダムが乙女になって
黄色い声でキャ~
あの年齢でも黄色い声は出せるんだ。
だから、君たちもやればできる!
松岡修三ばりに要請されるも、
女性ファンは「えーーーっ」
低い声で拒絶。
(私の心の声
 リカコンでは私は黄色い声を出してたよ。
 客より、歌い手の王子様度の問題じゃないか?)

05.ILLUSION
なんだか、とても暖かい雰囲気。
ほんわかしている。
夢とか希望の方が強く感じられる。

06.オリオンのティアラ
これもほんわか。
やりなおそう、じゃなくて
愛し合っているよね、僕たち、
って確認みたいな。
答えがわかってて確認しているみたいな。

マーシーが捌け、小山さんのソロタイム。

MC。
3年間アロブラと活動してきた。
ファイナルステージをCD+DVD化。
出会った時、彼らは26歳だった。
それまで自分は同年代とばかり組んできたので
一度大きく年の離れたアーティストと組んでみたかった。
彼らは若く荒削りで、勢いがあった。
俺が組んできたすべてのバンドの音があった。
CD+DVDの購入特典で特設サイトにいける。
アロブラがライブを見ながらのオーディオボランタリーもある。
近々自分とスマイリーのボランタリーも追加予定。
グダグダな会話になるんだろうなあ。

07.欲望
前の2曲がほんわかしていたぶん
どえらく迫力があった。
ガッツンと客席に切り込んできた。

MC。
先週、大阪・福岡・熊本に行った。
同行はベチコ。
彼女は5月に北海道に行った時、
国内の飛行機移動は初めてで、
カニ・ホタテに狂喜乱舞。
先週は初めて関門海峡を越えた。
はじめての土地ではじめての食べ物を。
大阪でははいから丼。
このネタは相当ひっぱってきたけど
今回で最終回のつもりで挑んだ。
前に食べたことがあるが、
打ち上げの後だったので、味の記憶が無い。
今回はしっかり記憶しようと思い
ライブの前に食べに行った。
ベチコにはいから丼の説明をしたら
「私、それはやめておきます」といわれた。
彼女が食べたのは木の葉丼。
(こちらの方が200円高い)
どちらともすごいボリュームで
腹いっぱい、なんてもんじゃない。
本番中、お辞儀ができないくらいだった。
福岡はラーメンが有名だけど、うどんも美味い。
前日の教訓から控えめに、と思ったけど
500円でトッピングし放題と聞き・・・
自分は我慢した。
ベチコはトッピングコーナーを3往復ぐらいし
本番のお辞儀がきつそうだった。
福岡のライブはたくさんのお客さんが来てくれた。
「なんだ、いるじゃん!
 どこにいたんだ!」
ライブの後は、この季節だけど
ベチコのリクエストでモツ鍋。
福岡では〆にちゃんぽんを入れる。
福岡・熊本では、普通にちゃぽんの麺が売られているらしい。
「東京では売ってないよね」(残念そうな口調)
ベチコはちゃんぽんを食べた後、
〆のラーメンも鍋に入れ、
スープも飲み干した。
熊本は九州新幹線で38分。
あまりに早くて着いた気がしない。
熊本といえばラーメン。
福岡より麺は太く固め。
ベチコ曰く「38分の距離でこんなに違うなんて!」
いや、38分になったのは最近。
以前はバスで2時間の距離。
地元だからみんなを案内。
馬刺し、揚げたての辛子蓮根、太平燕。
美味しいものといえば、
蟹付きの加賀ライブは年内を予定。

08.Once
ライブで演奏されるのは珍しい。
聞けて嬉しい!!!
主人公はすでにいろいろ振り切っている気がする。

09.P.M. 11:11
続けて聞くと、Onceのそのあとの女性視点とも思える。
若いころは敵なしだったけど
そうでなくなると、あのときの周りの人の気持ちが身に沁み
気まぐれで捨てたものがいかに大切だったかを思う。
「カード電話」の時代の話でも
主題は今でも十分通用する。

下手のピアノに行き。
10.Fool On The Build'
前奏の音は強め。
少年の思いが明確に伝わってくるよう。
最後のピアノの音で、
彼の心は解放されたんだなあ、と思った。

