きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「エビータ」劇団四季(京都 2回目)

2007年07月20日 | 劇団四季
へーい。
そんなわけで京都エビータ2回目です。
日曜日に見たのに金曜日にも見る。
どうかしている私です。

1幕のキヨミチのマイクは、ちょっと調子が悪かったような。
大きい声で歌うと、ちょっとボヤボヤしちゃうの。
特に下手側で歌うと顕著。
普通の台詞の時はそんなに感じないんだけど。
あ~、お願いーーーっ、下手に行かないでーー!と
心の中で叫んでみても、それは無理な相談よねえ、と。
2幕になってかなり改善されましたが、
それでも、時々金属っぽい音になってました。
(私が座った席の音響が悪かっただけなのかな???)
他の人は大丈夫。
せっかく来てこれかい!と思うより先に
いつもドキドキで気になって、
眠らずにすんだことが、ちょっとありがたかったりして。
チャリティ・コンサート→ミストレス以外は
起きてたぞ!

んで。チェです。
この前は後世の語り部だったけど
今日は「猿芝居」の観客みたい。
ますますエバとの距離が離れていく。
のは、
私は芝居から「キヨミチ」を切り取って見ているせいなのか、どうなのか。
宝塚観劇で作動する抽出機能がキヨミチに適用されているのかな。

「チェのワルツ」における二人の力関係。
05年2月の時は、チェ>>>エバで
「なんで近くしか見られないんだ!」
「あたしだって、できることはやってるんだし・・・」
大声のチェに、小声で反論のエバ。

06年夏はチェ=エバ
「自分が正しいと思うのか」
「理想だけで食べていけると思うの?」
二人は対等。

そして今回は、チェとエバは同じ所には存在していないみたい。
私の人生に
口を挟まないでっ!

「・・・・・・・」
高らかに叫ぶエバを、彼女とは違う場所で見ているみたい。

チェとの力関係が変わり、
エバを囲む渋谷さんも内田さんも初役ということもあり
エバほどのインパクトはない。
まるですべてが、エバの付属品のようだ。
それはそれで「エバ・ペロンの物語」になっているのかしら?

井上さんは迫力増し。
高音も低音も綺麗に出ています。

渋谷さんは、やっぱり弱い。
「ペロンの歌」を歌っている渋谷さんであり
ペロンではない。
内田さんは、かなり慣れてきたのかな。
タンゴ歌手というよりは、
ドサ回りの演歌歌手って雰囲気なんだけど(ごめんなさい)
自分だけは、自分を「売れている歌手」と思う
妙な自信はうまく出ていると思います。
その妙な自信は、もうちょっと推し進めれば
簡単に「野心」にスイッチングできると思うので
やっぱ、内田さんのペロンを見たいなあ。
「うらぶれた感」がある渋谷さんがマガの方が
絶対合うのになあ。

チェにカクテル作成は無し。
男女とも緑の瓶から酒を注ぐのみ。
それから白い布巾をたたみ、グラスを拭き拭き。
その布巾で机も拭いちゃった!

チェ〆。
3回目くらいのカーテンコール、
他の出演者が左右に捌け
チェだけ舞台中央億に残る。
(1)両手とも腰にあて、おどけた表情でやや肩をすくめる。
(2)右手を左胸にあて、軽く頭を下げる
(1,2、逆の可能性有り)
(3)1階客席後方辺りを左手で指差し
(4)右手こぶしを振り上げる

えーと、あとね。
左鎖骨当たり、襟とスカーフの隙間から素肌が見えて
ちょっとドキドキしたよ。
モジャ度は相変わらず。

ま、とりあえず。
明日発表になる卓治の予定で
大阪遠征の予定も立てなきゃね。
オルゴールコンプなるか?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする