きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「想いのこし」

2014年11月24日 | 映画
交通事故で死んだ4人の未練を
事故原因となった男がどうにかする。

ここで泣かすつもりだろう、
と、ものすごくよくわかるのに、
まんまと大泣き。
どのエピソードも読めるのに、泣く。
泣きすぎて頭痛。
特に高校生の青春にボロ泣き。

女性陣の演技は技術的にはいまひとつだし、
鹿賀さんの演技も大味だけど、
岡だくんと子役の演技が上手く、
脚本のテンポも良い。
幽霊と、それが見える人、見えない人が
混在している場面のやりとりが特に良い。


それにしてもあんなにオサレなナイトクラブって日本に実在するの?
あんなにのんびりしたポールダンスで金は取れるの?
女子高生と知ってて夜にセクシーダンスをさせるオーナーって?
と、そのあたりはファンタジーと割り切るしかないかな。

チェックしてなかったのでキムちゃんが出てきてびっくり。
ダンスはほぼ無しで、
岡田くんを豪快に蹴飛ばしていました。
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「ランナー・ランナー」

2014年11月24日 | 映画
オンラインの賭博ポーカーで全財産を失った男が
そのゲームのイカサマを見抜き、
証拠を持って胴元に接触する。
果たして一攫千金となるか?

ネタ自体は面白いけど、
主役もヒロインも地味だし、
胴元も髭無しで顔が間延びしているベン・アフレックだし、
あんまり盛り上がらなかった。

通俗的でも、もうちょい外連味が欲しいなあ。

とにかく、ヒロインの発達した顎が気になった。
ペルシャの姫君の時は美しいと思ったけど、
あちらも雄々しかったか、そういえば。
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「天才スピヴェット」

2014年11月24日 | 映画
素っ頓狂な話かと思ったけど、
そういう部分もあったけど、
子供が背負う罪悪感の話だった。

自分より弟が愛されているのがわかっていて、
自分のせいで弟を失い家族に申し訳なく思う、
その解釈は間違っていない部分もあるだけに、辛い。
外に吐き出せない気持ちもわかるな。

ありえないほど近い、だったか、
あれも子供が罪悪感を抱え込む話だったな。
時として幼い子は自分の罪を正確に理解するものなんだよね。

そして、親が背負う罪悪感も辛い。
あの時ああしていれば、あの時ああしなければ。
消せない後悔は誰もが抱える。
乗り越えられる家族で良かったね。

スミソニアンのスタッフは子供の話真に受けすぎ。

3Dで見たけど、立体感の無駄遣いがかえって面白かった。
話運びのテンポも独特で良かった。
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「デビルズ・ノット」

2014年11月24日 | 映画
猟奇殺人と、警察vs検察の攻防を主体にした犯人捜しかと思ったけど、
どこにもピントが合わない漠然とした雰囲気のまま終了。
いまなお真実がわかっていないし、警察の落ち度とも言い切れないしで、
キッチリしたオチはつけられないんだろうけど、
ならなぜ映画化したのか。事件を風化させないため?
こうした漠然とした雰囲気で被告の生き死にが決まるのが主題なのかな?

映画的には登場人物の捌き方が上手くないな、と。
この人誰だっけなんで疑われた?と、とまどうことしばしば。
単調な話運びはひたすら眠い。
単調が狙いとも思えないんだけどな。

ラストに被害者母がまくし立てるのも、なんだかな。
リアルにあの時点で疑問を持ったにせよ。

それよりも悪魔崇拝に対する嫌悪感と、
ヘヴィメタ等を排除し、
ひたすら「良きもの」の範疇に人々を収めよとする意思が怖かったな。
ピューリタンの潔癖症というのかな。
日本だとただの厨二病なのにね。


リースの体型は役作りだよね?ね?
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