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きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

ダンスオペラ「UZME」

2005年09月11日 | バレエ・ダンス
 古事記の「天の岩戸」伝説を、ダンスと歌と朗読で表現、とでもいうのでしょうか。出演はアマノウズメ:白河直子、サルタヒコ:新上裕也、アマテラス:麻実れい、そして、ルジマトフはスサノオです(プログラムを買っていないので、役名表記は違うかも)。麻実さんは金ピカのドレス(檀きっきのアムネリスさまのよう)を着て歌担当。他はダンスです。

 古事記の朗読から始まり、アマテラスの苦悩(私は人々を照らすけど、私を照らす者はいない)、スサノオの狼藉によりアマテラスは隠れ、アマテラスを呼び出すために、アマノウズメとサルタヒコが踊る。捻りは殆ど無く、古事記そのままのストーリーです。公演HP等ではイロイロ御託が描いてありましたが、モトネタを大きく逸脱するほどではありません。多分。途中でちょっと寝たので、あまり自信はありませんが。

 さて、結果から言うと、あんまり面白くありませんでした。白い衣装をヒラヒラさせるコンテンポラリー系のダンスがもともとあんまり好きじゃないとか、朗読のテンポが悪いし聞き取りづらいとか、いろいろ理由はありますが、一番の原因は、演出家(手塚眞)の力不足かなあ、と。ストーリーとか舞台美術とかが、大きすぎるハコに対して、あまりにも貧弱。TVや、劇場でもバウホールぐらいの大きさなら、もっと映えたかもしれないけれど、愛知県芸術劇場で「見せる」には、あまりにも内容が薄すぎる。音楽と踊りと舞台美術が、全然融合していない。舞台の使い方を良く知らない人が、頭だけでイロイロ考えては見たけども、実際に舞台に乗っけてみたら、全然つまらない話になってしまった、ってカンジ。音楽のセンスも良くない。アマテラスの歌は中島みゆき系だよなあ。他の、既存の曲の使い方もダメダメよ。これなら齋藤君が作る方が絶対面白いって。キムシンはアレだけど(笑)あ、みゆきの「夜会」でも「アマテラス」ネタはあったなあ。「金環食」。

 とにかく、もともとの話(脚本)が薄っぺらいので、出演者の努力だけではどうにもなりません。その結果、ルジの、身体能力を含めたスキルが突出しすぎてしまったというのかなあ。内容が無い状態では、ルジの肉体の「力」だけが、舞台に存在してしまった、そんなふうに感じました。白河さんや新上さんは、モチロン素晴らしいダンサーではありますが、それにしても、ルジのオーラは桁違い。手塚さんを含め、制作スタッフはルジを料理し切れませんでしたね。ダンサーの努力(駄作でも魅力的な作品にさせる)が足りないんではなく、あくまでも、もとネタの力不足。

 振付自体は笠井さんなので、ルジの身体には合っていました。下手側だったので、ルジの肉体自体は堪能できて良かったです。白いシャツが色っぽい~~。麻実さん(=歌声は男役ぽかったわ~)との並びも個人的にはウハウハ。とりあえず行っておいて良かったです。もうちょっと内容があればな~~。
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名古屋行き

2005年09月11日 | 旅行(お散歩・遠征含む)
名古屋限定公演の「UZME」に
ルジマトフが出るっていうんで
行くことにしました、9月の名古屋。
名古屋は今年4回目。
前3回は中日劇場星組公演、リカコン、卓治のライブ。

ついでなので地球博に行くことにした。
名古屋駅からバス。
会場着は11時半頃。

とにかく、ものすごい、人、人、人。

「『ミート・ザ・ワールド(スモールじゃないよ!)』でさえ1時間待ちのTDL」
ぐらいの混み方と言えばわかってくれる人もいるでしょう。
アジア系エリアも満遍なく人混み。
ネパール館に、ただ入場するだけでも列があるのよ。
カレーなど、食料を出すパビリオンは激混み。
身動きが取れませ~ん。
中央アジア共同館は、カザフスタン、キルギスタン、ウズベキスタンの
三国共同パビリオン。

ルジの生まれ故郷よ。
その後、ゴンドラに乗って、ヨーロッパ系エリアへ。

アジア系エリアは、まだまだ人が少なかったよ、
と思うくらいの混み方。
イタリア館(入場するだけでも20分以上並びました)で
「踊る人」を見て、早々の撤退を決意しました。
結局15時には会場を出ました。
 
10日は栄のホテルに宿泊。
 
11日。
今日は「ゾロリ」からテレ朝を見る。
「響鬼」が終わったところで名古屋ピカデリーへ。
「チャーリーとチョコレート工場」を見る。
事前に聞いていたとおり、音が時々切れる映画館でした。

12時過ぎ。長野から来た友人と合流。
タカシマヤ内で昼食、と思ったら、どこも満員。
名古屋マリオットアソシアホテルの日本料理屋に行く。
四季点心は¥3,500ポッキリ。
 
時間が押してきたので、
名古屋駅からタクシーで劇場へ。
と思ったら、運転手さんは劇場は知らない。
隣のランドマーク「オアシス21」も知らない、とな。
ブチ切れる。
栄の三越はわかると言うんで、
そこまで行ってもらった後、
友人が方向を指示。

終演後は、Macのお店でiPodを見たり、
フォートナム&メイソンで紅茶を飲んだり。
仕上げは「風来坊」。

やまちゃんもいいけど、こっちもウマイよ!

