金子さんがくるみ主演!
子ねむりとかで主演経験のある金子さんですが
古典全幕を踊るのは初めてかな。
子ねむりが若手バウなら
くるみは新公主演みたいな位置だよね。
金子さんの踊りは気品がありつつも
快活なマーシャでした。
ちょっとお転婆かな。
すごく感情表現がハッキリしていて
演技がわかりやすかった。
白いチュチュも良く似合っていました。
池本さんも王子系は初めて見るかな。
キラキラ系ではないけれど
凛々しい系で、軍服も白い衣装もお似合いでした。
ジャンプの着地で殆ど音無し。
くるみ割りのお面がかぶりものになって
ネズミが素速く撤収になったのはありがたいね。
旧版は初役の人だとなかなか外せなくて
見ていてすごくドッキリしてたのよね。
二人の踊りも合っていたと思います。
柔らかい温かい雰囲気でした。
ドロッセルマイやハー昨年と同じく
柄本さんはコミカル系、
アルバレスさんはちょっと不気味系。
それぞれの個性が楽しい。
アラビアのお二人の身体のラインが美しかったなあ。
榊さんは首のラインも綺麗。
ドロッセルマイヤーの人形舞台の棚部分、
右下のリスのぬいぐるみが超可愛いよ。
バレエだか、他でだか忘れたけれど
「くるみ割り人形」の話を知った時に
西洋ではくるみを割るための機械が
ご家庭に常備されているんだ、という
率直な驚きがあったのを思い出しました。
【配役】
マーシャ:金子仁美
くるみ割り王子:池本祥真
ドロッセルマイヤー:ブラウリオ・アルバレス
ピエロ:後藤健太朗
コロンビーヌ:中沢恵理子
ウッデンドール:井福俊太郎
- 第1幕 -
マーシャの父:中嶋智哉
マーシャの母:奈良春夏
弟のフリッツ:岸本夏未
ねずみの王様:岡﨑司
- 第2幕 -
スペイン:伝田陽美、宮川新大
アラビア:榊優美枝、南江祐生
中国:中川美雪、海田一成
ロシア:二瓶加奈子、玉川貴博、鳥海創
フランス:涌田美紀、足立真里亜、大塚卓
花のワルツ(ソリスト):政本絵美、加藤くるみ、中島理子、長谷川琴音
樋口祐輝、和田康佑、生方隆之介、岡﨑司
指揮:磯部省吾
演奏:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
児童合唱:NHK東京児童合唱団
協力:東京バレエ学校
~上演時間~
第1幕 14:00 - 14:55
休憩 25分
第2幕 15:20 - 16:10