きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「コッペリア」吉田都&イアン・マッケイ/英国バーミンガム・ロイヤル・バレエ団

2008年01月15日 | バレエ・ダンス
都ちゃんが可愛かった!
本当に少女のよう。
恋人に対する怒り方も可愛い。
ちょこちょことする演技も可愛い。
なにもかも可愛いのだ。
まるで台詞が聞こえてきそう。
可愛いけど、強気。
(そこが可愛いのだ)
踊りは柔らかく軽やか。
でも軸は安定していて強い。
3幕のバリエーションがもう一種類あると
なお良かったな。

マッケイは、踊りはちょっとお疲れかな。
やや軸がブレ気味だし、
パ・ド・ドゥのアダージオ終わりの「横に抱えリフト」が
ちょっと危なかったかも。
でもでも演技は楽しい。
もーーーー、女好きでさー、すぐ目移りしちゃうんだけどさー、
なんとなく憎めないんだよねー。
(このフランツ、結婚してもすぐ浮気しそうだ)

そして、コッペリウス博士のオヘアですよ。
マイケル・オヘア。
都ちゃんを除けば、ほぼ唯一の前回公演で見た人。
オヘアさんのどっちかは王子系だと思ったけど、
こっちだっけ、どっちだっけ。
いずれにしても、今日のオヘアは、愛すべきじーちゃん。
マッド・サイエンティスト、、、に見えるけど
実はロマンチストなエンジニアか?
最後はハッピーで良かったね。
(ちなみに私が初めてナマで見た「コッペリア」はピーター・ライト版。
 次がプティ版でした。なんという落差!)

音楽が、どことなくのんびりとしているし、
主な群舞もマズルカとチャルダッシュなので
目くじら立てて揃えるより迫力で勝負!だし、
肩の力を抜いて見られて楽しかった。
(ポワントの紐がほどけた人がいたけど
 うまく撤収して再登場できたし)

鐘の前にいた老人はガンダルフか?


NBS公式本日のキャストでは(少なくとも1/16までは)
 音楽:レオ・ドリーブ
 振付:マリウス・プティパ、エンリコ・チェケッティ
     ピーター・ライト
 装置・衣裳:ピーター・ライト
 照明:ピーター・ファーマー 、ピーター・ティーゲン
に、なっていますが、
プログラムと会場で配られたキャスト表では
 振付:マリウス・プティパ、エンリコ・チェケッティ、ピーター・ライト
 演出:ピーター・ライト
 装置・衣装:ピーター・ファーマー
 照明:ピーター・ティーゲン
です。
ピーターさんが多いから、HP更新の業者さんが間違えちゃったのね。


スワニルダ:吉田都
フランツ:イアン・マッケイ
コッペリウス博士:マイケル・オヘア

スワニルダの友人:
 ナターシャ・オウトレッド、ヴィクトリア・マール、ジャオ・レイ、
 平田桃子、アランチャ・バゼルガ、ジェンナ・ロバーツ
市長:ジョナサン・ペイン
宿屋の主人:ロリー・マッケイ
コッペリア(人形):ソニア・アギラー
ジプシー:シルヴィア・ヒメネス
マズルカ、チャルダッシュ:
 サマラ・ダウンズ、アニーク・ソーブロイ、
 ジェームズ・グランディ、スティーヴン・モンティース

東洋の人形:クリステン・マギャリティ
スペインの人形:セリーヌ・ギッテンス
スコットランドの人形:アーロン・ロビソン
兵士の人形:ジェームズ・バートン、ナサナエル・スケルトン

公爵:トム・ロジャース
側近:ナサナエル・スケルトン
鐘の儀式
時の踊り:英国バーミンガム・ロイヤル・バレエ団
暁:ジャオ・レイ
祈り:ナターシャ・オウトレッド
仕事:
 キャリー・ロバーツ、クリステン・マギャリティ、
 アニーク・ソーブロイ、アランチャ・バゼルガ、
 セリーヌ・ギッテンス、ディアンヌ・グレイ、
 サマラ・ダウンズ、ローラ=ジェーン・ギブソン
婚約:平田桃子、ジョナサン・カグイオア
闘い:
 山本康介
 ファーガス・キャンベル、アーロン・ロビソン、
 ヴァレンティン・オロヴャニコフ、ロバート・グラヴノー、
 マティアス・ディングマン、ジェームズ・バートン、
 キット・ホルダー、リチャード・スミス
平和:吉田都、イアン・マッケイ

指揮:ポール・マーフィー
演奏:東京ニューシティ管弦楽団

協力: 東京バレエ団、東京バレエ学校
コメント (2)
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