マーシーが戻る
小山さんもセンターのギター。
11.西からの便り
とても激しい。
逃げ出すように故郷を飛び出る、
という歌だと思っていたけど
今日は「東へ行く」、
なんというのか、強いギラギラの野心を感じた。

小山さんピアノへ。
12.Shadow Land
さきほどとはうってかわって、
美しいラブソング。

小山さん、ギターへ戻り
物販の宣伝。

13.DOWN
14.Escape
盛り上がって本編終了。


アンコール
前回の虎丸座ライブは
この時間、夕暮れと富士山のシルエットが見えた。
今日は曇り。
原因は、前回いなくて、今回いる人?
ということで、マーシーに向かい
「この曇り男!」
さらに、
 俺は晴れ男だから!」
小山さんの無謀な宣言に会場中
「えーーーーーっ!」
あまりの否定ぶりに小山さん
「かんじわるぅ!」

よし!
二人とも気合を入れて
E1.祭りの季節
最初に聞いたときは、「祭り」という言葉が
あまりに小山さんに似合わず嫌いだった。
今は「祭り」という言葉だけに反応することは無い。
いろんなことがあって、
それでもまた顔を合わせられる、
そういう状況になるのは、とても嬉しいことだ。

明日の宣伝。
明日は生声で、マーシーは初めて。
「どんなかんじなんですか?」と聞かれたので
「行けばわかる」と答えたけど
それだけじゃさすがにアレなので
ここで練習!

E2.君が本当に欲しいもの
小山さんもマーシーも生声で。
客電がつき、場内が明るくなり
2人とも舞台を降り、
小山さんは下手最前列のテーブルに
マーシーは上手最前列のテーブルに
それぞれ楽譜を広げて歌いだす。
客も一緒に歌う。
最後は、小山さんはいすの上に乗り歌う。
マーシーはギターを弾きながら客席内を一周する。
とても盛り上がってアンコール終了。

モアモアアンコール。
小山さんだけ出てきてピアノへ。
「今日は楽しかったね」

E3.長すぎる夜と遠すぎる朝
しっとりと歌い上げて終了。

マーシーのギターの音は好きだな。

今日は小山さんの歌のいろんな面が見えて楽しかった。


追記
会場に着いて、メモ用のボールペンを出したら
インクが出なくてビックリした。
インクがたっぷり入っているのは見えるのに!
なんで出ないんだか。
仕方がないので、眉を描くリキッドでメモしました。
リキッドは苦手なので使えないので
無駄だよなー、と思っていたけど
(反対側に付いているペンシルは使っています)
とんだところで役に立ちました。
コメント (3)
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「ウエストサイド物語」(第2回午前十時の映画祭 赤の50本)

2011年08月06日 | 映画
DVDは持っているけど、
やっぱり大画面で見たくて!!
大画面で見ると、チャキリスもモレノも
不自然な色合いのドーランだね。
子供の頃はあれが地肌だと信じていたんだけど。
ダンスはいま見てもハイレベル。
街中でいきなり踊り出すのは不自然だけど
そんなことはどうでもよくなるぐらい。
ロビンスは天才だなあ。しみじみ。
NYCBのWSS組曲や、
海外カンパニーの公演を見たことあるけど
を意外とつまらなくて、
やっぱこの迫力は、撮り直しが聞いたり
細切れに撮影できたり、
歌が別録だからこそできるんだよね。
しみじみ。
高校生ぐらいに見たときは
「いい大人がなにをやってるんだか」と思ったけど
いま見るとみんな若造だわー。
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「穢れなき悪戯」(第2回午前十時の映画祭 青の50本)

2011年08月06日 | 映画
お祭りの日。
身体が弱く外に出られない少女の元に
神父がやってきて、祭りの由来を話す。

その昔、修道院の前に赤ん坊が捨てられた。
神父達は養ってくれる人を見つけようと思ったが
見つからなかったため、
慣れない事ながらも、彼らで育てることにする。

赤ん坊は少し大きくなり、いたずらっ子になる。
あるとき「絶対に入ってはいけない」と言われた屋根裏に入る。
そこにいたのは・・・

神の奇跡を映像化。
慈悲深い神には
異教徒の私でも涙する。

少年の魂が天に帰るのなら
生まれてきた意味はあったのか?
と思わなくもないけど
神の愛を皆が感じ取ることが出来たなら
それは意味のあることなのだろう。
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