きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「眠れる森の美女」ローリンズ&カラン/オーストラリア・バレエ団

2007年07月17日 | バレエ・ダンス
「白鳥」は面白かったけど、「眠り」はダメだったなあ。
変化球は1個でいい。
2つ続くと王道を観たくなる。
これなら、薔薇で埋め尽くされたマラーホフ版の方が好き。

もともと、総タイツのオンパレードは好きじゃないし。
3階席からだと、ものすごく見分けがつきにくい。
どれがリラなんだか、いらん集中力を使わなければならない。

最大のアレは、、、
私の事前の予備知識がマズいのかもしれないけれど
春の妖精と冬の妖精の対立、と思えた部分。
でも、オーロラは成長しているんだし。
ちゃんと季節は巡っているでしょ。
レオン君のお内裏様のように、
「桜の季節が来ないように!」というのならわかるけど。
カラボスの呪いは長期戦だったのか?
16巡の季節の先なのか?
最後も勿体ぶってカラボスが出てくるけど
季節は、時間は、やってくるものだしね。
常春の国を冬の妖精が乗っ取ろうと思っているのなら
わかるんだけどね。

踊りも少々忙しないかな。
もうちょっとゆったりな部分があっても良いと思う。
美術も、単体で観れば好きな方だけど、
「眠り」か?と言われると疑問だな。
子供っぽい、って言われても、マールイぐらいが丁度良いなあ。

ローリンズは可愛らしかった。
2幕でカラボスをぶん殴るところが強気で良かった。
華やかなのか、どうなのか。
この演出だから目立たないのかもしれないし。

カランは、まあ、普通。

王子の弟も出てきて。
麗しい兄弟愛?と思っていたら
3幕の宝石の男性ソロ要員だった。
彼が2幕でカラボスと向かい合ったとき
♪見せてあげるーわー 私のこーこーろ~~
と勝手にアテレコしちゃいました。
カラボスの氷の心を溶かすのかと、期待したんだけどなあ。

うん、そういった意味では、
全体的な美術が、「くるみ」に加え、
「雪の女王」を連想させた。
それでますます頭が混乱したのかもなあ。

4人の王子の衣装が素敵だった。
1人ウルトラマンっぽい人がいたけど。
ガンガン踊るバージョンだった。



オーロラ:レイチェル・ローリンズ
フロリムント王子:ロバート・カラン
フロレスタン王子:ケヴィン・ジャクソン
王:フランク・レオ
女王:キスメット・ボーン
カタラブット(式典長):コリン・ピアズレー
宮廷の看護婦:ソフィー・フレッチャー
看護婦:カミラ・ヴァーゴティス、ジュリエット・バーネット、
ナタリー・ヒル、ジーナ・ブレシャニーニ
リラの精:ダニエル・ロウ
カナリヤの精:レアンヌ・ストイメノフ
地の精:久保田美和子
空気の精:ラナ・ジョーンズ
水の精:アンバー・スコット
火の精:ゲイリーン・カンマーフィールド
リラの精の騎士:アダム・ブル、ポール・ノブロック
青い鳥:ニエル・ゴーディエロ
二人のイワン:レミ・ヴェルトマイヤー、ツゥ・チャオ・チョウ
ジンジャー・キャット:ベン・デイヴィス
白い猫:ナターシャ・クセン
人形:ジェシカ・トンプソン、ブルック・ロケット、本坊怜子、ダナ・スティーヴンセン
彫像:ルーク・インガム、ティモシー・ファラー、
ゲンナーディ・クーチン、ジョン=ポール・イダシャク
カラボス:オリヴィア・ベル
四人の冬の精:ロビン・ヘンドリックス、ジェーン・カッソン、
ステファニー・ウィリアムス、フランシス・マーフィー
フクロウ:シモーヌ・プルガ
カラボスの騎士:藤野暢央、マシュー・ドネリー
四人の王子:トリスタン・メッセージ、アダム・スーロウ、
ルーク・インガム、アンドリュー・キリアン
オーロラの友人:カミラ・ヴァーゴティス、ジュリエット・バーネット、
ナタリー・ヒル、ジーナ・ブレシャニーニ
男爵夫人:ジェーン・カッソン

トピアリ-、廷臣、妖精、衛兵、
侯爵夫人、女中、トロール、子鬼:オーストラリア・バレエ団

指揮:ニコレット・フレイヨン
演奏:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
協力:東京バレエ学校
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京都に行きたい

2007年07月17日 | 劇団四季
 
 
 
キヨミチを見たい・・・ 
 
 
 
 
コメント (3)
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あれから3年ちょっと

2007年07月17日 | 宝塚(専科、スケジュール、雑談等)
鳥原如未ちゃんがエビータにキャスティングされました。
めでたい!!
リカちゃんが特出した「アプローズ・タカラヅカ」で気になった歌手で、
その後わりとすぐに退団しちゃって、
ちょっと寂しくって、
でも四季に入って、
私が見に行く演目にアンサンブルで入ってくれて、
全国ツアー公演などでは主役に入って(私は観てないけど)
いよいよタイトルロールですよ。
私は四季を集中的に観だしたのはわりと最近のことなので
宝塚の現役時代を知っている子が
ウェーバー作品の主役にキャスティングされるのは初めてで
もう、嬉しくてたまりませんわ。
勝手な推測ですが、
全国ツアーからタイトルロールじゃないかと思っていますので
相模原公演のチケットを取ろうか、
前向きに考えています。

えーと、余談ながら。
鳥原如未ちゃんの宝塚時代知りたい方は、
「鳥原如未 宝塚」で検索するより
在団中の芸名「七星きら」で検索する方が
ヒットするのではないでしょうか。たぶん。
私は当時は別の組を熱狂的に見ていたので
きらちゃんは歌がうまい、とか、歌声が綺麗とか
そんな印象があるだけです。

それで、まあ、懐かしく思って
「アプローズ・タカラヅカ」など見返しまして。
私の好きな場面の音声は
著作権の都合で市販版DVDではカットされているので
BS放映分を見ます。
正確な場面名は忘れたけれど、
アサコがせり上がってくる「キラーK」の場面が大好きなのです。
演出は齋藤君。
ここをしみじみ見ていましたら、、、(登場順)
 ・アサコ→組替えで月組トップ
 ・キホちゃん→退団、リカちゃんと同じ事務所へ
 ・彩音ちゃん→娘1就任
 ・蘭とむ→組替えで宙組2番手
 ・オサ→今年退団
 ・ユミコ→組替えで雪組2番手
 ・きらちゃん→退団後四季へ
 ・あすかちゃん→組替えで星組娘1
この場面にはいないけど、当時の娘1のふーちゃんも退団だし。
たった3年でも、面子はすごく変わるんですねえ。
しみじみ。

いや、ただそれだけなんだけどね。


と、書いた後に調べてみたら
きらちゃんは06年2月12日退団だった。
わりと最近なのねー。
もう時間の流れがわからんですー。
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