画家とモデル。
お互いを見つめ合い、惹かれ合う、的な話ではあるけど、
荒涼とした大地、荒々しい海、陽射しと影、服の彩りなど、
美しい画面をただ眺めるだけで眼福。
この映像にはフランス語が合う。
抽象的な会話がなんとも心地よい。
気持ちがどんどん近づいていって、キス、
までの過程は台詞に頼らず、
役者の芝居、表情、目線で表していて、
ああ、いま恋に落ちたなあ、と、
私でさえわかるぐらいロマンチックなのに、
その後のカットは裸にシーツなのはさすがおフランス。
朝チュンすらすっ飛ばす。
ラストはどう解釈すれば?
気づいていたけど、見なかった、
で、いいんだよね。
金髪の方はこの年代に合わせたんだろうけど、
それだけに、
嫁入り前の若いお嬢さんの時代の口元の法令線が
少し終始違和感。