私の主張・ひとりの日本人として

新聞やテレビの報道で特に偏向マスコミや反日日本人などに憤慨することが多くなり、暇な時に思いつくまま書き綴ったブログです。

党内と支持者だけに陳謝している民主党の小沢一郎代表

2009年04月25日 22時01分50秒 | 民主党関連

名古屋応援でも自ら「小沢隠し」?

2009.4.23 22:59

 民主党の小沢一郎代表は23日、名古屋市長選(26日投開票)の応援で、同党の推薦候補の事務所や連合愛知を訪問した。ただ、この日も街頭演説などで一般有権者と語る場面はなく、西松建設の巨額献金事件で党内外から説明責任を問われている小沢氏の姿勢に、疑問符がつきそうだ。

 小沢氏は、連合愛知の神野進会長と会談し、事件について「ご心配をかけた」と謝罪し、選挙支援を要請した。推薦候補の事務所では、「もう少しだから最後まで頑張ってほしい」とスタッフを激励し、個人名で「推薦状」を手渡す配慮を見せた。だが、その後は、街頭演説などは行わず、足早に帰京した。

 代表続投に批判的な中堅は、小沢氏自らが「小沢隠し」をしているような動きについて「表に出ると批判されると分かっているんだろ。そんな党首では与党と戦えない」と苦言を呈している。
(産経新聞)

(引用終了)


 民主党は、4月24日から26日までの3日間に、次期衆院選の情勢を調べる党独自の世論調査を実施する方針を示していたようだが、そうであれば今頃、世論調査に答えている者がいる筈だし、マスコミも報道してもよさそうだが、同党として調査結果は公表しない秘密の世論調査のようであるからして、取材しようにもそれが出来ないかも知れない。

 政権交代を目指す民主党が、党独自の世論調査で、調査結果は公表しないとしても、いつものように知る権利を振りかざすマスコミとしては面白くないであろうし、調査結果を公表出来ないような世論調査など意味がなく、そのような秘密主義では、開かれた政党とは言えず、政権を担当するとしても大いに疑問符が付くとして批判しても良さそうだが、民主党への批判はなるべく抑えて扱うとの決まりでもあるのか、この秘密の世論調査について、マスコミが調査が行われると報道しているだけなのは不可解である。

 民主党の小沢一郎代表の公設秘書が政治資金規正法違反で逮捕起訴されたことに関して、小沢代表はその責任をとって辞任する様子もなく、「けじめをつけた方が良い」として同党内から小沢代表の辞任を求める声が少しは出ていたものの、同党としては小沢代表の続投を決めている。これは小沢代表を公然と批判出来る議員が党内にいない証左であって、まるで民主党は政党ではなく小沢代表を教祖と崇める宗教団体のようだとも言えるだろう。

 その小沢代表が名古屋市長選(26日投開票)の応援で、同党の推薦候補の事務所などを訪問したそうであり、その際に「私のことで迷惑を掛けており、申し訳ない」と陳謝くらいはしたであろうが、どのよう迷惑を掛けていて、陳謝しなければならない理由について国民に何の説明もしておらず、このような時こそマスコミを利用して説明すれば良いのだが、それをせずして党内と支持者だけに陳謝しているだけでは話にならない。

 名古屋市まで行きながら、小沢代表は街頭演説などせず有権者に対して西松建設を巡る巨額献金事件を語ることはなかったとのことで、これでは国民に語り掛ける能力すらないと言って良く、にも関わらず政権交代を果たして総理大臣になるなどと思うことが大きな勘違いであり、自民党から党首討論の要請があっても逃げ回り、自ら何の説明もせず、また責任も取らないばかりか、鳩山幹事長に尻ぬぐいを任せるなど卑怯な態度を取りつづけている。

  小沢代表が党代表でいる限り、民主党への国民からの支持は下がる一方であろうし、次期衆院選で出馬を予定している立候補予定者としても、小沢代表と2人で写真におさまったポスターではイメージダウンになると思うであろう。

  小沢代表が 民主党に迷惑を掛けたくないと思うのであれば代表を辞任し、離党を決断すべきだろうが、それが出来ないとなれば、民主党は分解するかも知れない。既に同党の公認や推薦候補者が小沢代表と2人で写真におさまったポスターでは逆効果だとして、他の同党議員とのポスターに張り替えるなどの動きがあり、また、当然ながら小沢代表の応援を断るようになるであろう。

  民主党は小沢代表のままで、今後の選挙を戦うのであればそれも良かろうし、公設秘書が政治資金規正法違反で逮捕起訴されていながら、政治家としての身の処し方を知らない代表を抱え辞任させることさえも出来ない政党として、良識ある国民は適正な判断をすると思っている。
(2009/04/25)

写真:雨に濡れて色褪せた民主党の小沢代表のポスター