きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「パリの空よりも高く/ファンシー・ダンス」宝塚月組

2007年02月25日 | 宝塚(月組)
あさこは悲しいほど、植田先生のコメディが似合う。
もう、そりゃあ、涙が出るほど似合っている。
なんとなく、マヤミキの面影が・・・。
リカちゃんに当たらなくて良かった、と
申し訳ないことを考えてしまった。
でもさ、「暁のローマ」よりは
ずっといいと思うよ。
寝なかったし。
寝てやり過ごさなきゃ神経がもたないってトコもなかったし。
原作があるぶん、芝居はそれほど破綻がない。
幕開けのショーは、いつものだけど、やっぱり華やかだし、
ベテランにもいい役を振っているし、
若手にも台詞があるし。(←小芝居の余地もあるってもんよ)
主題歌も単純で覚えちゃうし、
まあ、良いとは言えないけれど、辛くはない。
それだけでもありがたいか。
あさこは数回台詞を噛んだけど、
それもご愛敬さ。
キリヤンの歌には惚れ惚れ。
腰回りもだいぶスッキリ。
髪の毛を整えて登場のところ、格好良かったよ。
ゆうひはダメダメ弟キャラ。カワイイ。
あさことの台詞の掛け合いの間もバッチリ。
かなみちゃんがねえ、可愛くてねえ
オープニングの紫のドレスも可愛いけれど、
3人の男に言い寄られてるのに気がつかない天然さも可愛い。
「私は、誰からも愛されたことがないから・・・」
そんなこと
ないよー

君は誰からも愛されているよ。
あひるは、もうちょっと弾けて欲しいなあ。
マチオは定位置。
タキさんは、月組に溶け込んでいると思うわ。
ゆらさんも大好きだったけど
この年齢の組子、ってのは、芝居的には必要よね。
みゆちゃんは綺麗なドレスを着てたよ。

芝居が思ったほど駄作ではなかった代わりに
ショーはいまいちかなあ。
「ジャズ・マニア」と構成が似ているような。
ちょっとワン・パターン。
体調がよいときに見れば面白いのだろうか。
赤い衣装の後ろ姿の男役群舞。
えらくカッコイイ人がいる!と思ってた人は、
振り返ったら越リュウだった。
ああ、鼻血が・・・。
こちらでも若手がどんどん出てきている。
ねねちゃんが、3組のデュエットに入っている。
もうここまで来たんだねえ。
(確かに大きいかも)
ふじこちゃんはロケットでソロがあった。
良かったね。

なんとなく、若手台頭を感じた。
それに伴ってか、路線整備。
キリヤンは2番手確定だね。
すっきりしたわ。
まさき&マギーはどうなるかなあ。
なんとなく、明日海プッシュの方が強そうな気が・・・。

そーだ、園加。
劇場に置いてある粗筋の紙のショーの配役に名前入り。
前々の宙組なんて、二人の名前しかなかった。
そんなようなところに、園加が名前入り。
大出世!と思ったけど、ショーを見て納得。
「あんなに踊れる人は誰だ!」って
誰もが思いそうな踊りだった。
名前を入れておくのは客への配慮だよねえ。
月に来たら余計に濃くなったかしら?
越リュウと並んでくれたらウハウハよーーーっ!
これからが楽しみだよーーー。
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