きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「アイアン・スカイ」

2012年10月01日 | 映画
第二次世界大戦に敗北したナチス・ドイツ。
彼等の一部は月に逃れ、第4帝国を建設し
地球侵攻の機会を窺っていた。

2018年、アメリカ大統領は選挙対策に
黒人宇宙飛行士を誕生させ月に着陸させる。
彼、ジェームズ・ワシントンは
月のナチスの捕虜となる。

一方、次期総統の座を狙うクラウス・アドラーは
地球に向かうが・・・


ネタ自体は面白いし、
予告画像も面白そうだったんだけど
期待したほどではなかったかな。
脚本と演出を工夫すれば
もうちょっと鋭い作品が作れたと思う。
設定も役者も、いくつかの場面も
良いところもあったのに
生かし切れていないのが残念。

でも素人っぽい、安っぽい作りは
それなりに良い味わいだったし、
アナログなメカの動きにとってもワクワクしたよ!
Fシリーズ機(たぶん)vsUFOの絵とか
帝国の人が持っているクラシカルな拳銃とか
うはうはする場面多数。
巨大戦艦が動いて飛び立つ場面は鳥肌モノ!!

ギャグが風刺でも皮肉でもなく、
直球過ぎるのはご愛嬌。

オチが甘いかなあ。
結局アーリア人帝国が誕生するんだね。
未見の人はタイトルロール後もちゃんと見てね。
あの赤い星は・・・


月では「チャップリンの独裁者」が
短編映画で総統賛美の作品と宣伝されていて
地球に来たヒロインが真実を知ってガックリ、
は、笑えたけど、
ナチの戦時中の宣伝力が
まだ月で存在している、ってことでもあるのかしら。

北朝鮮ネタは、そんなに笑うとこなのかなあ。
世界中があの認識なのかなあ。

とにかく、ヒロインが美人だったよ!!


映画の日に行ったわけですがー。
映画料金が安いのは良いんだけど、
映画慣れしてない非常識な人も多く来るのが
玉に瑕なんだよねー。
携帯orスマホの液晶画面を光らせて
時計を見る人が多かったよ@六本木のスクリーン6。
つまらなきゃ寝ろ!
コメント
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