私の主張・ひとりの日本人として

新聞やテレビの報道で特に偏向マスコミや反日日本人などに憤慨することが多くなり、暇な時に思いつくまま書き綴ったブログです。

河野洋平に自衛隊派遣を懸念する資格はない

2004年01月24日 19時07分52秒 | 政治
  河野洋平は、北朝鮮により拉致された被害者の家族が、反対し、抗議したにも関わらず、拉致事件の解決を図るとか言って、北朝鮮に大量のお米を贈呈したが、北朝鮮は感謝もせず誰一人拉致された被害者は帰ってこなかった。日本国民の血税を使いテロ国家に貢ぎ物をして、金正日独裁政権の延命に手を貸した訳だが、本人は、口をつぐんで、「そんな事があったかな」とか言って惚けているようだが、この人も反日日本人と言えば、名簿の上位に登載されている方のようである。その河野が今度、衆議院議長になったというのだから、「本当か。冗談だろう」と目をこすってしまう。拉致被害者の家族からしてみれば、拉致事件の解決を図るどころか、妨害したような人であるからして、思わず「ふざけるな」と声を出したくなるであろう。

 自民党の中には、自衛隊のイラク派遣に反対している人は、この河野や、古賀、加藤、亀井などのようだが、もし、反対者が多く、派遣の国会承認が出来ないということになった時、本当に自衛隊をイラクから引き揚げさせる気か。それを冗談ではなく本当に思っているとすれば、この人達にはとてもポスト小泉を任すことなど出来ない。また先遣隊がすでにイラクに行っているのに「本隊の派遣は慎重に」とまだ寝言を言っている人もいるが、世界の笑われものになるので、バカなことを言わないで欲しい。

 その河野は22日に、都内で講演し、自衛隊のイラク派遣に関して「(外交官が殺害されたことで)『弔い合戦をやるんだ。さあ行け』と、煽っているような感じが一部にあり、心配だ」と懸念を示したと言う。さらに「戦前、戦中のことを相当しっかり勉強してほしい。最近の時勢や風潮に乗っての発言には、多少の不安を感じざるをえない」として、また「(武器輸出三原則の見直しや、日本による先制攻撃や核武装容認論などに)いい悪いではなく、今までの国会論議の積み重ねとどういうつながりがあるのか、もう少し勉強する必要がある」と指摘したとのことである。

 自称平和主義者の言いそうなことだが、自衛隊はイラクに復興支援に行くのであり、これでは「自衛隊はテロリストを見つけ次第殺せ」などと言う世論が湧き上がっているとでも言いたいのであろうか。確かに、外交官が殺害されたことは悔しいことで憤慨している国民も多いだろうが、「二人の外交官の殉職を無駄にしないためにも復興支援をやり遂げよう」との声はあるが、「弔い合戦だ。テロリストを殺せ」などとの声を聞いたのは河野だけではないか。

 また「戦前、戦中のことを相当しっかり勉強してほしい」と河野は言うが、「日本はだから今後も反省し、永遠に謝罪と補償を続けなければならない」と言っているに等しい。では、過去の日本の行ったことは100%悪くて、戦った相手のアメリカなど連合国には何ら責任はないと言うのだろうか。自称平和主義者は「日本が世界で一番悪い国で、日本さえ静かにしていれば平和が続く」との東京裁判史観を持っているようだが、そんなことでは、散華された英霊達は浮かばれないであろう。

 次に、武器輸出三原則見直しや、日本による先制攻撃や核武装容認論について、税収が落ち込み国債の増発が続く中、限られた予算で自衛隊が持つ装備を充実するには、武器輸出をしてコストダウンを図るしかない。自衛隊の持つ装備が高価のため多くの調達が出来ないという情けない状態のままで良いのあろうか。であるから見直しをするのは当然と言って良く、武器輸出をしていないから日本は平和国家だと言っても、自己満足に過ぎず、それを評価する国は極東三バカ国家以外にはない。また河野は北朝鮮が核開発をしていることを知らないのであろうか。その北朝鮮が「日本を火の海にする」と恫喝していることを無視し、「日本による先制攻撃や核武装容認論をこれから勉強する」と悠長なことを言っているが、勉強などと言っている段階ではなく、その場合の自衛隊の持つ装備について具体的に論議を進めていくことは至極当然なことではないか。

 自民党総裁でありながら総理大臣になり損ねた河野洋平だが、その時の総理は社会党の村山富市であり、阪神大震災という未曾有の災害に慌てふためき、自衛隊に拒否反応を示した自称平和主義者のこの二人の不作為で、多くの尊い人命が失われてことを国民は決して忘れてはいない。その最悪のコンビだった一人の河野が衆議院議長になったからと言って、過去のことが帳消しになる訳ではなく、偉そうなことを言う資格があるかと毎日のように胸に手を当てて考えて欲しいものである。
(2004/01/24) 

この記事は「今日のコラム」
河野洋平に自衛隊派遣を懸念する資格はない
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