きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「SHAME -シェイム-」

2012年10月28日 | 映画
セックス中毒の男の話。
空虚さを埋めるにはセックスしかないけど、
遊びじゃない、本命相手には勃たない。
商売女とヤっている時の彼の表情は切なく哀しい。
仕事ができて金があってハンサムだから
空虚感が生まれるのかなあ。
努力しなくてもなんでも手に入れられるからこその病気なのかしらね。


「マロリー」で肩幅無い!胸板薄すぎ!
と思ったファスベンダーは、
こちらはそうでもなかった。
撮り方なのかなあ。


「生きていること」の実感が
セックスでしか得られないのは
辛い病気だとは思うけど
(デビット・ドゥカブニーもそうだよね)
映画として成り立つのは
ファスベンダーだからだよなあ。
悩みは同じでもブ男なら
興行作品にはならない。
当たり前すぎるけど、
なんというか、
人間は平等じゃないんだなー、
って、そっちの気持ちの方が残りました。
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「裏切りのサーカス」(2回目)

2012年10月28日 | 映画
ユナイテッド・シネマ豊洲の
2012年秋シネマセレクション 」で安く見られるんで、
行ってきました。

実は5月に見たとき、
うっかりちょびっと寝てしまい
この機会にリベンジ!!
と、思ったのに
同じところで寝ちゃったよ
なにゆえ~~~。
リッキー・ターのトルコ話の辺りがねえ。
ダメみたい。

時間軸が複雑で、話が行ったり来たりするので
どうにもわかりづらい。
2回目の方がわかりにくかったかも。
真剣に役者の表情を読まないと話が掴めない。

結局女スパイと最初にハンガリーで撃たれた人には
接点無し、でいいのかな。
目の前で殺されちゃうけど、
本当に知らなかった、んだよね。
(それとも全く別人なのかしら)
ラインとしては
カーラ - ポヤ - もぐら か、
カーラ - もぐら - ポヤ なのか、
ポヤは全くのライン外なのか、
この辺も確信がない。

コントロールが
「ティンカー テイラー ソルジャー。
 (それに加えるのが)セイラーだとわかりづらいか」
と言っていたけど、
ティンカー テイラー の段階で
もうわかりづらいよー。 


2回目もギラムが同棲を解消するところで泣けたわ~。
しかし英国人、ホモばっかりだな~。


ちなみに。
5月に見たときの感想は → こちら
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「銀河英雄伝説@TAKARAZUKA」宝塚宙組(東京1回目)

2012年10月28日 | 宝塚(宙組)


11時の回はセディナ貸切のため、
いつもより「(SFとは知らず)宝塚だから来た」率も高そうだけど、
ビッテンフェルトの食堂ネタも順調に笑いが取れていました。

原作ファン率もムラより高そうで評価が気になるところ。 

東京で改めて見ると、改変は致し方なしと思う。
わかりやすく話を展開してるなー、と感心。
禅譲だけはイヤだけどね。

原作(アニメ含)ファンには
理解しにくいかもしれないけど、
宝塚には劇団のファンがいて
上演される芝居の内容を知らなくても
チケットを買って見に行く人がたくさんいて、
そういう人のための配慮込みで作品は作られます。
ヒルダが肉食系過ぎるのも、
原作の文章の隙間をわかりやすく埋めると
ああなるのかなあ、と。

すごく余談だけど。
宝塚ファン兼原作ファンで
「キルヒアイス存命中は
 ラインハルトとヒルダには接点がないのに!」
って怒っている人をたまに見かけます。
でも、貴族連合ができつつあるときに
我が家はあなたに従います、って面会に来るよね。
こういう批判を見ると
原作進行中に、たいしてラインハルトのファンでもなかったのに
「ヒルダが、かっさらっていった!」
って怒っていた女性を思い出す。
娘役アンチに通じるものがあるよね。

私はヒルダも好きだし、
ライヒル万歳な人間なので
ヒルダの洞察力の良さを表しているところは
わりと好きだったりします。
普通のお嬢さんが門閥貴族の負けを予測し
元帥府に来るなんて、
むしろそっちの方があり得ないじゃん!
ホーフ カイザーリン!!

テルはまだまだヘタレ風味なんだけど
意外とそれがラインハルトには合っているかも。
この個性は無くさないで欲しいなあ。

まなとがすごく成長したと思う。
ジャッキーやって新公でオスカルで
青年館主演2回で組替してようやくここか、
と思わなくもないけど、
フィナーレの一人銀橋渡りは実に堂々としていた。

キタロウのヤンがますます良くなっている。
軍人らしくないけど弱いとも違うんだよね。
もともとはオフレッサーやフレーゲルのタイプなのにね。
新公主演無くこの位置は強運。
それさえもヤンだわよね。

ちーちゃんはビジュアルはイケメンなのに
声を発すると女の子。惜しい。
かいちゃんも可愛いけど凛々しいけど
男役としてはもうちょいだね。
博多でのオベはどうなるのかなあ。 

ショーで笑顔のともちんと男臭いキタロウを補給。
階段降りでカチャの歌の上手さを再認識。
芝居は若者過ぎるけどねー。

指揮は塩田先生。
全体的にオケの音が大きくて
歌や台詞が少々聞こえにくかった。


公演限定デザート「これが!デザート伝説」(400円)

銀河に伝説があるように、
公演デザートにも秋ならではの伝説が・・・
マロンプリンに、小惑星に見たてたかぼちゃプリン、
ホイップの星雲、チョコソースの銀河を添えて。
秋の味覚を存分にご堪能ください。

誰もが注文時に「公演デザート」としか言わないから
駄洒落がどんどん暴走している気がする。
蘭蘭シリーズと言い、どこまで行くのか。
かぼちゃプリンが良いアクセントで
意外と美味しい。
甘いけど。
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