私の主張・ひとりの日本人として

新聞やテレビの報道で特に偏向マスコミや反日日本人などに憤慨することが多くなり、暇な時に思いつくまま書き綴ったブログです。

恒例となった「成人の日を祝う式典」での騒動

2004年01月15日 22時18分59秒 | 社会問題
~マスコミはプライバシー尊重報道で新成人をつけ上がらせるな~  

 毎年のように繰り返される成人の日を祝う式典での新成人のバカ騒ぎが、今年も起きてしまった。川崎市では新成人代表の男性(19)が土足のまま演台に上がり、用意した挨拶文を読まずに「議員の紹介が長く、選挙目当ての式だ」などと批判し、カンカンに怒った阿部同市長は、その代表の男性に「謝ったって取り返しがつかないぞ」と叱り、男性は「申し訳ありませんでした」と謝ったという。その男性は同市内の私立大2年生と言うが、最高学部に在学する者がこの程度の頭脳なのかと暗澹たる気持ちである。川崎市は、その男性がどこの大学か公表すれば良いではないか。

 さらにテレビ報道されているが、静岡県伊東市では酒に酔った新成人が、壇上の市民憲章が書かれた垂れ幕5枚を引きずり降ろしたり、花瓶を振り上げるなどしたことから、鈴木藤一郎同市長は「告訴も含め強い態度で臨みたい」と述べたという。テレビでは、新成人とおぼしき男性数人が壇上に駆け上がり垂れ幕を引きずり降ろしたり、マイクを奪い、勝手な発言をしたりしている場面が写し出されていたが、なぜが顔の部分にはモザイクがかかっており、こんな新成人でもプライバシーを尊重した報道姿勢にマスコミの異常さを感じた。これは明らかに威力業務妨害罪に問われるケースであり、もう少年でもなく、この新成人たちはマスコミが式典会場でカメラを廻していることを承知して行った暴挙なのだろから、マスコミは顔をしっかり出して報道すべきである。

 このような新成人たちの暴挙が毎年のように恒例になってしまうと、「成人式を公費を使ってやることはない」との意見が出ることであろう。しかし、成人になったことで責任ある大人としての認識を持たせる意味からも、このような式典を継続すべきである。式典とは本来は厳粛であるべきものであり、飲酒して出席すべきものでもないし、また主催者側の式次第によって行うもので、それが嫌なら参加しなければ良いのであり、それでも今回のように妨害破壊工作を行えば法に従い処断すれば良い。

 またマスコミの取材姿勢を問わなければなるまい。それは新成人が騒ぎを起こさないかとの期待を持っていることであり、まさかと思うがやらせがあったのではないかと勘ぐりたくなる。そうでなければ、特に静岡県伊東市で起きた壇上の垂れ幕5枚を引きずり降ろした件では、犯行を行った者が写っているビデオテープを持っている訳であるから、その人定のために市当局や捜査機関に協力すべきだろう。マスコミにしてみれば「テープは報道目的以外には使えない」と言うだろうが、もしそのような考えだとしたら威力業務妨害罪に問うべきこのような新成人をつけ上がらせるだけである。

 この新成人の顔にモザイクを掛けて報道しなけばならない理由が私には理解出来ないが、安眠の妨げる暴走族も同じであり、少年だからであろうが余りにもプライバシーを尊重したこのような安易な報道姿勢をとるから、少年非行が増えるのである。悪いことをしているとは少しも思っていない連中なのだからテレビで堂々と顔をさらしてやれば良いではないか。また、良くマスコミは機動隊と暴走族の衝突と言うが、機動隊は法に基づく鎮圧行動であって、衝突と書いては、ヤクザ同士の抗争のような表現である。機動隊は合法的な組織であり、装備や行動は法に基づいており、一方暴走族は法的にその存在を認められない違法無法集団である。マスコミにはその辺の認識が欠けることから偏向報道と言われるのだ。

 他にも、テロ集団であるオウム真理教と住民のトラブル報道では、顔にモザイクが掛かるのはオウム真理教側であり、これは逆ではないのか。さらには、自衛隊のイラク派遣をめぐり自衛隊員や家族などへのインタビューが時々を放送されるが、顔には何らモザイクが掛かっていない。これこそプライバシーの侵害である。

 成人式と言えば厳粛であらねばならないが、ところで規律正しい自衛隊はどのような成人式を行っているのだろうか。参列したことはないので分からないが、携帯電話で話したり私語をしたり、酒を飲んで騒ぐなどということはないであろう。当然父兄の方も招待されるであろうが我が子の凛々しい姿を見て感激しているのではなかろうか。

 現在、凛々しい若者を見ることは少なくなったが、そんな若者に出会うとこちらまで嬉しくなる。私の叔父は、戦争中に特攻隊に志願して、昭和20年8月下旬に出撃命令を受けていたが、その前に終戦になったことから出撃が出来なかったと聞かされている。その叔父と、自衛隊の富士総合火力演習、艦観式、観閲式などの見学に行ったことがあるが、埼玉県の陸上自衛隊朝霞訓練場で行われた観閲式を一緒に見学している時に、観閲行進している自衛隊員の姿を見て、ふと「今でも、このような凛々しい若者がいるのか」との言葉を漏らしたが、おそらく叔父は、戦争中に厳しい訓練に明け暮れていた時のことを思い出したのではなかろうか。

