きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「美女と野獣」

2014年11月01日 | 映画
思いっきりつまらなかった!
導入部が長すぎ。
それなのに野獣とベルが心をかよわす出来事は特になく、
なぜベルが野獣を愛するか全くわからん。
野獣化の原因を考えると、
ラストになぜ許しを得たのかもわからない。

わんこは必要だったのか?

美人が綺麗なドレスを着て廃墟をウロウロする絵は素敵だけど、
それ意外はなにもない。
ヴァンサン・カッセルは人間の時の方が獣欲ダダ漏れ。
私はそれを見て満足だけど、
そうじゃない人はお金を払ったことを後悔するだろうな。
ディズニー版、コクトー版と比べちゃダメだよ!絶対!!

「美女と野獣」実写化のキャッチコピーは
かなり誇大広告だよね。
「再映画化」ならともかく、
このコピーじゃディズニー版を踏襲して
と思う人も多いんじゃないかなあ。

野獣の奥さんらしき人の像を見てベルが
「プランセス」と言っていて、
ああ、シシィもフランス語教師からそう呼ばれていたなあ
と思い出しました。

お兄ちゃん達は借金の形に妹(ベルの姉達)を売って
でもみすみす不幸になるのはしのびないから
城にお宝を取りに行って、とか
もうちょいその辺を描き込めば
ストーリー的にはすっきりするんだけどなあ。
でもフランス映画はこんなもんか。

ベルは谷間ユサユサな服だけど
お姉ちゃん達は控えめね。
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