19:47の新幹線で帰京。22:30過ぎ帰宅。
 
 
余談ですが。
選挙は先週、不在者投票をしましたYO!!
自分が参加しないと選挙速報が楽しめないでSYO!!
・・・と思っていたんだけど
帰宅したときには、すでに「自民圧勝」の文字が・・・。
面白さ半減。ちぇっ!
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「チャーリーとチョコレート工場」

2005年09月11日 | 映画
すごいです、ティム・バートン&ジョニー様。
この二人が揃った映画は最高に面白い!

ティム・バートンの美術面でのセンスって
やっぱ好きだわ。
雪の降る街、
チャーリーの傾いた家、
チョコレート工場内部、
特に「チョコレートの滝」のあたりの色合い、
ウンパ・ルンパの踊り、衣装。
どれをとっても、「映画」ならではの「絵」。
これを考えて、実現できるのって
素晴らしすぎる。
そして、しばしば入る「毒」。
これが他の監督なら、後味が悪くなるかも。
いろいろと元に戻らない、とかのあたり。
それが、「悪趣味」と「クスッと笑う」の間の、
ギリギリ「クスッと笑う」寄りになっているのが
いいのよね。
「2001年宇宙の旅」のパロディは
原作の小説にもあるのかな。(無いか)
私は大笑いしたんだけど、
他に笑ってくれる人がいなくて寂しかったわ。
(「サイコ」など、他にも「ネタ有り」)
エレベータは「どこでもドア」みたいなもの?
あれに乗りたい、と、子供は絶対思うハズ。
勿論、大人もそう思うよ!

ジョニー様も、本当に演技なのか?
と、思うくらい。
ものすごくナチュラルに「ウォンカさん」が
存在していました。
緑がかった白塗りの顔、オレンジのおかっぱ頭、
どれもが似合っている。
なんでこんなに似合うのか。

ウォンカさんや、他の4組の親子に対して
チャーリーとその家族の優しさ、暖かさに、
ちょっと泣けます。
貧乏でも家族が仲良ければ、
そんなこと、理想論で、
なかなかその通りにはいきません。
でもチャーリー一家は、
その他の一家より確かに幸福であると
画面から伝わってきます。
こういうところは好きだな~。

そして、クリストファー・リーが
わりと普通の人物で登場しています。
珍しい。
この辺の親子関係も泣けますよ。

ラストも良いです。
みんな幸せ。
童話の世界の中のように
「ずっと幸せに暮らしましたとさ。おしまい。」
で、終わるのよ。
ナレーションも誰だったか
ようやくそこでわかったし。
本当にティム・バートンは
計算とナチュラルの混ぜ合わせが
ものすごくウマイよね~。
 
そうそう、チョコレート販売場面。
東京の歌舞伎町あたりも映りました。
(東京大飯店の看板があった気がする)
店を覗き込んでいる子供達は
あきらかに日本人ではないのですが(笑)
チョコレートのパッケージが
ちゃんと日本語になっていました。
芸が細かい。
映画館などで、物販として売ってくれたら
買うのにな~~。
東京の後がマラケシュで
ちょっとウケました。個人的に。

原作の小説はこちら
チョコレート工場の秘密
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今週の響鬼(第31話「超える父」)

2005年09月11日 | 響鬼ネタを含む話
・提供読みは今日も松田さん

・弦師弟出番無し

・先週最後の京介の呟き「父さん・・・」は
 (1)(死んだ)京介の父が鬼だったのか?
 (2)ヒビキさんに隠し子がいたのか?
 など、いろいろな説が出ましたが、お父さんは消防官でしたね。
 火に立ち向かっていくところで思い出したのでしょうが、
 全然、
 関係ないじゃん

 と、思ったのは、わたしだけ?
 河童相手でも、お父さんのことを思い出したのでしょうか?

・明日夢くんの両親の離婚理由。
 確かに大人にならないとわからないだろうなあ。

・明日夢くん、なんて言って、夜にヒビキさんを呼び出したんだろう。
 行っちゃうヒビキさんもヒビキさんだわよ。

・風邪を引いている人が寝ている部屋で団子を詰めてはいけません。
 不衛生だよね。

・今日も不器用なヒビキさん。
 「普段はドジだけど、変身したら・・・」って、魔女ッ(ry
 可愛いけど。

・「ヒビキ」って、むやみやたらに言っちゃイケナイよ。
 日高さん、トボけなきゃ。

・勝負しろって、京介よ。子供のクセに、なにを言っているんだか。
 ヒビキさん、さっさとシメちゃってください。

・明日夢くん父の周辺の人、個人情報漏らしすぎ。

・京介の乗ったタクシーの運転手は、鬼のヒビキさんを見ているハズだ。

・この時、イブキさんはどこへ?

・離婚しても、相手に惚れたことを後悔していないお母さんはステキだ。

・次回予告。布施氏が演説(歌っている?)のは、どういう設定なんだ?
 会議だと思ったけど、画面端の方には茶碗があるよ。
 戸田山、ヒビキさんはわかったけど、ザンキさんがいない?
 それとも、ヒビキさんより前(舞台寄り)にいる?
 ↑ヒビキさんより上座よね。

・後ろの提供読みのところでザンキさん登場。
 (見てなかったら、友人が教えてくれたよ。ありがとう!!)
 来週は出るのね。うふ。
 戸田山が新しい武器を持っている???

・布施さんの歌が音撃になるって、ネタだと思ったけど
 本当のことだったのか。
 先日、内野氏のボイス・トレーナーがタニにつけば
 彼女の歌もうまくなるハズ。
 けど、歌がうまくなったら魔化魎を倒せないよ!
 と、友人と話していたところでした。
 タニの歌は、武器になるよね~。
 ルーア神父の歌(録音)で、洋館夫婦も一撃だ!
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