きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「マダム・マロリーと魔法のスパイス」

2014年11月01日 | 映画
政治的事情からインドから逃れ
ヨーロッパに住み始めた一家。
放浪の末フランスに辿り着き、
そこでインド料理店を出す。
しかし向かいには一つ星のフレンチレストランがあった。
容赦ない闘いが始まる!

満腹で臨んでもかなり辛い状態になる飯テロ映画です。

インド人一家の苦労もわかるし、
フレンチレストランのオーナーの苦悩もわかる。

無欲の後輩に追い抜かれるのも辛いよね。

でも、美味しいご飯は全てを超えるんだな。

コミカルな部分もあるけれてど、
饒舌になり過ぎない、
適度な抑制が効いた映画でした。
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「ファイアー・レスキュー」

2014年11月01日 | 映画
消防学校で同期だった3人は火災の現場で上司の命令を無視し突入。
救助の成果はあったが消防士に死者・負傷者を出す結果となり、
それぞれ責任を追うことになった。

それから一年(だったかな)、
一人は署長となり、一人は現場指揮官に、一人はヒラのまま。

クリスマス・イブに火災がおこる。
鎮火したようにみえたが再び火がおこり、香港は大停電となる。


消防士達の群像劇。
それぞれの事情を抱えながら現場に行く彼ら。

綱渡り的な場面も何度かあり、
私なら諦めちゃうわー。
緊張が続いてちょっと疲れた。

火よりも煙・有毒ガスの方が怖いというのは目新しく、
それ自体はいいけど、
黒煙渦巻く画面は見辛かった。
その中でヘルメットに酸素マスクとなると
役者の見分けもつけにくいわ。

ニコラス・ツェーは白皙の美貌をほんのり残しつつ
まばら髭が似合っていた。
ショーン・ユーはすっかり大人になっちゃったな。

おっさんたちもイイ味を出していたよ。
ニコラスは何故だかおっさんにモテモテだった。

前半で隕石が降って来たときは、
なに、私は思い違いしてた?SFだったっけ?
と慌てたけど、
劇中の消防士募集のCMだった。
ジャッキーが特別出演しててビックリしたよ!
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「美女と野獣」

2014年11月01日 | 映画
思いっきりつまらなかった!
導入部が長すぎ。
それなのに野獣とベルが心をかよわす出来事は特になく、
なぜベルが野獣を愛するか全くわからん。
野獣化の原因を考えると、
ラストになぜ許しを得たのかもわからない。

わんこは必要だったのか?

美人が綺麗なドレスを着て廃墟をウロウロする絵は素敵だけど、
それ意外はなにもない。
ヴァンサン・カッセルは人間の時の方が獣欲ダダ漏れ。
私はそれを見て満足だけど、
そうじゃない人はお金を払ったことを後悔するだろうな。
ディズニー版、コクトー版と比べちゃダメだよ!絶対!!

「美女と野獣」実写化のキャッチコピーは
かなり誇大広告だよね。
「再映画化」ならともかく、
このコピーじゃディズニー版を踏襲して
と思う人も多いんじゃないかなあ。

野獣の奥さんらしき人の像を見てベルが
「プランセス」と言っていて、
ああ、シシィもフランス語教師からそう呼ばれていたなあ
と思い出しました。

お兄ちゃん達は借金の形に妹(ベルの姉達)を売って
でもみすみす不幸になるのはしのびないから
城にお宝を取りに行って、とか
もうちょいその辺を描き込めば
ストーリー的にはすっきりするんだけどなあ。
でもフランス映画はこんなもんか。

ベルは谷間ユサユサな服だけど
お姉ちゃん達は控えめね。
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「小野寺の弟・小野寺の姉」

2014年11月01日 | 映画
親を早くに亡くした姉弟の日常。
劇的なことはおこらないけど、
「こんなかんじでいろんな気持ちが噛み合わないことってあるよな~」
、と、しみじみ。

お姉ちゃんの慟哭にはこちらも涙。

弟の元カノの問いは、聞いちゃいけないんだろうけど
でも聞きたいし、
あそこで姉弟別々に歩む人生を選択する方が
本当は良かったのかもしれないよね。

しかしあの姉弟には誰も割り込めないよな。
あの家で二人で老いて行くんだろうな。

んで、私もやっぱり、桂先生は発見できませんでした。

映画の中でみっちーも言ってるけど
片桐さんはスタイルは良いです。
舞台で見ると背筋すっきりで動作も美しかったです。
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