きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「眠りの森の美女」エフセーエワ&ルダチェンコ/レニングラード国立バレエ

2008年01月06日 | バレエ・ダンス
08年、初めてのバレエはマールイの「眠り」です。
ゴージャスですね。
「眠り」@フォーラムAは初めなんだけど
舞台が広いのか、群舞がのびのび踊れているようで
見ていて気持ちがいい。
花のワルツの物量大作戦もうるさくなく
ひたすら豪華。
いやっほーーー。

エフセーエワのオーロラは可愛い。
ま、贅沢を言えば、
もうちょっと華やかさがあると嬉しいけれど
フォーラムAだから仕方がないのかな。
東京文化あたりだと、もっと華やかなのかな。
技術面は、全く心配なし。
ローズ・アダージオも楽々でしたよ。
カツラがもうちょっと小振りの方が似合いそうだけど
(つーかカツラ無しの方がいいと思うんだけど)
それは彼女に言っても仕方がないし。

ルダコは、とりあえずOK。
煌めくスター達に比べればまだまだですが、
一応、踊りきりましたよ。笑顔で。
時々ヒヤッとするところもあるけどさ、
エフセーエワがしっかり踊ってくれるから
なんとかなって良かったね。
せっかくの王子向きのビジュアルなんだから
使わなきゃね。
以前、夏のツアーで、あまりにも目がうつろで身体が薄くて
「バレエ以前に、1日5回食え!!」と思ったのが夢のようです。
まー、でも、ルダコだから。
次回も大丈夫とは言い切れないんだよなー。
頑張ってね!

リラはコシェレワ。
風格&包容力が出て、イイカンジ。
技術も安定。
脚を高く上げても、軸が揺るぎない。
マイムもわかりやすい。

カラボスはチェスノコフ。
腰の低さが、すごいなーーー。
男性ならではの、迫力あるカラボスでした。

妖精達にロマチェンコワなど。
豪華です。
配役変更で、呑気の精がニキフォロワからヤパーロワへ。
ちょっと不安定な部分もあったけど笑顔が可愛かった。

王様のシェミウノフ君は、モジャなヅラに
黒の口ひげありなので、ちょびっとモジャ・キヨミチ
オシポワの王妃様とはラブラブな演技。
・・・この子が王子でもイイとは思うんだけどなあ。。。
どこで線引きされるんだろう。
式典長と従者が仲良くってツボ。
いたわり合うおじさん達なの。

4人の王子で、背が高くって
濃い演技をしていたのはモロゾフ?
結婚式では青髭公でした。
(追記:たぶんヴェンシコフ)

2幕のお貴族様の中にクリギン(父)がいたように思うのは
気のせいかな?
踊る貴族の下手側・赤系の服の人。
帽子が取れかかった人。
だって、いちいち演技がクドいんだもん。
でも、ダンサーリストには入ってないもんねー。
きっと違う人なんだろうな。
あそこは濃い系多いから。

フロリナはミリツェワちゃん。
笑顔で、クッキリした、安定した踊り。
クテポワから変更でした。(ラッキー)
青い鳥はマスロボエフ。
鮮やかなジャンプでした。

宝石なんだけど、キャスト表の配役は
「金・銀・サファイア」の順なんだけど、
ダンサー順では、ハビブリナが先頭。
学年・・・もとい入団順??
なんでこんなにわかりづらいのかな。
金はスホワからコチュビラへ。豪華だわ。
白い猫はラトゥースカヤ。本日3役め。
働かされているなあ。

あとー。
1幕のリラの群舞にフィルソワがいたと思う。たぶん。
オーロラの友人(暖色系の衣装)にはヴィジェニナやカミロワもいたような。

音楽もステキでした~
暖かい音色なんだよね。
ゆったりとした気分になれます。

どこをとっても大満足な公演でした。

今日見る限り、新体制による変更部分はあまりないように思います。
コールドはかなり若返ったけど、
(ピシッ!といかない部分もあるけれど
 代替わりの年は今までにもあったし)
役付のダンサーはそれほど変わっていないと思います。
コシェレワとミリツェワが並ぶと
マールイだな~と思いますね。


オーロラ姫:エレーナ・エフセーエワ
デジレ王子:ドミトリー・ルダチェンコ
リラの精:イリーナ・コシェレワ
カラボス:アントン・チェスノコフ

王:マラト・シェミウノフ
王妃:ナタリア・オシポワ
式典長:イーゴリ・フィリモーノフ
従者:アレクセイ・マラーホフ
優しさの精:アナスタシア・ロマチェンコワ
元気の精:エルビラ・ハビブリナ
鷹揚の精:アレクサンドラ・ラトゥースカヤ
暢気の精:サビーナ・ヤパーロワ
勇気の精:オリガ・ステパノワ
4人の王子:
 ミハイル・シヴァコフ、デニス・モロゾフ、
 ミハイル・ヴェンシコフ、ニコライ・コリパエフ

フロリナ王女:タチアナ・ミリツェワ
青い鳥:アンドレイ・マスロボエフ
宝石の精 ダイヤモンド:オリガ・ステパノワ
宝石の精 サファイア:エルビラ・ハビブリナ
宝石の精 金:エレーナ・コチュビラ
宝石の精 銀:ユリア・カミロワ
白い猫:アレクサンドラ・ラトゥースカヤ
長靴をはいた猫:アレクセイ・クズネツォフ
赤頭巾ちゃん:ナタリア・リィーコワ
狼:ニコライ・コリパエフ
ファランドール:アレクサンドラ・ラトゥースカヤ、ラシッド・マミン

子供たち:高木淑子バレエスクール

指揮:アンドレイ・アニハーノフ
管弦楽:レニングラード国立歌劇場管弦楽団
コメント (3)
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福岡サバンナでユダ・ユダ親子

2008年01月06日 | 劇団四季
今年初の遠征は博多になるでしょう。
今日はマールイの「眠り」@国際フォーラムA。
入場前の12時にビックのDSステーションでキャストチェック。

ふっ・・・
やはり・・・

心の準備ができていたので
パニックにならずにすみました。
準備ができてなかったらバレエどころじゃなかっただろうなあ。
ま、その場合はキャストチェックもしないけどさ。

早くても19日になっちゃうんだよねえ。
2週目ぐらいまではいるよね。
もっといるかなあ。
ビーストとはしごできるぐらいまでいてくれたら嬉しいな。


【1/7追記】
浮かれて上記を書いてしまいましたが、
1月中は様子見しようかと思います。
東京に来る可能性もあるんだし、
来なければ博多にずっとだろうし、
慌てることはないんだよね。
ちょっと我慢します。
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