私の主張・ひとりの日本人として

新聞やテレビの報道で特に偏向マスコミや反日日本人などに憤慨することが多くなり、暇な時に思いつくまま書き綴ったブログです。

「極めて危険」なのは北朝鮮が核武装したことでは

2009年04月09日 00時01分08秒 | 社民党

核発言「極めて危険」 社民・福島党首

2009.4.8 20:34

 社民党の福島瑞穂党首は8日の記者会見で、北朝鮮のミサイル発射に絡んだ「日本も核を持たざるを得ないという気持ちで取り組むべきだ」との自民党役員連絡会での発言について「『なめられてたまるか』という雰囲気があるとすれば極めて危険だ」と批判した。

 同時に、戦略核削減などを盛ったオバマ米大統領の包括的核構想に触れ「核廃絶へ大きな前進だ。(日本も)国際的な枠組みの中で問題を解決することが重要だ」と強調した。
(産経新聞)

(引用終了)


 北朝鮮が弾道ミサイルを発射したことを非難する国会決議を社民党は棄権し、共産党は反対したそうだが、別に驚きもしないし、北朝鮮を批判することはない政党なのだから予想の範囲内であり、国民の生命財産が脅かされたにも関わらず、北朝鮮を擁護するかのように非難決議に加わらなかったことは、日本の政党であるとの認識すら持っていないのであろう。

 自民党の坂本剛二組織本部長が、北朝鮮のミサイル発射に関連し「向こう(北朝鮮)は核を保有している。 日本も『核を保有する』と言ってもいいのではないか」と発言したそうだが、実際に核を保有するかは別にして、核に関する議論は大いにすべきであり、北朝鮮が核を廃棄することはありえないのだから、まず先に、わが国の非核三原則などの核政策について、このままで良いのか、見直しをすべきかなどを論議すべきあり、このまま論議さえしないとなれば、北朝鮮の脅威に対抗出来なる訳である。

 社民党の福島瑞穂党首は、坂本氏のこの核発言に関して「『なめられてたまるか』という雰囲気があるとすれば極めて危険だ」と批判したそうだが、世界から核が廃絶されることなどないし、恐怖の均衡によって、大きな戦争が抑止されているとの現状をみつめると、わが国は世界で唯一の被爆国であり、再び核兵器による被害を受けないために、世界で核武装する権利がある唯一の国と言ったら、それはわが国であることは間違いないであろう。

 福島党首は北朝鮮のミサイル発射を批判せず、坂本氏の核発言が「極めて危険だ」と批判している訳だが、発言することさえ危険だと言うのであれば、核に関する議論にも反対であろうが、北朝鮮を牽制するために「日本は核武装の是非について議論を開始した」とのメッセージを出すことも必要であり、「極めて危険」なのは犯罪国家北朝鮮が核武装したことあり、核発言だけで「極めて危険だ」と批判するのは、お友達の北朝鮮が困るからであろう。
(2009/04/09)