私の主張・ひとりの日本人として

新聞やテレビの報道で特に偏向マスコミや反日日本人などに憤慨することが多くなり、暇な時に思いつくまま書き綴ったブログです。

外国船の救助は脱法的と何処の誰が批判しているのか

2009年04月19日 23時07分24秒 | 政治

警護対象外、3回目の救助 ソマリア海賊対策で海自護衛艦

   防衛省によると、ソマリア沖で海賊対策活動中の海上自衛隊の護衛艦「さざなみ」が18日午後8時(現地時間同日午後2時)ごろ、海上警備行動の警護対象外となっているカナダ船籍とみられるクルーザーから「不審な小型船に追跡されている」と無線を受けた。艦載ヘリコプターが発進して近づくと、不審船は停止したという。

   海上警備行動は警護対象を日本関連船舶に限定しているが、防衛省は「船員法の『遭難船舶等の救助』に基づく人道的な措置」として警護対象外船舶の救助活動をしており、今回で3回目。“脱法的”との批判もある。

 防衛省によると、クルーザーはさざなみから約35キロ離れた海域で無線を発信した。海自の艦載ヘリは約40分後、クルーザーの数キロ先にいる3隻の不審な小型船を発見したが、近づくと停止したという。

 3隻はいずれもイエメン国旗を掲げ、防衛省は「武器の有無は確認しておらず、海賊船かどうかは不明」としている。

 さざなみは15日に7回目の警護活動を終えた後、ジブチに寄港。8回目の活動のためジブチ沖で待機中だったという。  

(2009//04/19 北海道新聞) 

(引用終了)

 ソマリア沖での海賊対策のために派遣されている海自の護衛艦が、18日、警護対象外とされているカナダ船籍とみられる外国船を救助したとのことであり、これで派遣の根拠となっている海上警備行動では警護対象外となっている外国船を救助したのは3回目となる訳だが、北海道新聞が報じるところによれば、これを「脱法的」との批判もあるとしているものの、何処の誰が批判しているのかまで書いてないのはなぜであろうか。

 そもそも日本関連船舶に限定して警護対象にしていたとしても外国船から警護依頼があれば救助すべきあり、それが「脱法的」と批判を招くのであれば、「脱法的」にならないように法改正をすれば良いのであって、それがなかなか出来ないのは政治家がサボっているからに他ならない。

 国会では「海賊対処法案」の審議が始まっているが、人を助ける必要があるとするならば反対べきではない筈であり、それでも反対なのは単に自衛隊が嫌いであり、活躍して世界や国民から感謝されるようなことがあってはならないとしているのであろう。

 この北海道新聞のように海自の護衛艦が外国船を救助したことを「脱法的」との批判もあるとして、あたかも道新として批判しているのではないかのように装うのも偏向マスコミの手口の一つであり、その批判も前述したように何処の誰が批判しているのか書いてないのでは、道新が自衛隊の活躍を嫌っているから批判しているのでないかと思った方が良さそうである。
(2009/04/19)

写真:海上自衛隊のヘリコプターがソマリア沖で発見した不審な小型船