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頑張って行って良かった!
金曜日は20時まで開館。
まだ来場者は少なく、
ゆったり自分のペースで見られます。
近づいてじっくり見たり、
少し離れて全体のバランスを見たり。
マネキンシリーズがやっぱり良いけど、
他の古典的な絵も良い。
構図と色彩がすごい。
不可思議なのは微妙に遠近法をずらしているからなのか。
のっぺりな塗りの人だと思っていたけど、
闘牛士な自画像の赤い服の布地の表現の立体感は鳥肌モノでした。
すごく多彩な人で、形而上な絵も、古典を研究している絵も、
どちらも素晴らしい。
自分の枠に囚われないんだね。
ルノワール調のマネキンも面白かった。
古典絵画を学んだキリコ、
知識だけでなく、自分の絵に入れ込めるのがすごいし
反映でその方向に流されるのではない
あくまでも勉強の一環で終わるのもすごい。
彫刻も、ヘクトルはマネキン風、
彼の胸に顔を埋めているアンドロマケは古典写実的とか、
とてもユニークだった。
360度を見るのを上手く活かしている。
展示室内の、なんと言うのかな、
展示室の設計自体も面白かった。
彼の絵を立体化したような壁とか
窓越しっぽい枠から別室の絵が見られるとか、
とても凝った作り。
図録とかで確認してないけど、
舞台衣装以外は全部キリコの作品。
視界に入る作品は全てキリコ。
同時代の「参考出品」的なものは無し。
天国!