 私も数年前のお正月に東京箱根間を結ぶ大学駅伝の際に、この駅伝を支援する自衛隊の方で、ジープを運転していた20歳位の隊員を見た時、叔父と同じ言葉を発してしまった。今でもその隊員の顔は目に焼き付いているが、それほどの強烈な印象を受けた。最近、電車内や街角で見かける若者達(バカ者達)を見ると、とても凛々しいとか爽やかな感じを受けることはなく、情けなくなってしまうが、これも日教組の教師達(狂師達)が反対していたために、精神教育をおろそかにして来た結果であろう。

 トロ~ンとした目の若者が多い社会だが、今年成人を迎えた自衛隊員が「自分たちは命令があれば従うだけ。(イラク派遣に)心配する気持ちは分かるが、それが仕事なので理解してほしい」と話したとの新聞報道を読んで、私の叔父がふと漏らした「今でも、このような凛々しい若者がいるのか」との言葉を思い出した。その叔父も数年前に亡くなったが、成人式の会場で壇上の垂れ幕を引きずり降ろした新成人がいたなどとの話を聞いたら何と言うだろうか。
(2004/01/15)       

この記事は「私の主張」第196号
  恒例となった「成人の日を祝う式典」での騒動
~マスコミはプライバシー尊重報道で新成人をつけ上がらせるな~
としてHPに掲載されていたものです。


田中前外相発言は小泉総理への恨みか

2004年01月15日 22時18分27秒 | 政治
 韓国を訪問中の田中真紀子前外相が、13日に延世(ヨンセ)大学の金雨植(キム・ウシク)総長と会合し、小泉総理が「竹島(韓国名・独島)は日本の領土」発言したことに関して「竹島(同・独島)問題については日本が間違った発言をしたと考える」「ヨーロッパにはユーロがある。われわれも何か共通意識を形成する必要がある」「そのような面で小泉総理が竹島(独島)発言を行ったことや、靖国神社を参拝したことは、特別に意味があるとは思えない」と述べたとのことであり、これに対して金総長は「韓国の指導者が『対馬は韓国の領土』と発言すれば、日本人は気分が悪いだろう。情緒的に気を使うべき」と述べ、これに対し田中前外相は「日本に戻って、この話を小泉総理に必ず伝える」と述べたと報道されている。

 しかし、その後の報道によれば田中前外相は金総長が「小泉首相の竹島(独島)発言には問題がある」と発言したのに対し、「『このような時期には慎重に発言し、行動すべきだが、靖国参拝を含め、外交的センスがなかった』という趣旨の発言はしたが、竹島が日本領土ではないと発言したことはない」と否定し、「日本に戻って、この話を小泉総理に必ず伝える」と述べたことも同じく否定したと言う。

 さあ、田中前外相の話を信用するか、あるいは金総長の話を信用するか判断に苦しむが、韓国側としては、小泉総理の元旦の靖国神社参拝に続いて、竹島は日本の領土だと言った発言にイライラしていることは間違いないだろう。韓国は「竹島(独島)は韓国の領土だ」と抗弁し、軍事占領を続けているが、ずいぶん前の話だが昭和29年9月に日本が国際司法裁判所に提訴することを提案したが、韓国側はこれを拒否しているという。それは裁判になれば、「竹島は日本の領土」という資料がいくらでもあるからに他ならないからだ。韓国側は、歴史的にも日本の領土である竹島の切手を再び発行しようとしていることで日本国民の怒りが高まっていることから、この辺で日本に、パンチを食らわしてやろうとして口の軽い田中前外相をカモにしたのではないだろうか。

 あの嘘つきで失言の名人である田中前外相が、本人としては適任だと自負していたのだろうが、外務大臣を更迭されたことから、小泉総理を批判し、恨むようになり、その後、秘書給与流用疑惑で議員辞職をしたが、検察が不起訴にしたことから、昨年11月に行われた総選挙で無所属で衆議院議員に当選して、政界復帰を果たしたことはご承知の通りである。そんな田中前外相が、韓国に行って、小泉総理の靖国神社参拝や竹島発言について批判をされたなら、普通の日本の国会議員なら、その発言に反発するのは当然だが、小泉総理憎しの田中前外相で、普段から、べらべらと油紙に火がついたように話す人であるからして、私は「小泉総理の竹島発言は誤っている」と言った趣旨に近い発言をしたのではないかと睨んでいる。

 田中前外相本人は否定しているが、先ほども述べたように嘘つきで失言の名人であるから信用できないのである。本人は「発言が誤って報じられた」と言っているが、きっぱり「竹島は日本の領土」と言えば良かったのだ。それが「『このような時期には慎重に発言し、行動すべきだが、靖国参拝を含め、外交的センスがなかった』という韓国側の主張に沿った趣旨の発言をするからではないだろうか。まあ、田中前外相は支那に行っては要人から小泉総理が靖国参拝について「やめなさい」と厳命されたことに何ら反論せず、支那に言われたからとして小泉総理の靖国参拝に反対し、また今回の韓国に行っては韓国側を喜ばす発言をしたのではないかと想像できる。

 いくら小泉総理が憎い、恨みがあると言っても、日本の国会議員であり、日本の国益のために働いて貰わないと困る。その発言が、正しいのか誤っているのか今後の検証が必要だが、支那の時と同じで、この人の発言には慎重さが欠け、思いつきで、べらべらとしゃべり、後で自分が何を言ったのか分からないのではないかと思う。ともかく、田中前外相の過去が過去だけに、発言は信用出来ないし、この人を重要なポストにつけるようなことをしてはならない。最低な外務大臣であった田中真紀子を再び当選させてしまった新潟県民も責任を感じて貰いたい。
(2004/01/15) 

この記事は「今日のコラム」
田中前外相発言は小泉総理への恨みか
としてHPに掲載されていたものです。