きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「冬霞の巴里(配信)宝塚花組

2022年04月02日 | 宝塚(花組)


一幕
指田作品をリアタイで見るのは初めてかな。
美術も音楽もいいね。
「ハムレット」が下敷きと思わせて、
父ちゃんが善人じゃないのを早々にバラす仕掛けもうまい。

オーギュストは人を殺しちゃったのか。
続きが待ち遠しい。

ヒロインは姉と義弟婚約者、どちらになるんだろう。

指田先生、大劇場だとどうなるのかな。
タカヤは空間も人数も使いこなしていたけど。

二幕
血の繋がった姉弟でなんかあるの?

弟くん、優しい。

本編オチが弱いかなあ。
どうだろう。

オクターヴが甘いのは、
まあ、むしろ、そうあるべきというか。
煮え切らない、オチがはっきりしない
それでよいと思わせるひとこちゃん。
かえって難しいだろうけど
余韻が残る良いお芝居でした。

みさきちゃんは、姉、で、
芝居的にはヒロインなのかな。
話を引っ張る力がある。
歌声が奇麗。

ほのかちゃんはビジュアルが怖く、美しく。
ヴァランタンの狂気が良かった。

一番悪いのは父ちゃんだね。
うん。

飛龍さんが大人の芝居だった。

ゆりちゃんが美しかったわ!
愛蘭みこちゃんが可愛かったわ!
ヒロさん、さすがだわ!
みんな芝居も歌も良かったわ!

宝塚は上流階級の雰囲気が嫌味なく普通なかんじなので、
下層の人達との溝がくっきり出るよね。
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「ナイトメア・アリー」

2022年04月02日 | 映画




デル・トロにしては話が薄いけど、
役者は誰もが魅力的。
クーパーの秘めた暴力性も
デフォーの地味な胡散臭さもとても良い。

いわゆる「見せ物小屋」を
監督は描きたかったんだろうな。
映像も美しいので深い話は求めないでね。

もひとつどんでん返しがあると思ったんだけどな。
すべてが獣人になった主人公の妄想とか。

宿命、なのね。
父を殺したことも含め。
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