きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「ニジンスキーの伝説(キャストB)」東京バレエ団

2007年09月15日 | バレエ・ダンス
開演前に佐々木氏登場。
マラーホフが降板、
代役を見つけるのがとっても大変だったけど
いいメンバーになったと思う、と自画自賛。
相変わらず、グダグダな喋り。
事前に紙に書くとかしたらどうだろう。
客へのお詫びなら、なおさら。
なんてことを思っていたら、
マラーホフが一言ご挨拶をしたい、とか。
え?さっき、「9月いっぱいは飛行機に乗っちゃダメと
ドクターストップがかかり」とか言ってなかった?
ここで出すならそんなことを言わなきゃいいのに。
そんなことを考えていると
マラーホフが登場。
ゆったりとした歩き方。
家で寝てろよ!
しかし、兵庫ではトークショーがあるようだし、
営業部長としてはお仕事を休めなかったんだね。
挨拶自体は、ありきたり。(英語・通訳付き)
 ・踊れなくてごめん。
 ・代役のみんな、ありがとう。
 ・「贈り物」には出るからね!
マラーホフ・ファンは嬉しいのかなあ。
膝への負担を減らすためにも
日本に来るのなら、兵庫へ直接行って、
ゆっくりした方がいいと思ったよ。


「レ・シルフィード」
プレリュード:吉岡美佳
詩人:フリーデマン・フォーゲル
ワルツ:長谷川智佳子
マズルカ:田中結子
コリフェ:高木綾、奈良春夏

前回は完走したけど、今回はちょっと寝た。
ごめんなさい。
満腹で見ちゃいけない演目だったわ。
前回の木村さんについては
相当、ファンの欲目で見ていたようだと気付きました。
木村さんが、かなり神経を使ってた部分を
フォーゲル君は、なんなく、自然な動きにしていました。
こういうものなんだなあ。
「ジゼル」の時は
フォーゲル君のあっさり演技が物足りなかったけど
この作品には、そういった「あっさり」が合っていた。
夢見る詩人だったよ。
美佳さんのシルフィードも美しかった。
幸せそうな雰囲気で、二人の相性は良かったみたい。


「薔薇の精」
薔薇:大嶋正樹
少女:高村順子

大嶋君は、マチアス君を見た後だと、ちょっとキツい。
オペラグラスで覗くと、
なかなかナルシスティックな表情でいいんだけど、
いかんせん、身長とか、腕の長さとか
いろいろ厳しい面が見えてしまう。
マラーホフが出演していたら、
もっとキツかったのかなあ。
高村さんは可愛かった


「牧神の午後」
牧神:シャルル・ジュド
ニンフ:井脇幸江

美しい
ジュド様は本当に美しい。
牧神が横向きに腕を伸ばし
ニンフがその腕の中に入る。
牧神に見つめられたニンフは
だんだん身体が崩れていく。
見ているコチラも、
ジュドの視線に焼かれるようだった。
クラクラ来たよ。


「ペトルーシュカ」
ペトルーシュカ:中島周
バレリーナ:小出領子
ムーア人:平野玲
シャルラタン:高岸直樹

これまたねえ。
イレールを見た後だとねえ。
中島くんは、まだまだ「振付を踊っている」段階。
ペトルーシュカそのもの、には、まだ遠い。
仕方がないんだけど。
小出さんは可愛かった。
ムーア人は後藤君降板で平野さんだったけど
会場に貼ったキャスト表の告知だけ。
アナウンスもして。


キャストAで見ちゃうと
かなり厳しいキャストBでした。
東バファンだけど、それでもAB同じ価格は
どうかと思うわ。仕方がないけど。
コメント
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