きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「イノセント」

2007年09月22日 | 映画
ヴィスコンティ最後の作品。
自分勝手な男は、これだけを見たら楽しめたのかな。
その前にも自分勝手な人達を描いた映画を見ちゃったから
ちょっとお腹一杯担っちゃった。
画面は豪華絢爛。
あれかなあ。
「山猫」のランカスター&ドロン、
「ルートヴィヒ」のヘルムート・バーガー、
に比べると、ジャンニーニが弱いのかなあ。
ハンサムなウィリアム・H・メイシーに見えちゃったのが
マズかったのか。
「山猫」を、もう一度みたい気がする。
「ルートヴィヒ」はビデオでしか見ていないので
スクリーンで見たい気もするんだけど
長いからねえ。挑戦する勇気が出ないのよ。



「タロット殺人事件」の予告を見た。
スカーレット・ヨハンソンが眼鏡っ子だった。
お色気の後は、眼鏡のダサダサ女学生。
狙いすぎだなー。
ヒュー・ジャックマンがセレブな貴族ってのも
どうか思うけど、
ウッディ・アレンだからな。わざと狙っているんだよね。
(と信じたい)
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「厨房で逢いましょう」

2007年09月22日 | 映画
墓参りが昼前に終わっちゃったので
16時開映の映画までの時間潰しを兼ねて見たのですが・・・。

料理モノの仏映画だと思ったら、
料理はあっても、独映画だった。
驚異のタダ食い女
表(店)のコースは300ユーロ
(現在のレートだと5万円弱)の料理を作るシェフの元へ
毎週通い、厨房で彼の作る料理を(無料で)食べさせてもらう。
「友人」として。
でも、その「友人」だって、押しかけだったし。
そう、2ちゃんで言うところの押しかけ厨だ。
おまけに、浮気を疑った彼女の旦那は
店のワインセラー内のワインを全部叩き壊し
結局、シェフは閉店に追い込まれる。
さらなる悲劇がシェフに追い打ち。
いくら
「料理が介在して、男女の仲が深まる」
を描きたいっても。
あまりにもシェフが気の毒すぎる。
フランス人の「愛」もわからんが、
ドイツ人の「愛」は、もっとわからんかった。
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